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モーツァルトのピアノ協奏曲第9番 K.271「ジュノーム」 ペライア(pf)/イギリス室内管

12月です。師走です。
この時期は日の出も遅く、朝のジョギングといっても真っ暗な中を走ります。
街灯とiPod shuffle を友に走るんですが、ここのところ、音楽はすべてモーツァルト。
ロックやポップス、フォーク・ソングも悪くないんですが、やはりクラシック音楽を聴きながら走りたいと思うと、相性がイイのはモーツァルトであります。
マーラーやブルックナーは朝からはシンドイし、ベートーヴェンに目覚めから叱咤激励されるのも少し遠慮したい。ハイドンは時に単調だし、ショパンは夜の方が合う。

モーツァルトの様々なジャンルをiPod shuffle に放り込んでおくと、これが実に快適。
散歩、ジョギングには断然モーツァルトですぞ・・・・(^-^)。

で、今日はモーツァルトをいきます。

モーツァルトのピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271「ジュノーム」。
マレイ・ペライアのピアノと指揮、イギリス室内管弦楽団の演奏。
1976年9月、ロンドンのアビーロード・スタジオでの録音。

第1楽章。
イギリス室内管がとても柔らかく、暖かい響きで包み込む。しかも上品で透明感もある。ああ、イイ管弦楽だなぁ。こんな風に伴奏してくれたら、気持ちエエだろうなぁ。
ペライアのピアノも、それに応ずるかのように軽やかで綺麗なタッチ。爽やかで繊細。音のエッジが丸味を帯びて、暖色系の音色。これぞモーツァルトの音と云いたいくらい。

第2楽章は哀しみの表情が少しずつ湧き上がってくる楽章。
ピアノと管弦楽の対話が仲睦まじく、聴いていてとても心地よい。ペライアの弾き振りなので、あまり細かな指揮はしていないじゃないかと思うが、ニュアンス豊かで繊細なオーケストラが聴ける。イギリス室内管は、全く巧いオケだと思う。
ペライアもその伴奏に応えて、音色を刻々と変化させて、デリカシーに満ちた演奏ぶり。実に美しい。

終楽章は推進力のあるリズムが気持ち良い。快活で心弾むフィナーレ。
オケはここでもしっとりと柔らかくペライアを支えてゆく。
ペライアのソロは、そんなに急がず、心持ちゆったりと、様々なことを思い出すようなそぶりでこの曲をまとめてゆく。
コロコロと転がるようなピアノ。名演だなぁと思う。

30年前とは思えない、ソフトフォーカスで雰囲気豊かな、味わい深い録音。
ペライアのピアノ(特にCBS録音)は、我が家のステレオとは相性が良いようであります。


AUTHOR: narkejp EMAIL: narkejp@netscape.net URL: http://blog.goo.ne.jp/narkejp/ DATE: 12/01/2006 06:49:38 >マーラーやブルックナーは朝からはシンドイし、
>ベートーヴェンに目覚めから叱咤激励されるのも少し遠慮したい。
うふふ。お気持よくわかります(^_^)/
早朝ジョギングにあうのはモーツァルトだ、というのはよく理解できますね。私はジョギングではなく気が向いたときに散歩という軟弱者ですが、散歩のお供はやっぱり同様です。ピアノ協奏曲などは、特によろしいですなぁ。「ジュノーム」は、先頃マティアス・キルシュネライトさんのピアノで山響の定演で取り上げられましたので、とりわけ印象が深いです。
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コメント

こんばんは。20番より前のピアノ協奏曲を知ったのは、第18番と共に
この「ジュノム」との出会いがあったからです。
フランスから来た若い女流ピアニストにモーツアルトも心を燃やして
書いたのでしょう。 本当にいい曲ですね。

>narkejp 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
朝ジョグにはモーツァルトが良いようです。どんな曲でも合います。気持ちよく脚が進みます。四国はだいぶ寒くなりましたが、山形とは違ってまだまだ暖かく、汗が出ます。
「ジュノーム」の実演、イイですね。山響もこのごろ評判が良いですね。
ああ、最近コンサートに行っていないので、少し欲求不満です(^^ゞ。

>にき 様
おはようございます。いつもコメント感謝です。
ペライアのモーツァルトは全集で3万円しました。CD初期の頃、まだまだ高価だったんですが、これは、その中でも廉価盤だったんですよ。
今は輸入盤で8000円程度で買えるようですね。時代は変わりました。
録音もよく、イギリス室内管も好演ですね。

ありがとうございました。

>ばぐ 様
初めまして。こちらこそ、よろしくお願いします。
僕も21年前に、1年間だけ東村山市久米川町に住んでいました。狭山丘陵の雑木林が懐かしいです。
「熱狂の日」、行かれたんですね。羨ましいです。都会住まいの方はいいですね。田舎ではなかなか足が遠くなってイカンです。コンサート行きたいなといつも思います。

あ、iPodはエエですよ。軽くて沢山曲が入るので楽しいですね。
コメントを有難うございました。感謝です。

>丘 様
おはようございます。いつもお世話になります。
僕は、「ジュノーム」を知ったのは遅かったです。このペライア盤が初めてだったかもしれません。20番以降は得意なんですが、そういえば、10番台もあまり聴きませんね。
じっくり聴くと、モーツァルトのピアノ協奏曲は、どれも素晴らしいと思います。
モーツァルトの最高傑作ジャンルだろうなと思います。
コメント感謝です。ありがとうございました。

こんばんは!

録音の件、60年代中盤から『米コロンビア』のヨーロッパ録音は全て『EMI』が行っていたようです。一部バーンスタインの『バラの騎士』がデッカでの録音位だと思います。ブレーズのロンドン録音も『EMI』の録音メンバーらしいですよ。
ジュノーム:可愛く素敵な曲だとお思います。ペライア、バレンボイム(イギリス室内管弦楽団との録音)、アンネローゼ・シュミットの録音が好きです。

>あるべりっひ 様
なるほど、EMI録音ですか。雰囲気豊かな音の理由が分かりました。
まさかEMIスタッフと録音とは知りませんでした。ありがとうございました。
さすが、あるべりっひさんですね。

アンネローゼ・シュミット・・・・マズアとの全集持ってます。CDです、いい女流でしたね。
バレンボイムはEMI輸入盤で持ってますよ。これ、エエ音してます。26番など、素晴らしい演奏で好きです。

One,two,Buckle my Shoe:

PING:
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iPod nanoの赤いバージョンが届いた。
MISIAのコンサートに備えて曲を入れているところ。
山下達郎と竹内まりやも入れた。
モーツァルトが散歩向きだというので、楽しみにしている。
標題はiPod nanoに入れてもらった刻印の言葉。
クリスティーの『愛国殺人』のモチーフになっているマザーグースの一節。
「アマデウス」の録画は失敗していた(泣)。

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