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ストラヴィンスキーの組曲「プルチネルラ」 マリナー/アカデミー室内管弦楽団

ストラヴィンスキーは苦手な作曲家でありました。

学生時代、クラシック音楽を聴き始めた頃、同じくクラシック音楽好きの友人が盛んにストラヴィンスキーがイイと褒めておりまして、是非聴けと云いました。
聴くなら何がイイかなと訊ねると、答えは断然「春の祭典」だと。

なるほど、そんな名作なのかと、早速聴いてみたところ、ちっとも分からない、面白くない。騒々しいだけの、ビートの音楽。
僕は当時、パッヘルベルのカノンやアルビノーニのアダージョ、バッハのG線上のアリアやヴィヴァルディの「四季」など、典型的な入門音楽を好んでいた初心者であって、いきなりストラヴィンスキーはキツかった。「春の祭典」なんか、分かるはずがない。無茶な話でありました。クラシック音楽を聴き始める前は、2人だった頃のオフコースやかぐや姫、風とかね、抒情派フォークと呼ばれる、メロディの綺麗な音楽を好んでいたのに。

だから、初心者に「ハルサイ」を勧めちゃイケナイ。
(ロックに親しんでいる人なら、構わないような気もするが・・・)

今思うと、「ハルサイ」流行の時代だったんですな。1970年代から80年代初頭は、次から次へ「春の祭典」が録音されておりました。毎月のように新譜が出たし、そのたびに録音が素晴らしいと賞賛され、ちょうどオーディオ・ブーム最高潮の時代と重なっておりましたので、大編成のオーケストラ作品として人気作品になってました。
日本のオーケストラもしばしば演奏会の曲目にしてましたっけ・・・。


ストラヴィンスキーのアレルギーがしばらく続きました。
が、ある日「火の鳥」や組曲「プルチネルラ」を聴いて、ビックリ。「これなら聴ける・・・・」

そう、「プルチネルラ」はストラヴィンスキーの作品の中でも特に聴きやすい音楽。
バッハの管弦楽組曲などと同じような構成で、旋律も美しく、大変聴きやすい。
これを聴いたとき、僕は友人を恨んだなぁ。初めから、こっちを勧めてくれりゃ良かったのに・・・・。
以来、ストラヴィンスキーは「プルチネルラ」から聴きましょうと、僕は人に言います。

前振りが長くなりました。
で、今日の音楽。
ストラヴィンスキー作曲 組曲「プルチネルラ」。
ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管弦楽団の演奏。
1967年11月、ロンドンのキングズウェイホールでの録音。DECCA原盤。
このCDは、ユニヴァーサルから出ているPANORAMAシリーズ(2枚組で1500円は安い!)の中から、ストラヴィンスキー作品集として発売されているもの。

序曲やセレナータなど、とてもメロディアスで美しい。
スケルツィーノは溌剌としていて親しみやすいし、トッカータやガヴォットは古典的な均整の取れた美しい楽曲だと思う。
ペルゴレージの影響を受けた作品と云うが、近代の作曲家がつくった美しいバロック音楽、とでもいった感じの作品であり演奏だろう。

マリナー/アカデミー室内管は、1960年代に斬新で爽快、時に前衛的な演奏を展開していたが、この曲でもそのリズムの良さ、ストリングスの爽やかさ、管楽器の切れ味鋭い演奏など、好調な様子がうかがえる。

録音は、40年経過した今も十分に標準レベル。
DECCA録音は、いつも本当に素晴らしい。

※昨日から、文字のサイズを少し大きくしてみました。Doblogの標準文字サイズは小さいんです。老眼が少々入ってきた僕には見やすくなりましたが、さて・・・・・・。




AUTHOR: ZTEN DATE: 01/09/2007 14:56:41 今日は何を聴こうか・・の参考に毎日楽しみに読まさせていただいております。
この曲、作曲者を伏せたまま聴かせたら・・レスピーギ/ロッシーニという答えが返ってきそうですね。
常々思っているのですが、最後のフィナーレ、プーランクの「牝鹿」にものすごく似ていると思うのですが、如何でしょう。
今日は「ストラヴィンスキー」~「プーランク」~「レスピーギ」と聴いてみようかと・・。
本格的な寒さがやってきたようですね、風邪などひかれないようにご注意ください。
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コメント

>ピースうさぎ 様
こんにちは。いつもお世話になります。
アンセルメの「プルチネルラ」、これも聴いてみたいですね。
僕もフランスものはあまり得意ではないです。独墺系が好きです。ロシアものも限られた作曲家になってしまいます。
ドビュッシーなど、、持ってはいるんですがあまり聴きません。イイなぁと思う瞬間もあるんですが、そのうちに眠くなって・・・・(^^ゞ。
ピースうさぎさん同様、フランスものも聴かんとなぁ・・・思うとります。

私、火の鳥は好きです。
何回か演奏しました。吹奏楽だからまたまた邪道かも知れないけど。

あ、文字が大きくなってますね☆
フォントのサイズ変えたんですね。
読みやすいです!

まだ私のマイブームは「王冠」です。
はまりにはまって携帯の着メロ、ダウンロードしてしまいました。
話しが全然違ってすみません。

こんばんは。
『プラチネルラ』。私はクレンペラーの演奏でストラヴィンスキーへの苦手意識も無くなったように思います。
この後に『春の祭典』だの『火の鳥』だの『ペトリューシュカ』だのジャンジャン聴いた覚えがあります。でも、好きか?と問われると・・・・、です。


>ここあ 様
おはようございます。コメント感謝です。
ここあさんのブログを拝見して、文字のサイズを研究したんです。75%というサイズを85%に変えてやるだけで、こんなに見やすくなるんだなぁと思いました。
ここあさんのおかげです。ありがとうございました。
吹奏楽、エエですね。次男坊が高校で一生懸命やってました。今受験生なんですが、大学でも続けたいと云ってます。「火の鳥」、気持ちいいでしょうね。
「王冠」というのはウォルトンの戴冠行進曲ですか?よく知らずにすみません。
コメントを有難うございました。嬉しく思います。

>あるべりっひ 様
おはようございます。いつもありがとうございます。
ストラヴィンスキーが好きかと聞かれると、僕も・・・・・・です(^-^)。もちろん、春の祭典・ペトルーシュカ・火の鳥はよく聴きますし、プルチネルラも好きなんですが、時々聴く人であって、自分の鑑賞の中心にいる作曲家ではないかなとも思います。
クレンペラーで聴くストラヴィンスキー・・・・興味あります。僕はクレンペラーは独墺ものしか聴いたことがないので・・・・・。
コメントを有難うございました。感謝です。

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