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メンデルスゾーンの交響曲第4番イ長調「イタリア」 ドホナーニ/ウィーン・フィル

ゆず湯に入りました。カボチャも喰いました。
冬至でありました。

柚子の香り、南瓜の甘さ。田舎で暮らしていると、季節の移ろいが楽しいもんです。
柚子も南瓜も地元産、その辺で穫れたものです。さて、年の瀬。そろそろ年越しの準備をしなくちゃイケマセンな。

さて、今日はメンデルスゾーンを。
爽やかなシンフォニーであります。

メンデルスゾーンの交響曲第4番イ長調作品90「イタリア」。
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮ウィーン・フィルの演奏。
1978年12月、ウィーンのソフィエンザールでの録音。DECCA盤。
これは、DECCAの最初期のデジタル録音盤だったはず。
カップリングは定番の「スコットランド」と「フィンガルの洞窟」。

今年の12月は雨の多い月だった。どんよりとした曇り空が続いて、寒くはないのだが、気分がめいってくるような日々だった。仕事が忙しく(ふだんの倍だった)、休む間もなかったので余計にしんどかった・・・。

そういえば今日は午後から久しぶりの快晴。スコーンと抜けた青空。気温は下がっているが、こういう晴れの日は気分が良いもんです。
ドイツ生まれのメンデルスゾーンが見たイタリアの青空も、こんな空だったか。

ドホナーニは明晰でクール、克明な演奏をさせる指揮者だと思う。
カチッとシャープで、ステージの隅々まで隈無く見通せるクリアな音楽が身上の人だと思う。
感情的なもの、情念とか抒情とか、そういうものを重んずるよりは、ひたすら楽譜・作曲者に忠実で、音楽そのものに奉仕するようなタイプ。
できあがる音楽は、表面はサラッとしていて飾り気があまりない。男っぽい感じ。女々しさなどクソクラエ。背筋がしゃんと伸びた音楽。涙を流すなら後ろ向きで、男だったら背中で泣け・・・ってな音楽。

この「イタリア」も、そんなドホナーニに合った、カラッとした音楽になっている。ドホナーニ向きだと思う。

もっとも、このCDはそれだけじゃない。オケが何しろウィーン・フィルだから。
メンデルスゾーンの交響曲をウィーン・フィルが録音しているのは貴重。シューマンやブラームスの録音は山ほどあるが、メンデルスゾーンはあまりないぞい。稀少だけに貴重。
弦がふっくらとして輝いているのは、さすがにいつものウィーン・フィルらしい演奏。
穏やかで丸みを帯びているのがイイ。

ドホナーニはシャープな音楽づくりを指向しているのだが、オケがウィーン・フィルなので、そこに独自に艶やかさ・柔らかさが加わって、非常に味わい深い演奏になっている。一言、面白い。

第1楽章のグイグイ盛り上がりながら、(ドホナーニが盛り上げてゆくのだが)、フワッとした柔らかさが聴けるところ。
終楽章も同じ感じ、ドホナーニの克明で格調高い、男臭いフィナーレに、ウィーン・フィルの丸みが加わって、得も言われぬ味。

楽しい演奏でありました。
こういう「イタリア」もエエですな。

ところで、「ウィーン・フィル」はVPOと略してきたんですが、この頃はWphだったですかね、そんな略称も使われてるんですな。どっちがエエんでしょう。
(どっちでもエエやん・・・・と云われそうですが・・・・・)



AUTHOR: ensemble URL: http://ensemble.ameblo.jp/ DATE: 12/23/2006 12:27:30 おはようございます。
ゆず湯、かぼちゃ、立派。いいですね、日本人ですもん。
この演奏の全集は私も気に入っていて、手放せません。
ところで、私も古いから、英語風のVPOでないと承知できません。
最近の傾向、シューベルト:交響曲の7番「未完成」8番「グレート」にも絶対反対です。
だって、8=未完成、9=グレートでインプットされちゃってますから。
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コメント

>xedos 様
こんにちは。コメント感謝です。
そうですね、「真夏の夜の夢」がエエですね。
小澤盤のエントリー、「真夏の夜の夢」に訂正しました。CDのタイトルは「夏の夜の夢」になっているようです。でもやはり、こちらの方がしっくり来ますね。

こんばんは。
『イタリア』いいですね。古い録音ですが、カンテルリ盤を愛聴しています。ドホナーニは、奥様との共演『ルル』が好きです。
この『イタリア』たしか発売は、『New Year Concert』に遅れましたが『DECCA』最初のデジタル録音だったと思います。『DECCA』のデジタル録音に関しても面白い話がありますよ。

マイクロスコープは、『西友』の文具&おもちゃコーナーでの発見品です。999円でした。

>あるべりっひ 様
おはようございます。
990円ですか・・・それは安いですね。こちらには西友はありませんが、おもちゃ屋を探してみます。
ドホナーニの「イタリア」は初のデジタル録音盤だったですね。思い出しました。ボスコフスキーのニューイヤー・コンサートも話題でしたね。随分昔になってしまいました。
情報をありがとうございました。
また、お願いします(^-^)。

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