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ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第9番ハ長調 「ラズモフスキー第3番」 スメタナ弦楽四重奏団

11月下旬から12月の下旬までは、さすがに仕事が忙しくなります。
ここのところ連日会議の準備、小さな出張も多く、慌ただしい日々であります。
ただ今年度は、我が仕事を熟知している上司に恵まれ、優秀な部下も頂戴したので、仕事は実にしやすい環境になりました。(去年は若い士の後始末ばかりしておったことを思い出すと、有り難いことこの上なしですな)

さて、秋深し(というより初冬の寒さと云うべきか)、今月は室内楽を沢山聴いております。

今日は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第9番ハ長調 作品59-3「ラズモフスキー第3番」。室内楽の定番です。
演奏はスメタナ弦楽四重奏団。DENONの原盤。
クラシック音楽を聴き始めた頃、スメタナSQといえば、もう押しも押されもせぬ名弦楽四重奏団であって、出すレコードがすべてレコ芸・朝日の推薦盤という演奏の質の高さを誇っていた。

第1楽章、序奏部アンダンテ・コンモートから主部はアレグロ・ヴィヴァーチェへ。
ベートーヴェンらしい推進力に溢れた力作。
スメタナSQの弦のしなやかさが心地よい。アンサンブルは緊密で、せっぱ詰まった迫力がある。曲想のためだけでなく、このあたりの緊張感がスメタナSQの持ち味だと思う。襟を正して聴かなくちゃ。
スケールも大きいのだが、旋律線はデリケート。個々の楽器が匂うように歌っている。

第2楽章。第1ヴァイオリンとヴィオラが漂うように歌ってゆく。半音階的な進み方が不安を誘う。チェロのピチカートもそう。不安な表情が見える。
響きもそれを象徴するかのように不気味な雰囲気を作り出してゆく。巧いもんだなぁ。
4人が全く息のあった合奏。

第3楽章は優美なメヌエットで快活に流れてゆく。
表情は穏やかでスメタナSQの弦の美しさを満喫できる。輝かしい音もあるが、全体的には落ち着いた、シックな響きが印象的。楽章の途中で出てくる、楽器同士の会話も微笑ましい。

終楽章は生命力あふれるフーガ。スメタナSQは切れ味鋭く、グイグイと曲の核心に踏み込んでゆく。雄渾な演奏ぶり。音は強靱、4つの楽器が重層的に鳴り響く。
これぞ弦楽四重奏を聴く醍醐味。快感。

録音はDENON得意のPCM録音、鮮やかに個々の楽器を捉えて、残響も十分。
楽器の定位、奥行きなど申し分ありません。
家庭でクヮルテットを聴くのに、これ以上のことは望めない感じ。
贅沢な楽しみを味わいました。
王侯貴族並です・・・・・。



AUTHOR: にき DATE: 11/17/2006 12:45:29 こんにちは。寒くなりましたね。
ベートーベンの弦楽四重奏、最近は全く聴いてません。
確かこの盤も持っていたと思います。久しぶりに聴いてみようと思います。
アルバンベルクっていうのもありましたね。
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