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ベートーヴェンのピアノソナタ第8番ハ短調「悲愴 」 フリードリヒ・グルダ(Pf)

三男坊が来週日曜にピアノの発表会に出ます。
なに、小学生の頃から週1回のお稽古を続けているだけの話であって、腕前はシロウトに毛の生えた程度なんですが、長いことやっていると結構弾けるようになるものだそうです。(・・・「そうです」というのは、自分が全く楽器が出来ないので、妻の言葉を鵜呑みにしているだけなんですが(^^ゞ・・・)。

弾くのはベートーヴェンのピアノソナタ第8番ハ短調 作品13「悲愴 」。
その第3楽章。
なかなかヤルもんです。ベートーヴェンを弾けるなんて、大したもんや。
仕上げにホンモノを確認したくなったんでしょう、三男坊が「何か良いCDない?」と訊くので、「あるある、ナンボでもあるぞい」と何枚か(何枚もか?)出してやりました。

ワタシのお薦めはフリードリヒ・グルダのピアノ独奏。

1968年の録音、原盤はAmadeoだったのだが、今はユニヴァーサル系で発売されている。しかもピアノソナタとピアノ協奏曲全集がセットになって12枚組の激安価格で売られている。 どちらもLPで揃えてきた者にとっては、涙が出るような安値だが、これはお薦めです。是非買いましょう(^^ゞ。

グルダのピアノはベーゼンドルファー。深々とした音が印象的。

特に第2楽章が軽くならない、ふくよかで優しく暖かい音になる。
まだ寒い風が吹く、春先の木洩れ陽のようなぬくもり、とでも云おうか。
第1楽章が激烈なので、余計にその暖かさが愛おしい感じがする。

深々と云っても、重厚になりすぎず、もたれることはない。ベートーヴェンの愛らしいメロディを堪能させてくれる。
ああ、「悲愴」はベートーヴェンの初期作品だったのだと、思い直させてくれるような演奏。
テンポもゆったりとしていて心地よい。息づかいがとてもラク。特に左手の動きがしっかりとしていて、時に雄渾。こんなところにも、グルダの様式感が出ている。納得の名演と思う。

第3楽章は一転快速なフィナーレ。
速い、速い。スッキリしていながら、十分な重さもある。軽くなったりはしないのだ。心地よい足取りと云うべきか。地に足が付いて、しかも颯爽としている素晴らしい演奏。


どうだ、イイだろう?
三男坊にグルダを聴かせ、さらにホロヴィッツにバックハウス、ゲルバー、バレンボイム、アシュケナージにブレンデル・・・いろいろあるで・・。どれを持って行くで?

後日、三男坊が言います。
「バックハウスやケンプはミスがあった。だからやめとく」
(何や、偉そうに・・・)「で?誰のがエエで?」

三男坊「ブレンデル」
ワタシ「は?」
三男坊「ブレンデルが、やっぱりエエわ」
ワタシ「ほうかいなぁ。グルダやアシュケナージの方がエエことないか?」
三男坊「いいや、ブレンデルが一番良かった。ブレンデルにしようわい」・・

なんと、息子もブレンデルを選んだか・・・・・。
仕方ない、オマエは母さんの子でもある。
母さんも、昔々、ブレンデルを選んだんだよ。




AUTHOR: よし URL: http://otsusan.cocolog-nifty.com/genki/ DATE: 12/11/2006 08:14:44 息子さんバックハウスやケンプのミスを見つけるなんてすごいです。
グルダのこの演奏は持っているはずなので聴き比べてみます。
ルプーの情緒たっぷりの演奏もいいですよ。
奥様とのやりとりステキですね。
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コメント

>にき 様
こちらにもコメントを有り難うございました。
バックハウスもエエですよね。剛毅豪放、「鍵盤の獅子王」と呼ばれていたのも頷ける演奏です。
ケンプだって技巧は怪しいですが、詩的な味わいがあります。ベテランの味ですよね。
いつも有り難うございます。
感謝です。

こんにちは。いつもどうもです。
しかし..................わはははは(^o^)
ブレンデルっていうのは、ピアノを弾く人には自然な選択なのかも知れませんね。
グルダは曲がよく見える感じで、そこがいいんだけど、気になりだすとちょっと落ち着かない感じがあるかも知れませんから.....


>Verdi 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
ブレンデルは、我が家では人気のピアニストです。妻と子供3人はピアノが弾けます。楽譜も読めます。ボク一人、楽譜もピアノもダメです。
ボクはグルダを推し、他の家族はブレンデルを推します。そんなもんかなぁ・・・・と思います。
尤も、クラシック音楽を愛好しているのはボクだけですが(^^ゞ。 他の家族は、ピアノが弾けてもふだんクラシックは全く聴きません。いやはやなんともであります。

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