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ハイドンの交響曲第96番ニ長調「奇蹟」 ヘルビッヒ/ドレスデン・フィル

ここのところ、ハイドンをゴソゴソ聴いています。
昨日はデイヴィスを聴きました。他にもヨッフム/ロンドン・フィル、カラヤン/BPO、バーンスタイン/NYP・・・・いやぁ、ハイドンってエエですね。
特に朝。出勤前とか、通勤の車の中で聴くと、実に爽やかな気分になります。

そんな中、やや小ぶりだけれど爽やかな1枚を今日はエントリーしてみましょ。

ハイドンの交響曲第96番ニ長調「奇蹟」。
ギュンター・ヘルビッヒ指揮ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏。
1977年頃、ドレスデン・ルカ教会での録音。

リズムが軽快で、音楽が実によく流れる。しなやかでスッキリとした音楽作り。
ドレスデン・フィルの音も素晴らしい。ドレスデン・シュターツカペレのような、上品で柔らかい響き。ルカ教会の音響がものをいっているのかな。残響はいつもながら本当に美しい。

第1楽章、アダージョ~アレグロ。
柔和でしなやかなハイドン。オーケストラはやや小ぶりで、内声部が良く聴き取れる。ストリングスは滑らかで、これはホンマに美しい。特に第1ヴァイオリンは艶やかさもあって実にイイ。後方で鳴る金管や木管がまた品のいいこと。

第2楽章はアンダンテ。
ハイドンらしい上質で紳士的、穏やか・ふくよかな音楽。心落ち着くなぁ。
若い頃はこのテの音楽がナマぬるいと感じたがものだが、トシのせいだろう、この頃はこういう音楽がしみじみ味わい深く感じられるようになった。
ヘルビッヒのつくるハイドンは、上等な民芸品のような感じ。丁寧に作り込まれて、触れば温もりがあって、作り手の愛情が注ぎ込まれている・・・・そんな音楽。

第3楽章はメヌエット。
精力的で若々しく、リズムがよく弾んで実に気持ちいい。響きもドロドロせず、シェイプアップされた音楽になっている。オーボエのソロなどは、ふるいつきたくなるような魅力的な響き。

終楽章はヴィヴァーチェ。
快活にして爽快、清明な音楽が走りすぎてゆく。響きが豊かなのだが、音楽はいたって簡明。ドレスデン・フィルが心地よく締めくくってくれる。

この曲の「奇蹟」というニックネームは、初演時に、会場のシャンデリアが天井から落下したにも関わらず誰も怪我をしなかったという出来事によるらしいが、ホンマかいな。
ニックネーム関係なしに、楽しく、心地よく聴ける交響曲でありました。

デイヴィス/コンセルトヘボウ管のハイドンもエエですが、ヘルビッヒのハイドンもなかなかですぞい。
しかもこのボックスセットは輸入盤激安価格で4枚組で1700円くらいでした。
ロンドンセットがこんなに安価に聴けてしまってエエんでしょうか・・・・。
いやはや、とても嬉しい。


AUTHOR: 花岡ジッタ DATE: 11/22/2006 12:57:48 このディスクはお値段といい、演奏内容といい、録音といい、ホントに素晴らしいですね。毎度ながらルカ教会の響きの素晴らしい事。音楽好きな天使でも棲んでいるんでしょうか。私がヘルビッヒを知ったのは恥ずかしながらほんの数年前、RPOとの「英雄」がきっかけだったのですが、以来出来るだけ聞くように心掛けています。
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コメント

>にき 様
いつもお世話になります。
ヘルビッヒのハイドン、4枚組1700円は安いですが、なかなかイイ演奏だと思います。
にきさんがおっしゃるように、ハイドンは疲れませんね。穏やかな気持ちになります。
バロックはあまり聴くことがないんですが、そうですか、バロックのオペラ、聴いてみようかな・・・・。
有り難うございました。

mozart1889 様
はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいています。
ディヴィス、ヘルビッヒのハイドン懐かしいですね。
ディヴィスはLPで、ヘルビッヒはCDの徳間ドイツシャルプラッテンの廉価版で聴いていました。
でも今は見当たらないのですが...
ディヴィスはコンセルトヘボウの音、ヘルビッヒはドレスデンフィルの音と言うようにオケの音色で聴かせてくれました。
私も今なぜかハイドンにはまっています。いいですねぇハイドン。
今後もよろしくお願いします。
TBさせていただきましたがうまく届かないようでした。

>daland 様
今晩は。初めまして。どうぞよろしくお願いします。
TBがうまくできないのは、ここのDoblogの仕様かもしれません。申し訳ありません。

さて、コメントを有難うございました。
デイヴィスもヘルビッヒもLP時代から活躍していた指揮者ですね。格調高い、しかも渋いハイドンを聴かせてくれます。コンセルトヘボウ管の音は最高ですし、ヘルビッヒ盤は激安で、良い買い物でした。

今後ともどうぞよろしくお願いします。僕も訪問させていただきますね。

mozart1889 様
コメント、TB本当にありがとうございました。
TBして頂いたエントリーを拝見するととっても共感するものがあり、嬉しくなってしまいます。
これほど音楽に対する思いが同じ方がいらっしゃるとは驚きです。
(いっしょにするなと怒られるかもしれませんが...)

この前の日のエントリーでコンセルトヘボウ管のことが出ています。
私が素晴らしいと思ったのは、ショルティのマーラーの4番のデッカ録音です。1961年頃の録音でしょうか。とにかく録音が素晴らしい。第3楽章の出だしの弦の綺麗なことといったら。
同じ頃のDGでのヨッフムの大地の歌、同じくヨッフムのフィリップスでのベートーヴェンの全集は、
演奏は好きなのですが、録音がまったく冴えず、同じコンセルトヘボウ管なのにおかしいなぁ。と思ったものです。

長くなり申し訳ありません。今後もよろしくお願いします。

>daland 様
おはようございます。こちらこそ、コメントを有難うございました。
今後ともよろしくお願いします。

1960年代のコンセルトヘボウ管、実はあまり聴いていないのです。
ショルティのマーラ^4番は、評判高いですよね。ボクはキリ・テ・カナワが歌った新盤しか聴いたことがないので、今度探してみようと思います。第3楽章の弦がそんなに綺麗なら・・・・・ワクワクしますね。
ヨッフムのDG盤は同感です。これがコンセルトヘボウ管か?と僕も思いました。アレ、本当に録音が冴えませんよね。

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