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新年は琴で♪ ヴィヴァルディの協奏曲集「四季」 三石精一/琴ニュー・アンサンブル

正月はのんびりと、琴の古雅な響きでも楽しみながら、年賀状の整理などしたいものであります。
ただ、ここは邦楽のブログではないので、琴によるクラシック音楽を。邪道かもしれませんが、まあ新年の言祝ぎに免じていただいて。

ヴィヴァルディの協奏曲集「四季」。
三石精一の指揮、琴ニュー・アンサンブルの演奏。
ソロは砂崎知子。(琴の演奏でも「ソロ」と云うのかな?)
カップリングは福村芳一が指揮する「水上の音楽」組曲第1番と「王宮の花火の音楽」組曲。
1977年、東芝による録音で、EMI輸入盤。
購入は20年近く前、御茶ノ水のディスク・ユニオン。ふと見つけて、面白そうだと思って買った物。ただ輸入盤なので、解説がよく分からない。僕は英語が苦手です、というより分かりません。

さて、演奏はとても面白く、そして素晴らしい響き。

「春」は縁起良く明るい音楽、爽快な響き。実に雅やかな演奏。
しかもソロが達者で全く軽やか。巧いというか、味わい深いというか。
合奏も素晴らしい。もともと琴のために書かれたんじゃないかと思うくらい、堂に入った演奏ぶり。

「夏」は低音が活躍。激しさが加わって、夏の大雨、夏の嵐のような感じの強い響きが印象的。軽快優雅だけではなく、切迫感や緊張感が出てくる。なかなか表現の幅が広く、聴きごたえがある。

「秋」の楽しさ、心弾む躍動感もイイ。琴のスタッカートがとても綺麗。響きの余韻がまた素晴らしい。チューニングと云うのかな、それぞれの琴の調弦は難しいんだろうと思われるのだが(曲が進行していくうちに、時々、調子外れの音が出てくることがある)、全体的にはしっかりしたアンサンブルで、すこぶる心地よい。

「冬」は冷たい音が特徴。尖った音を響かせながらクールな世界を表出してゆく。表現力豊かな演奏。多彩な音が実に楽しい。
ラルゴのところは、ホンワカ暖かい。寒さをほのぼのさせる茶の湯のような感じかな。

録音は残響豊かで、琴の響きや消えゆく余韻を楽しめる、素晴らしいもの。
東芝の録音スタッフ、よく頑張っていると思います。
アナログ末期の暖かみのある録音と言って良いと思います。


四国伊予路は暖かな新年を迎えています。
瀬戸の内海は、琴の響きよろしく、のたりのたりと穏やかな波であります。



AUTHOR: 親父りゅう URL: http://blog.goo.ne.jp/lbrito DATE: 01/02/2007 12:19:51 mozart1889さん、あけましておめでとうございます。
それにしても、私がたまにとりあげる盤がすでここで採り上げておられることの多いことに驚きます。接しられたレコードにも世代の親さを感じます。
今年も精力的な音盤レビューを楽しみにしておりますので、よろしくお願いいたします。

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コメント

>yurikamome122 様
おはようございます。こちらこそ、よろしくお願いします。
琴の響きは、いかにも新春でした。よく聴いていると、超絶的な技巧が出てきます。ああ、よく琴でヴァイオリンのように演奏できたもんだなぁ、と思うところがありました。
コメントを有難うございました。
またよろしくです。

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