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ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 ウィーン・ムジークフェラインザール弦楽四重奏団

本格的に寒いです。
四国はこれから寒さが本番。2月上旬までの1カ月続きます。
仕事は一山越えて、また今日からコツコツ準備をしております。3月末までが激務であります。
でもクラシック音楽は聴くんです。仕事と趣味は別。どんなに忙しくたって、趣味に走ってしまう。いやいや忙しいからこそ趣味の世界に。
ありゃ?暇なときはもちろんクラシック音楽を聴いているのだから、別に忙しさとは関係ないか。ガハハ。

寒くなったので部屋を暖めて、今日は室内楽を。モゾモゾ聴きましょう。

ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第1番 ヘ長調 作品18の1.
ウィーン・ムジークフェラインザール弦楽四重奏団の演奏。
1990年1月、ウィーンのショッテンシュティフト、フェストザールでの録音。
タワーレコードが発売している8枚組6000円の全集から。
ポツポツ聴き始めておりますが、これは「買い」ですぞ(^-^)。

残響のとても豊かな録音で、非常にふっくらとした音楽になっている。若いベートーヴェンのとげとげしさ、荒々しさが幾分緩和されている感じ。
キュッヘルの第一ヴァイオリンは緩急自在。ときに鋭い踏み込みがあり、また得も言われぬ優美な音で、聴き手を愛撫するように弾くときもある。名手だなぁと思う。

そして、アンサンブルの中にきちんと収まっているのは、やはりこの人、ソリストではなくオーケストラの人だと思う。コンサートマスターらしいリードであり、気配りだと思う。

ヴィオラの音も実にしっとりとしていて心地よいし、チェロが奥ゆかしく深々とした響きで好ましい。残響が良いのも実にイイ。

第1楽章は青年ベートーヴェンの快活さ。速度はアレグロ・コン・ブリオ。ベートーヴェン得意の速度記号を、4人が溌剌と弾いてゆく。

第2楽章はアダージョ。悲哀の歌。旋律が息長く歌われて、よく伸びてゆく。4人の音がよく融け合って、とても綺麗。

第3楽章は活発なスケルツォ。緊密なアンサンブルを聴かせてくれる。よく合わせている、というより、4人の鼓動・拍動がピッタリ合っている感じ。休止符の直前、音がフッと消えてゆくところまでよく合って美しい。

終楽章、ここでも4人の対話が美しい。ベートーヴェンなので、それほど旋律美が際だつことはないのだが、4つの楽器の交わす会話が大変自然で、聴いていて楽しい。微笑みながら、ウィットに富んだ会話を楽しんでいる感じ。柔らかく、穏やかで、よく聴いているとテクニックがバツグンで、でも技巧が前面に出ることはなく、あくまでも上品に、慎み深いほどであって・・・・・。

こんな感じで、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を全曲楽しめるのであれば、このセットは、やはり「買い」だと思いますな。




AUTHOR: narkejp EMAIL: narkejp@netscape.net URL: http://blog.goo.ne.jp/narkejp/ DATE: 01/12/2007 21:41:28 作品18の1、この曲もいいですね。若いベートーヴェンの魅力がいっぱいの音楽だと思います。さっそうとウィーンにデビューしたベートーヴェンの自負が感じられるようです。私はスメタナ四重奏団で聞いていますが、カセットテープで通勤の音楽を楽しんでいた30代のときには、交響曲第1番とピアノ協奏曲第1番とこの曲を編集して、Young Beethovenと題して楽しんでいました。今なら、CD-Rでしょうか。「晩年のベートーヴェン」特集は運転がかなり辛そうです(^_^;)>poripori
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コメント

こんにちは。御無沙汰しておりました......今更ですが今年もどうぞ宜しく。

 このセット、買われたのですね~
 ウィーンムジークフェラインSQ、言葉の取り交わしをしているような、密な演奏をしますよね。必要十分なコミュニケーション。濃いというのとも違うし。


>narkejp 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
「Young Beethoven」、エエですね。交響曲第1番もピアノ協奏曲の第1番も颯爽爽快快適な音楽ですものね。通勤にはイイですよね。
若い頃の血気盛んなベートーヴェン、ボクは好きです。まだ、中期ほど説教臭くないのがイイです。
晩年のベートーヴェンは、まだよく分かりません。弦楽四重奏曲などすごくイイと世評高いですが、僕にはまだ理解しにくいです・・・・(^^ゞ。
いつもお世話になります。ありがとうございました。

>shibera 様
おはようございます。いつもお世話になります。
「イエスタデイ」・・・そうでした。きっと僕も初めて聴いた弦楽四重奏は、ビートルズだったでしょう。懐かしいですね。
我が家にもアルバン・ベルクSQのCD全集があります。少し音が痩せているかなと思います。編成が小さいので、豊かな残響・イイ録音で聴きたいものです。
ウェストミンスター盤の話、いいですね。昔はそうでした。室内楽のLP、数は多くなかったですものね。CDになってから増えたのでした。
しかし、それにしても6000円でベートーヴェンの生涯の名作群が全部聴けてしまう・・・・有り難いものです。

>Verdi 様
おはようございます。コメント感謝です。
本年もよろしくお願いします。
このセット、6000円は安いです。音もイイですし、とても聴きやすく思いました。眉間に皺を寄せて聴かずにすむような、ベートーヴェン全集と思いました。
親密な会話・・・おっしゃるとおりだと思います。
それに、改めてライナー・キュッヘルは、いい奏者だと思いました。

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