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「シャイー・コンダクツ・プッチーニ」 ~プッチーニの管弦楽作品集~ シャイー/ベルリン放送響

年末年始の休暇も終わりました。今日から仕事始めです。
だれた身体に生気を取り戻して、頑張りましょうかね。

この休暇では、プッチーニを沢山聴いてました。オペラはまとまった時間が取れないとなかなか聴けませんから。
その中から、今日はLP時代から愛聴している「シャイー・コンダクツ・プッチーニ」というアルバムです。

プッチーニ作曲の管弦楽曲集。
リッカルド・シャイー指揮ベルリン放送交響楽団の演奏。
1982年9月、ベルリンのイエス・キリスト教会でのデジタル録音。
ユニヴァーサルのオリジナル・シリーズで復刻されて、廉価盤になっている。これは輸入盤。

曲目は全部で11曲。
1 交響的前奏曲(1876)
2 交響的奇想曲(1882)
3 歌劇『ヴィルリ』前奏曲
4 歌劇『ヴィルリ』~妖精の踊り(第2幕間奏曲)
5 歌劇『エドガール』第1幕前奏曲
6 歌劇『エドガール』~第3幕前奏曲
7 メヌエットⅠ
8 メヌエットⅡ
9 メヌエットⅢ
10 歌劇『マノン・レスコー』第3幕間奏曲
11 『菊』

全編ワクワクするような美しい旋律と楽しい演奏で、これぞプッチーニと云いたくなる管弦楽曲集。
特に素晴らしいのは最初の2曲。

「交響的前奏曲」は、うっとりするような冒頭の甘い旋律が印象的。プッチーニの歌劇そのままの管弦楽。とても綺麗。
聴き手の心の中の抒情的な部分をくすぐって、一気に感傷的な気分にさせてくれる魅惑的な旋律。プッチーニならではの麻薬のような、甘美なメロディがたまらない。
聴いていると、ミミが歩いていたり、トスカとカヴァラドッシの愛の余韻が聞こえたり、リューが泣いていたり・・・そんな錯覚に陥りそう。オペラの名旋律に通ずる美しさに満ちている。
全く、プッチーニこそ、歌劇の世界、最高のメロディ・メーカーだったと断言してしまおう(^-^)。

そして、それを十全に引き出すシャイーもイイ。
録音された1982年当時、シャイーはまだ29歳、日本ではデビューしたての指揮者だった。管弦楽の扱い、リズムやアーティキュレーションの処理も適確。そして、何より、歌にあふれた指揮、プッチーニの甘やかな歌をすべて引き出した指揮が素晴らしい。

2曲目の「交響的奇想曲」も楽しい音楽。プッチーニのオペラの管弦楽編曲版のような音楽。
途中で「ボエーム」第1幕冒頭の旋律が飛び出してくる。これがまたイイ。
繊細なストリングス、弦楽合奏の歌の美しさ、甘いアリアのように歌うヴァイオリン。
いや、まったく素敵な音楽。

珍しい曲も沢山あって、このCD、楽しさ一杯でありました。
DECCAによる録音も上々。さすがです。しかも、教会での録音なので、余韻が綺麗です。

プッチーニはそれでもやはり歌劇の作曲だとは思うんです。
でも、時にはこんなオーケストラ作品集も楽しいです。




AUTHOR: あるべりっひ DATE: 01/04/2007 11:49:34 おはようございます。
わたしは、明日から仕事です。
プッチーニは好き(特にボエームが大好き)でこつこつ集めてます。シャイーのものでは、『プッチーニ・ディスカバリー』(だたでしょうか)タイトルのCDで『トゥーランドット』の終幕が従来と違う版の物が録音されている物と、スカラ座との『ボエーム』(SACD;マルチチャンネル)を愛聴しております。マルチの演出とっても楽しいですよ。
私SACDは、音の良さよりマルチチャンネルの演出を楽しんでいます。それほどCDに対してアドバンテージがあるとは思えません。確かに『いいかな』と思うものも中にはありますが・・・。
同様のアルバムで、パッパーノも録音してます、これもいいですよ。プッチーニのことはたくさん書きたくなります。長くなりますのでまた。
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コメント

こんばんは、遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします。
この1枚は、最高にいいですよね。
私も初出から愛聴してまして、感傷に耽ることしばしです。
おっしゃるとおりのメロディー・メーカーに加え、オーケストレーションの達人、プッチーニの最良の姿を引き出したシャイー。いいですね。
TBもさせていただきました。

>ここあ 様
おはようございます。初めまして。どうぞよろしくお願いします。
プッチーニ、大好きです。僕は去年、トゥーランドットの「誰も寝てはならぬ」を何度も聴きました。荒川静香さんの影響です。ホンマにエエ曲ですね。カラフになって歌いたいです。
プッチーニと聞いてトゥーランドット」を思い浮かべるここあさん、邪道どころか正統、王道じゃないですか。
でも、ボエームとトスカもイイですし蝶々夫人も捨てがたいですね。プッチーニも甘い旋律には蕩けそうになります。
コメントを有難うございました。嬉しく思いました。

>yokochan 様
おはようございます。いつもお世話になります。
さすが、yokochanさん。このレコードをご存じでしたか。メロディ良しオーケストレーション良し、プッチーニってホンマに綺麗で甘くて蕩けます。
このCDを聴いて自分が甘党であることを自覚いたしました。
TBも感謝です。ありがとうございました。

誰も寝てはならぬを去年の春、吹奏楽でですが演奏しました。
カラフの歌の変わりは吹奏楽ではホルンです。
これまた絶妙なアレンジだと思いました。

今は大会で生徒に惑星「木星」をさせているんですが
打楽器アンサンブルなのでなかなか難しいです。
ラッパやホルンの変わりがマリンバやシロフォンですから。

あと一番は待っているのは「王冠」です。
これまた邪道ですがウィンドオーケストラぞくに言う吹奏楽ではなくブラスバンドの「王冠」
かっこいいなんてもんじゃないんですよ♪

>ここあ 様
おはようございます。コメント感謝です。
昨日は休日でしたので、「誰も寝てはならぬ」をカレーラス、ドミンゴ、パヴァロッティの3代テノールで聴き比べたりして楽しんでおりました。
吹奏楽で演奏するのもエエですね。次男坊が高校の吹奏楽部でコンバスやスーザフォンをやってました。(今は引退して受験生をしてます)
「木星」もイイですね。あれ、吹奏楽でやるとまたエエですよね。
指導も大変でしょうね。頑張ってください。
コメントを有難うございました。嬉しく思います。

プッチーニ オーケストラ作品集 シャイー

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