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ハイドンの弦楽四重奏曲第77番ハ長調 「皇帝」 東京クヮルテット

暖地の四国でも、夕方になるとだいぶ肌寒さを感じるようになりました。
ただ、日中は暖かいですし、雨もここのところ少ないので、ホンマに穏やかなのどかな田舎生活であります。

さて、今日も室内楽を。

ハイドンの弦楽四重奏曲第77番ハ長調 作品76の3「皇帝」。
東京クヮルテットの演奏。第1ヴァイオリンは原田幸一郎。
SONYが出している名曲全集からの1枚。ジャケットは名画で統一されているシリーズ。市販されたものではなく、通販のセット販売(訪問販売?)かなにかなのだろうが、今や古書店、中古盤屋、オークションなどに激安(1枚150円とか・・・)でゴロゴロ出てますなぁ・・・・。
でも、演奏も録音もふつうの正規盤(別にこっちが海賊版というわけじゃないが)と全く同じ、ボクらは大変有り難く聴かせてもらっています(^-^)。

さて、東京クヮルテットの演奏はとても素晴らしい。

音楽する喜びは、他人と合わせてハーモニーを作り出すことにある・・・・・・ハイドンの弦楽四重奏曲を聴いていると、そういうアンサンブルの悦びが伝わってくる。

第1楽章アレグロは、主題が発展して、派生した色々な要素が関連づけられてゆく「主題労作」。東京SQは、この主題の処理、発展を、論理的に筋道立てて進めてゆく。楷書風に、真摯にきちんと弾いている雰囲気が良い。

第2楽章はポコ・アダージョ・カンタービレ。この曲が「皇帝」と称される元になったハプスブルクの皇帝賛歌「神よ、皇帝フランツを護り給え」、これが素敵に変奏されてゆく。
原田幸一郎の第一ヴァイオリンがとても綺麗。伸びやかで朗らかで、明るく響く。ああ、ハイドンはこうでなくっちゃ。
やがて、ヴィオラ、チェロに賛歌が移ってゆく、その静謐さもイイ。

第3楽章は、もう、これぞハイドンのメヌエット。
流麗でしなやかで、明朗にして端正。古典的格調とはこういうものかと思う。
東京SQの見事なアンサンブル。合奏の楽しさが伝わってくる名演と思う。

終楽章。
緊張感のあるハ短調から、大詰めでハ長調に仕上げてゆく劇的なフィナーレ。ハイドンにしては珍しい激しさだが、東京SQはこういう楽想の方が、演奏のノリが良いようだ。素晴らしい一体感、緊密で迫力十分。スカッとした終結部だった。

録音はまずまず。
各楽器の艶やかさはよく捉えられていると思います。
音場感がもう少し・・・なんて欲は言いますまい。


AUTHOR: narkejp EMAIL: narkejp@netscape.net URL: http://blog.goo.ne.jp/narkejp/ DATE: 11/18/2006 06:32:14 おはようございます。
ハイドンの弦楽四重奏曲は、いいですねぇ。私は散歩のおともによく持って行きます。歩く速さにちょうどいい。曲想も暗く沈みこむようなものは少なく、「皇帝」「ひばり」など、健康的で気分がいいです。
東京クヮルテット、なつかしいですね!あいにく当地のブックオフでは一律750円というベラボーな値付けになってしまい、だいぶ疎遠になりました。もっぱら廉価な新譜を物色しています。
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コメント

>ensemble 様
こんにちは。コメント感謝です。
今日は暖地四国でも冷たい雨が降っています。この雨でまた冷え込むことでしょう。
下にも書きましたが、当地のBOOK-OFFの値付けは高いです。
ensembleさんお店の方がよほど良心的ですね。
なかなか長野まで買い付けに行けませんが、頑張ってください(^-^)。

ショルティのリングがアニメのコーナーですか?
それは断じて許せませんね(^^ゞ。

こんにちは。
ディスクユニオンとかレコファン行ったらありそうですね。
ブックオフはよくわかりません。あまり行ったことがありません。
ちなみにこのCDは持ってませんでした。なんとなく録音が信じられません。演奏者は文句ないのですが。
でも購入してみようと思います。

>にき 様
東京クヮルテットは懐かしい名前になってしまいました。
演奏は端正で迫力もありました。
ハイドンの弦楽四重奏曲は、明朗で健康的な音楽が多いですね。
朝に聴くと、気分がエエです。

都会の方なら、ディスク・ユニオンやレコファンがありますね。
田舎にはなかなか良い中古盤屋がありません。

ハイドン 弦楽四重奏曲『皇帝』『日の出』 東京クヮルテット

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ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809)  作品76 エルデーディ四重奏曲集全6曲より弦楽四重奏曲第77番ハ長調Op.76-3『皇帝』 Kaiser (The emperor) ,Hob.III-7

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