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ベートーヴェンの交響曲第7番イ長調 カラヤン・ベルリン・フィル

さて、月曜日。
今日は「のだめカンタービレ」の日です。仕事をサッサと終わらせて、早く帰って見ましょう。
ところで、「のだめカンタービレ」のおかげで、わが職場にもクラシック音楽ファンが増えておりまして、嬉しいことではあります。
クラシック音楽には縁のなかった同僚が「オマエ、ベトナナって知っているか?」
「は?」
「ベトナナじゃがや」
「ベトコンなら知っているぞ」・・・(我ながら古いなぁ・・・・・(^^ゞ)
「違うがな。ベートーヴェンの7番じゃがや」
「は?アンタがベートーヴェンなんぞ聴くのかい?」
「ほうほう。ほれ、のだめカンタービレで主題歌になっとるというじゃないかい」
「そやなぁ。第1楽章がテーマソングになっとるなぁ・・・・」
「娘も聴きたいと云うし、オマエ持っとったら、貸してくれんかなぁ」
「エエぞい。誰のがエエかいね?」・・・・・

てな訳で、同僚にこの演奏を貸すのです。
(カラヤンは今でもクラシック音楽界最大のビッグネームなのですね)

ということで、今日はベートーヴェンの交響曲第7番イ長調 作品90。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏。
1983年録音のDG盤。
これ、DGでの3度目、カラヤン晩年、デジタル録音での執念のベートーヴェン全集からの1枚。

デジタル初期なので、音が詰まった感じに聞こえる。高音のヌケがイマイチ。もう少し高音が涼やかに響いてくれたら云うことないのだが・・・。オケの人数も多いようで、厚ぼったい響きが特徴。
しかし、音そのものは逞しく、音圧がスゴイ。ブワッと押し寄せてくる重量感がある。低音の迫力は十分。

第1楽章のテンポは快速。序奏部から第一主題に入るとグングン加速してゆく。アンサンブルは少し甘い感じ。このコンビにしては珍しい。
そして「のだめカンタービレ」のテーマ・ソングへ。木管の上手さがが際だつ。するとオーケストラ全体が歌い始める。洗練された、流麗な歌。美しすぎるかなと思ってしまうくらい。それでも、ベートーヴェン独特のゴリゴリとした音の塊は響いてくる。

第2楽章、美しくも哀しい歌が流れてゆく。テンポはここでも速め。緩徐楽章にならないように進めている感じ。リズムよりも旋律線が際だち、悲しみより美しさが表面に出てくる演奏。オケの面々がとにかく巧く、管楽器のプレイを聴いているだけでも楽しめてしまいそう。

第3楽章は、あまり速くない。性急にならず、じっくりと腰を据えてかかっている感じ。前の2つが速く感じたのので、ここでの落ち着きが面白い。

そしてフィナーレはまたも快速。速い、速い。オケもフルパワーでカラヤンの棒に応じている。壮絶な盛り上がり。煽り立ててくる感じで興奮させられる。もともと、そういう風に書かれている楽章だけれど、カラヤンの棒で聴くと、そこに媚薬が入っている感じ。アドレナリンがどんどん出てきて、精気・勇気を鼓舞される感じ。
ベートーヴェンはこうでなくちゃね。
コーダでは、こめかみの血管が切れそうな演奏。素晴らしい。

カラヤンらしい演奏でありました。
速い。でも重量感がある。
録音のせいでもあるんでしょう。すこしかぶり気味でもありますが。


AUTHOR: adagietto♪ URL: http://blog.goo.ne.jp/adagietto999/ DATE: 12/19/2006 21:00:09 私は、この演奏でベト7に入門しました。今でもこの曲の持つ躍動感とBPOの磨きぬかれた響きに圧倒された記憶があります。特に終楽章は圧倒的なスピードと乱れぬアンサンブルでカラヤンファンになったきっかけの演奏でもあります。
今はクライバー/バイエルン国立管の演奏を愛聴していますが、久しぶりに聴いてみたくなりました。
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