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シューベルトの弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」 エマーソン弦楽四重奏団

今日もシューベルトを聴いてます。

シューベルトの音楽は時にコワイのであります。

ワタシは「未完成」を聴いても、その恐ろしさにビビってしまう臆病者でありますが、シューベルトの作品には、死神に憑かれたような、あるいはもっと大きな恐怖に囚われたような瞬間があります。
夜中に聴くと、このトシになってもコワイことがあります(^^ゞ。

今日の音楽など、タイトルからしてコワイですな。

シューベルトの弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810「死と乙女」。
エマーソン弦楽四重奏団の演奏。
1987年5月、ニューヨークでの録音。

シューベルトが書いた弦楽四重奏曲の分野での、最高傑作。
スケールの大きさ、構成力、そしてシューベルトらしい「歌」。どれをとっても素晴らしい作品と思う。

エマーソンSQは機動力に富んだ演奏を聴かせてくれる現代的な弦楽四重奏団。
一人一人がメチャクチャ上手いし、アンサンブルの緊密性もスゴイ。切れ味鋭く迫ってくるとともに、哀愁漂うセンチメンタリズムもある。
そして、清新な歌心。
この「死と乙女」が名曲であることを存分に教えてくれる名演奏だと思う。

第2楽章など、人間の底知れぬ不安と絶望に覆われた音楽になっていて見事。
シューベルトのニヒリズムを垣間見るような演奏。
旋律は美しいのに、どうしようもない死の深淵がポッカリ口を開けて、引っ張り込もうとしているような恐ろしさ。

第4楽章も、その恐怖からひたすら遁走しようとしているかのよう。

録音も良い。ダイナミックレンジが広大で、特にピアニシモでのヴァイオリンの囁くような響き、溜め息が聞こえるような繊細感がよく出ている。
エマーソンSQが表現しようとしている、シューベルトの明と暗のコントラストがよく伝わってくる。

ああ、コワイ。
口直しに何かピアノ曲でも聴こうかしら・・・・と思っても、シューベルト作品はピアノでも恐ろしい瞬間があります・・・・。



AUTHOR: 丘 URL: http://ameblo.jp/crest-my7 DATE: 11/13/2006 09:14:03 こんにちは。これは第傑作ですね。私も高校の時に何度も聴いて取り付かれたような
記憶があります。
確かカペー四重奏団でした。
私の所持しているLPも古い録音ですがTBを試みましたが駄目のようで・・・・。
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コメント

>Verdi 様
コメントを有難うございました。いつもお世話になります。
シューベルト作品はコワイものが多いです。
そうそう、弦楽五重奏もハ長調なのに恐ろしさがあります。おっしゃるとおりだと思います。
ピアノ・ソナタにもドキッとする作品がありますし、う~ん・・・・コワイ。
でも本当にどの作品もメロディが綺麗で惹かれます。

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