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ラヴェルの「ボレロ」 クリュイタンス/パリ音楽院管

パソコンが不調で、電源投入後10分~30分で固まります。知り合いによれば、どうもマザーボードの電解コンデンサ不良だろうとのことで、早く交換しろと云います。
問題は、それがワタシに出来るかどうか・・・・なんであります。
交換用のマザーボードはすでに入手しているんですが、どうも。勇気がなくて・・・・。
不器用なワタシ、過去幾つも、様々な「組立もの」を壊してますので、いやはや自信ないですな・・・・。今度の土日でせにゃいかんやろなぁ。

さて、今日は懐かしいLPを聴いてます。

ラヴェルの「ボレロ」。
アンドレ・クリュイタンス指揮パリ音楽院管弦楽団の演奏。
1961年11月、パリのサル・ワグラムでの録音。EMI原盤。

クリュイタンスのラヴェルとくれば、もう定盤中の定盤。
オケも素晴らしい。パリ音楽院管は、最もフランス的な音を響かせるオーケストラだった。
(これ、パリのコンセルヴァトワール・・・のだめちゃんが留学したところですかな・・・・)

フランスの明るさ、軽さ、華やかさ、おきゃんなパリ娘のセンスの良い会話。
そんなものを味わいたいときには、クリュイタンス盤がやはりイイようだ。

ボレロは次々に登場する管楽器の音色の多彩さと、微妙なニュアンスを味わうべき作品だとボクは思うが、クリュイタンス/パリ音楽院管で聴くと、それが過不足なく、文句なく素晴らしい響きで聴ける。

トロンボーンとピッコロが重なるところなど、全くオルガンのように響くし、しかもその響きに色気が漂う。その芳香が、他の演奏には聞こえない。

木管の軽さ、澄まし顔のクールな響きも良いし、金管の甘くトロッとした響き(こっちもクールだ)もたまらない魅力。
そして、フレーズの一つ一つに何とも云えぬ情感、サラサラとした微妙な味わいが聴ける楽しさ。ああ、ホンマにフランスの音やなぁ。

クリュイタンスのテンポは中庸で、淡々と進んでゆく。速くもなく遅くもなく、いたってクール、しかも正統派。別に何ら細工を施しているわけでもない、それでいて出てくる音は「フランス的」としか云いようがない音。

彼らの遺したラヴェルの管弦楽曲を聴くたびに、思います。
このコンビこそ、フランス音楽最高のコンビだった・・・・・。



AUTHOR: ピースうさぎ URL: http://blog.goo.ne.jp/prabbit DATE: 11/24/2006 08:47:09 おはようございます。
クリュイタンスのボレロってちょっといい意味で「ゆるい」感じがします。
パートソロもなんか気ままな感じで、そこがフランス風なんでしょうかね。
そういえばLPで購入した、ダフニスとクロエの全曲もいい感じでした。
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コメント

>ピースうさぎ 様
おはようございます。いつもコメントを有難うございます。
そうです、クリュイタンスの「ゆるい感じ」が良いんですね。アンサンブルを締め付けず、管楽器なんか自由に吹いているところがありますが、トータルでは綺麗に収まってオシャレな味わいがある・・・・名品だと思います。
LPで僕もダフニス持ってます。聴いてみようかと思います。

>にき 様
おはようございます。いつもお世話になります。
クリュイタンスのような指揮者、いないですね・・・・。一時、デュトワがクリュイタンスの後釜のように云われましたが、やはり違いました。
(でも、デュトワもスゴイと思うんですが・・・・)
ああいう、イキでオシャレな指揮者、なかなかいませんね。
クリュイタンスのラヴェルは素晴らしいです。

>Verdi 様
おはようございます。MB交換で悩んでます。
今は好調にPCが動いています。こうして書き込んでいるんですから・・・・(^^ゞ。
面倒だし、壊しそうだし・・・・・そもそも機械作業は大嫌いで困ります・・・。

クリュイタンスのボレロ、たしかに仕事なさそうですね。でも雰囲気はさすがフランス、そしてクリュイタンスの個性そのものです。
クリュイタンスのラヴェル全集は宝物ですね。

こんばんは。いつもお世話になります。
「ボレロ」始めラヴェルの管弦楽諸作品の録音は、私には、このクリュイタンス盤に尽きます。これらの録音が何故欧米では軽視されているのか、全く理解出来ません。
ところで、この曲のEulenburg(1994年)版のスコアは、ラヴェル研究家のアルビ・オレンシュタイン氏の解説が大変充実していますが、その中で、パリ国立図書館所蔵の、ラヴェルの自筆スコアについて、注釈で触れられています。
それによるとラヴェルは、=76を線で消して=66と訂正して書き変えていて、当初案の=76で演奏すると、トスカニーニのNBC響の録音(13’25”)に近いテンポになるのですが、ラヴェル指揮のラムラー管との自演盤では、修正後の=66の厳格なテンポに近い、15’50”で演奏してるとのことです。→


→ちなみに、このクリュイタンス/パリ音楽院管盤は15’30”位の演奏で、ラヴェルの指定したテンポに極めて近く、デュトワ/OSM盤は15’05”位で、ちょっと速めです。
勿論、テンポは演奏の諸要素のひとつに過ぎず、演奏の優劣を決めるものでは断じて有りませんが、興味深い事実では有ります。

補足です。 先程の送信で、4分音符の記号が変換出来ませんでした。従って、4分音符=76がラヴェルの当初のテンポ、修正後が4分音符=66になります。
更に後の出版譜では、4分音符=72と、またちょっと速くなっていまして、それを正とすると、クリュイタンスより、トスカニーニやデュトワの方が、より正しいテンポと言うことも出来ます。

しかし、ベートーヴェンといい、ホルストといい、ラヴェルといい、テンポの問題は奥が深いです。

要は、作曲者をも感心させる優れた演奏なら、どっちでもいいんでしょうね。

>鞍馬天狗 様
コメントを有り難うございました。
さすが鞍馬天狗さん、オーケストラ奏者ならではのコメント、勉強になります。僕はスコアを見ながら聴く習慣がないので(いくつかポケットスコアはもっているんですが・・・・)、速度指定のことはあまり気にせず聴いてきました。
奥が深いですねえ・・・・・。難しいもんですね。
クリュイタンス盤は素晴らしいと思います。テンポ云々もそうですが、楽器の音色がエエですね。いかにもフランス的な感じで、EMIの録音も素晴らしいと思います。

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