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レヴァイン/ウィーン・フィルのモーツァルト 交響曲第41番ハ長調 K.551「ジュピター」

国内盤の廉価盤化が進んでいます。ユニヴァーサルも「Deutsche Grammophon The Best 1000」と称して、主力級のCDを1000円盤で発売しています。

今日は、その廉価盤になってしまった演奏を行きます。
先日の東京行きで購入した中古盤。700円也。
さすが、御茶ノ水のディスク・ユニオンだけに、このテの情報は早いのだろう。本来なら1200円程度で売るはずのものを、廉価盤化情報が入るとサッサと値下げしてしまう。

ところが地方の中古盤はそうはいかない。草深い四国の田舎では、値付けがメチャクチャであります。
例えば、ハイティンク/BPOのマーラーの6番「悲劇的」2枚組。
これは、廃盤久しいもので、某オークションなどではベラボウな価格で取引されているものだが、たった1000円。( 3枚買うと300円引きとかで、強欲なワタシは結局この名盤を700円で入手したのだが)
ところが、デアゴスティーニの名曲シリーズも、1枚で同じ1000円。ウソやろ、これ、せいぜい200円がええとこやでぇ・・・・。
玉石混淆、宝探しの楽しみはあります。尤も、、石ばかり多いのが現状ですが・・・(^^ゞ。

さて、今日の音楽はそういうわけで。

モーツァルトの交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」。
ジェームズ・レヴァイン指揮ウィーン・フィルの演奏。
1989年6月、ウィーンのムジークフェラインザールでの録音。

モーツァルト没後200年記念として企画されたレヴァインとウィーン・フィルの交響曲全集、そのラストを飾る1枚。
この全集は、ヴァイオリンの左右両翼配置、反復をすべて実行というのが特徴で、「ジュピター」も演奏時間40分を要するながい交響曲になった。

ウィーン・フィルらしい、豊かで芳醇な音、適度な厚みもあって音楽はとても暖かい。解釈で目立って新しいところはない。穏健で中庸な路線だと思うが、安定感・安心感は無類のもの。
「やっぱり、ウィーン・フィルやなぁ・・・・」の一言で片付けてしまいそう。
ヴァイオリンが左右に分かれているのは聴いていて楽しい。左右のスピーカーをはさんでの弦楽器の対話が実に心地よい。

第2楽章など、特に柔らかく温もりがある。
録音のせいか、ブリリアントな音よりも、ややくすんだ柔らかさが印象的。
フィナーレも、音楽を磨き立ててキラキラさせるよりは、ウィーン伝統の響きを生かしながら、名曲中の名曲であるフーガを精力的に演奏させている。見事な造形であり、演奏と思う。

録音は、適度なホールトーンと穏やかな音で聴きやすいもの。
DGらしい、全体のバランスをよく考えた周到な録音という感じ。
これも中庸の美しさと云うべきでしょうか。



AUTHOR: adagietto♪ URL: http://blog.goo.ne.jp/adagietto999/ DATE: 12/20/2006 21:19:50 これまた、懐かしいCDをご紹介いただきました。
まだ、高校生ぐらいだったと思いますが、当時新譜で3000円を出して購入した思い出があるCDです。今やモーツァルトでは、このような対向配置で、テンポの速い演奏が主流となっていますが、当時は、まだ新鮮な印象を受けました。モダン楽器での古楽奏法も今ほど盛んではなかったかと思います。
特にこの「ジュピター」のは手に汗を握るほど、興奮した記憶があります。今聴いても全く古臭さのないフレッシュなモーツァルトの「ジュピター」の名盤として、お勧めしたいですね。
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コメント

>ピースうさぎ 様
おはようございます。コメント感謝です。
そうです、アノ1000円シリーズです。昨晩、ミケランジェリの「皇帝」と、リヒターの「メサイア」抜粋盤を仕入れてきました。実は、このシリーズは腹立たしくも、ボクは結構すでに持っているんです。購入時、高かったのになぁ・・・・・。
レヴァインの「惑星」やチョン・ミュンフンのビゼーとか、1000円盤にしてしまってエエんか?・・・・・というのが多いですね。
ウィーン・フィルのジュピターは、やはり良いですね。レヴァインの指揮も好ましく思えました。あまり霊感めいたものは感じませんでしたが。
コメントを有難うございました。いつも有難うございます。

ウィーン・フィルがレヴァインとモーツァルトを録音する、というのは、ちょっと意外でした。しかしストレートでケレンのないモーツァルトは、今にして思えば、新しい時代への橋渡しだったのかもしれません。当時の売り文句に、ウィーン・フィルが「ジェイムズとだったら(モーツァルトの交響曲の録音を)やってもいい」と言った、というのがありました。
80年代のレヴァインは、DGに多くの録音を残していますね。わかりやすく見通しの良い演奏が特徴的でした。

>stbh 様
おはようございます。コメント感謝です。
そうなんです、レヴァインとVPOとモーツァルト、これは意外でした。しかも全集だったので、没後200年に間に合わせるための企画かなと思ったものです。「ジェイムズとだったら・・・」というのも覚えてます。
今聴いてみると、実に新鮮だったんですね。
stbhさんのおっしゃる「橋渡し」・・・・・ホンマ、そんな感じですね。
コメント有難うございました。

こんにちは。
 中古店(ブックオフですか?)のクラシック盤の値付にはホント笑っちゃうというか_ま、それだけクラシック音楽の愛好者がまれ(特に地方では)で、実情が分かってないんでしょうね。それにしてもハイテンクのマラ6が700円とは_うらやましい。
 さて、レヴァインは未聴ですが、先頃このブログで紹介されたクーベリックの38,39番を購入、早速聴いてみました。(ブックオフ・新品同様で400円!)多分昔LPでも買ったような記憶があるのですが、演奏はやはりオーソドックスかつ精気に富んだもので、懐かしさも感じました。いいですね、こういう演奏を聴きながらのんびり過ごす時間は。ではまた。

>shibera 様
こんにちは。コメントを有難うございました。
ボクの住む四国の田舎では、中古盤屋はなく、殆どBOOKーOFFなどの古書店で中古CDを入手するしかありません。値付けはメチャクチャですね。でも、クラシックのCDは本当に少ないです。少数派ですね。
クーベリックのモーツァルト400円は安いですね。お買い得ですね。あの演奏は、やはり真正純粋正統派のモーツァルトで、芸格も高いと思うんです。懐かしい演奏になってしまいましたが、今もボクは時々クーベリック盤を聴いてます。
コメント感謝です。嬉しく思います。

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