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モーツァルトのセレナード第10番「グラン・パルティータ」 クレンペラー/ロンドン管楽合奏団

今年は暖秋だそうです。
ふだんは室内仕事なので、日中の外気の暖かさに気づかなかったんですが、そういえば職場の銀杏の色づきが遅いようです。昨年も遅かったんですが、今年はさらに遅いです。
桜三里のあたりは紅葉が綺麗になっていますが、伊予路の平地はまだまだ錦秋というわけにはいかないようです。

さて、今日は休日。のんびりモーツァルト三昧しましょうか。

で、モーツァルトのセレナード第10番。
いわゆる、13楽器のためのセレナード 変ロ長調「グラン・パルティータ」。
オットー・クレンペラー指揮ロンドン管楽合奏団の演奏。
1963年の録音、EMI原盤。

クレンペラーの個性が大いに発揮された名演奏。

ゆったり、ゆっくり、スケール雄大かと思うと、可憐な表情が浮かんだり、クレンペラーには珍しく情感がこもったところもあったりして、なかなか一筋縄ではいかないが、最後には、「やっぱり、クレンペラーだわい」と納得してしまう。

1・2楽章はいたって普通。美しいモーツァルト。

第3楽章あたりから俄然面白くなる。
テンポはゆったりで、これぞクレンペラーのテンポ。
冒頭の和音のあと、オーボエからクラリネットに渡される旋律の美しさは最高。響きもタップリとしていて、色合いも濃厚。思い入れを感じる。
楽章を通じて、美しいメロディが次々に受け渡されてゆくところは、格別の味わい。ゆったりした包容力も感じる。父性的な愛情も感じられる。そして、遅いテンポの中で、モーツァルトの天才がそこかしこにこぼれ落ちてくる。

第5楽章のメヌエットも素晴らしい。
ここもテンポが遅く、フワッと音が伸びてゆく。ロンドン管楽合奏団は好演。クラリネットやオーボエは本当に美しい。
中間部ではハ短調になって、色彩的な表現が聴ける。管楽器の音色が変化に富んで、見事なものだ。さすがクレンペラーと云うべきか、それとも、このぶっきらぼうなオッサンにロンドン管楽合奏団がよくついていったと云うべきか。

第6楽章も名演。
主題の美しさ、変奏の鮮やかさはモーツァルトの天才の証し。
いつ聴いても素晴らしいなぁと思う。

今から40年以上も昔の録音・・・なのにイイ音してます。
EMIにしては上々の録音・・・と云うより、この時期のEMIにはなかなか良い音の録音が多いようです。

「グラン・パルティータ」には良い演奏がいっぱいあります。
ベルリン・フィルハーモニー管楽アンサンブルのもの
アーノンクール指揮のもの

ちょいと聴き比べしてみましょうか。




AUTHOR: にき DATE: 11/23/2006 11:00:25 こんにちは。
クレンペラーいいですよね。いままで見えなかったところがみえてきますよね。この一徹おじさんによってベトのソレニムスも開眼した覚えがあります。この盤は持っていませんが情景が浮かびます。EMIのこのころのはなんとも自然に聴こえます。誇張がなくて聴いていて安心です。
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コメント

>よし 様
こんばんは。コメントを有難うございました。
クレンペラーのグラン・パルティータは、モーツァルトにしては少し大柄な演奏かもしれませんが、闊達で指揮者の個性がよく出た演奏だと思います。
時々取り出しては楽しんでます。
よしさんも同じCDをお持ちですか。嬉しいです。
最近、あまり見かけないCDになってしまったです・・・・・。

こんばんは、mozart1889 さん。

クレンペラー、いいですよね。
この『グラン・パルティータ』含めクレンペラー翁のMozart演奏どれも好きです。どの演奏も『祖父』が『孫』の曲を心を込めて演奏してるように感じます。
ゆったり、ゆったり奏でているんですが、時間の長さを感じません。不思議な演奏です。それに本当に管楽器が美しい音を奏でます、同時期の他の指揮者の音と違います。奏者が違うのではと思ったりもします。
『グラン・パルティータ』の美しい名演だと思います。

>あるべりっひ 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
クレンペラーのモーツァルト、いいですね。
風格がありますし、新しい発見もあります。
1960年代のEMI録音はなかなか良いようですしね。愛聴盤です。

いつもお世話になります。コメント感謝です。

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