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ベートーヴェンの交響曲第7番 ガーディナー/オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティク

月曜日は「のだめカンタービレ」放送の日です。
そこでまた、主題曲のベト7を聴いておきましょう・・・・・。

ベートーヴェンの交響曲第7番イ長調 作品91。
ジョン・エリオット・ガーディナー指揮オルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティークの演奏。(大変長い名前の楽団であります。略すとORRかな)
1992年12月の録音。DG盤。

ピリオド楽器の響きは新鮮。
全集として発売された当初は大いに話題になって、レコードアカデミー大賞を受賞したのだったか。そんな中、ボクは購ったのだが、もう12年前になってしまった。
今では当たり前になったベートーヴェンのピリオド奏法。当時は斬新この上ない演奏であったのになぁ・・・と感慨を抱きながら聴く。

録音はオン・マイク気味。眼前で鳴るような感じの録音なので、聴き方によっては好き嫌いが分かれるか。残響がありすぎるよりも、この方が、響きに透明感が出て良いかもしれない。
ヴァイオリンは両翼配置だろう、この曲の聴かせどころの一つである、第一ヴァイオリンと第二ヴァイオリンの掛け合いが全く楽しい。

第1楽章の冒頭から覇気がみなぎり、推進力があってワクワクするような進行。音楽の形は実に端正で、ピリオド楽器を持った「古典派」の演奏。
響きはクール。この交響曲特有の熱さはあまり伝わってこないが、その分、ガーディナーの棒の元にオケが見事に揃ったプレイが展開される。整然として心地よい。

第2楽章アンダンテは、やや遅めのテンポ。徐々にクレッシェンドしてゆく哀しみ、メロディが美しく歌われるところは全く見事。

第3楽章は畳み掛けるような迫力。アンサンブルは最高。速いテンポでも全く乱れない合奏。トリオの部分でも淀まずに、どんどん進んでゆく。ベートーヴェンのスケルツォの荒々しさがよく出た演奏と思う。

終楽章は、思ったより速くならない。斬新な演奏として聴いてきたのに、いつしか格調の高い演奏になっている不思議さ。第1楽章で聴いた印象と同じ、「古典派」の演奏。

いや、これは品格十分、立派な音楽でありました。
ピリオド楽器を用いて、奏法も解釈も斬新なのに、トータルではスッキリ古典的なベートーヴェンでありました。
ベト7は、やはり名曲です。


ちょいと自己リンクを・・・・。
クーベリック/ウィーン・フィルの演奏は王者の行進

ムーティ/フィラデルフィア管は歌うベートーヴェン

ティーレマン/フィルハーモニア管のは確信犯的な古き良き時代風の演奏

マッケラス/ロイヤル・リヴァプール・フィルは、多分初めてのベーレンライター版だった

ブロムシュテット/ドレスデン・シュターツカペレの演奏は格調高く、熱い終楽章が面白い

コンヴィチュニー/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管は、まさにドイツ伝統の演奏

オクトフォロスの9声部ハルモニー版なども面白かったりして・・・・・・。



AUTHOR: にき DATE: 11/27/2006 11:52:23 こんにちは。
ガーディナーのベートーベンは聴かずじまいでした。ベートーベン以前のは幾つか聴いています。
よさそうですね。とりあえず7番とっかかりに聴いてみようと思います。
まだ発売されているのでしょうか。
廉価で求められるようでしたら購入してみます。
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コメント

>にき 様
こちらこそ、いろいろ教えてください。
よろしくお願いします。

オペラだけは対訳が欲しくなりますね。ボクはレコードで持っていることが多いので、LPから対訳を取り出して、輸入盤のCDで聴いてます。
対訳付きのオペラCD国内盤は、やはり高価ですね・・・・。

こんばんは mozart1889 さん

ベートーベン交響曲中、第7番は最も好きな曲です。リズミカルで親しみやすいメロディー、どの演奏も時間を感じません。名作だと思っています。
ガーディナーのこの全曲録音は、ピリオド楽器の一つの道標と思っています。非常に素晴らしい演奏と思います。

>あるべりっひ 様
おはようございます。いつもコメントを有難うございます。
ガーディナー盤は、ピリオド楽器のベートーヴェンとしては最も聴きやすい演奏ですね。
あるべりっひさんも、そう思われているようなら嬉しいです。
(でも、本当は、現代楽器の方が好きなんです。・・・・)
ベートーヴェンの7番交響曲は、元気が出ます。3・4楽章で煽られるような感じで、勇気が湧いてきます。

こんにちは。

ここ最近、ガーディナーのモーツァルトを聞いてました。リンツとか。こちらはオーケストラが違うんですけど、色々やっていて、なかなか。
ベートーヴェンでは、私はホグウッドの第9を最初に入手したのが始まりだったかな。
ピリオド演奏もいろいろで面白いですね。


>Verdi 様
おはようございます。いつもお世話になります。
ガーディナーのモーツァルトも新鮮な演奏でした。イギリス・バロック・ソロイスツでしたか・・・・。
ベートーヴェンのピリオド楽器での演奏も、おっしゃるように面白いですね。
ガーディナーの演奏が最も自分には合うような気がします。
現代楽器では、ラトルの全集がショックでした。

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