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ベートーヴェンの交響曲第7番イ長調 (リスト編曲版) シプリアン・カツァリス(Pf)

TVドラマ「のだめカンタービレ」、終わってしまいました。若さがはじける青春群像・・・良かったですね。最終回はサントリー・ホール!筋立ては、今までの登場人物が一堂に会するいかにも最終回的なものでしたが、笑いと涙の物語でありました。
クラシック音楽をここまで正面から扱ったドラマは初めて。楽しませてもらいました。

ところで、昨日の続きのお話であります。

結局、三男坊はピアノの先生から「Piano」という雑誌を借りてきて、「のだめカンタービレ」のテーマになったベートーヴェンの交響曲第7番を弾くことにしたと云います。なるほど、このごろはこんな雑誌もあるんかい。ピアノの先生も、音楽雑誌も、それなにり流行を押さえている訳か。
早速弾いてみると息子はピアノに向かうと、これがなかなかよろしい。イイ編曲だ。楽しいわなぁ。

しかし、息子よ、それならリスト編曲の方がもっとカッコイイぞ。

というわけで、今日はリスト編曲版で。
ベートーヴェン(リスト編曲)の交響曲第7番イ長調。
シプリアン・カツァリスのピアノ独奏。
1984年8月、ベルリンでの録音。TELDEC原盤のベートーヴェン全集からの1枚。

第1楽章の序奏部はものものしく重いが、「のだめ」主題歌部分になると、流麗で心地よいピアニズムを楽しめる。旋律も明るく、もう。ノリノリの音楽。確かに、これ主題歌にうってつけ、元気が出て明朗この上ない曲だなぁと思う。
カツァリスのピアノはテクニック抜群、唖然とするほど巧い。

第2楽章が素晴らしい。もともと歌謡性の濃い音楽だと思うが、カツァリスのピアノがよく歌い、悲痛な挽歌になっている。特に高音の美しさ・輝かしさは特筆もの。素晴らしい。こんな演奏で聴いていると、本来ピアノのために書かれた音楽かと思えるほど。リストの編曲もよく出来ているのだろうが、カツァリスのテクニック・音楽性が素晴らしいのだろう。

第3楽章、これはもう立派なピアノ音楽であって、スケルツォが気持ちよい舞曲になっている。カツァリスのピアノがカツンカツンと短く硬質な音になっていて、リズム感がよく切れ味抜群。流麗さよりも、叩きつける迫力が気持ちよい。打鍵の強烈さを楽しんでいる感じ。そして、グリッサンドの輝かしさ!カツァリスの胸のすくような演奏を楽しめる。
アタッカで終楽章へ。
ピアノの燦めき、低音の強烈なリズム。推進力抜群のテンポ。いや、全く気持ちいい演奏。まさに、カツァリスの云う「リスト編曲版は、ベートーヴェンのスーパー・ソナタ」になっている。
ラストに向かって、まるでジェットコースターに乗っているかのような感じ。スゴイ技巧、超絶技巧だなこりゃ。気分爽快、聴き手は興奮状態。

いやぁ、ベートーヴェンってホンマにエエですね。
三男坊が早速このCDを持って行きました。カツァリスほどカッコ良くは弾けないだろうが、まあ頑張ってみるんじゃな。



AUTHOR: よし EMAIL: ven01273@nifty.com URL: http://otsusan.cocolog-nifty.com/genki/ DATE: 12/26/2006 12:35:16 カツァリスは有名ですね。
聴くまではピアノで大丈夫かな、なんて思うのですが立派なピアノ曲になっていますね。リストが弾きながらワーグナーが踊ったそうですが作曲家。演奏者、踊り手、すごいメンバーですよね。
しかし息子さん頼もしいですね。ウチは挫折して小さなグランドが残っています。
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コメント

>shibera 様
おはようございます。コメント感謝です。
カツァリスのリスト編曲のベートーヴェン全集、時々ですが聴きます。やはりキワモノ的な感じで購入したことを覚えています。カツァリスは、この演奏で名を遺すことになりそうですね。
さて、ボクもshiberaさんと同様、四国は伊予路の田舎住まい、10年ほど前には上京するのが楽しみで(実は今もですけれど(^^ゞ)、所用の空き時間を見つけてはワクワクしながら石丸電気やディスク・ユニオン、アンドー楽器を回ったものです。このカツァリス盤もディスク・ユニオンで見つけたものです。あの頃のワクワク感、良かったですね。

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