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ビゼーの交響曲第1番ハ長調 スウィトナー/ドレスデン・シュターツカペレ

先日とりあげたモーツァルテウム管弦楽団の演奏では、FM放送についてのコメントを沢山頂戴しました。ありがとうございました。
「電網郊外散歩道」のnarkejpさんには、こんな懐かしいHPを紹介していただきました。皆さんもどうぞ、ご覧下さい。

この3連休はゆっくり音楽を楽しみたいなと思いつつ、野暮用が結構入ってくるものです。天気も荒れ模様、四国は大風が吹きました。

さて、今日はビゼーの交響曲第1番ハ長調。
オトマール・スウィトナー指揮ドレスデン・シュターツカペレの演奏。
1972年頃、ドイツ・シャルプラッテンによるルカ教会での録音。(だと思う)

第1楽章は爽やかなアレグロ。
ビゼーのフランス風で繊細な軽やかさが売り物の第1楽章だが、ドレスデン・シュターツカペレの演奏で聴くと、まろやかで暖かい音楽になる。特にホルンの甘い音色は(首席のペーター・ダムだろう)いわくいいがたい温もり。
スウィトナーの指揮は堅実でしっかりした造形をめざすもので、ドイツ風の誠実さが随所にうかがえる。

第2楽章はアダージョ。弦のピチカートに乗って、管楽器のソロが美しく鳴る。特にオーボエの歌は、甘く切ない青春の調べ。哀愁が漂い、時にエキゾチックなムードも醸し出す。弦楽セクションの合奏も惚れ惚れするほど美しい。
スウィトナーは、ここでは美しき聴かせる(響かせる)ことに心を砕いているようだ。その点で、この人は耽美的な指揮者なのだろうと思う。フガート風のところの合奏などは実に上手いと思う。

第3楽章はスケルツォでアレグロ・ヴィヴァーチェ。心弾むような演奏。リズムの躍動感が素晴らしい。軽快だが、オケの音色はほの暗くほの温かい、ドレスデン・シュターツカペレ特有のもの。南仏の青空とまではいかないが、これはこれで爽快な音楽だと思う。
中間部の柔和な表情はスウィトナーならでは。上手いもんだな、聴かせ上手だな。
そうそう、スウィトナーは多くの交響曲全集を遺したシンフォニー指揮者だったんだ・・。

第4楽章、フィナーレはアレグロ・ヴィヴァーチェ。
ヴァイオリン群の細かなパッセージがピタリと合って、見事なアンサンブル。とても綺麗。ラストはオケが一体となって熱く燃えてゆく。
ああ、見事な設計、見事な演奏。


ビゼーの交響曲は短い曲です。30分ほどでしかありません。
でも、この演奏を聴き終えたあとの気持ち良い充実感、充足感。
イイ演奏でありました。



AUTHOR: narkejp EMAIL: narkejp@netscape.net URL: http://blog.goo.ne.jp/narkejp/ DATE: 01/07/2007 10:11:59 御紹介ありがとうございます。FM-fanにはずいぶんお世話になりました。いろいろな分野をコンパクトに紹介する、あの編集スタイルが好きでした。今は雑誌が成り立ちにくい時代のようで、一時は雨後の筍のように乱立していたパソコン雑誌も休刊があいつぎ、すっかり様変りですね。老舗の月刊ASCIIでさえビジネス誌として再刊行というのですから驚きます。
ところで、ビゼーの交響曲、いい曲ですね。マリナー指揮のアカデミー管弦楽団の演奏で聴いています。タンゴの「真珠採り」もビゼーの音楽だったのかな?ちょいとうろ覚えです(^_^;)>poripori
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