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ブリュッヘン/18世紀オーケストラのシューベルト 交響曲第1番ニ長調

久しぶりに伊予路にまとまった雨。
四国の今年の秋は暖秋で、ポカポカ陽気の日が多く、晴れが続いておりました。
昨日は、風雨が窓に打ち付けて、荒れた天気でした。
いよいよ冬支度ですね。

さて、今日の音楽はシューベルト。
彼の疾風怒濤期の曲を聴いてみようと思って取り出しました。

シューベルトの交響曲第1番ニ長調 D.82。
フランス・ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラの演奏。
1996年の録音。フィリップス盤の輸入盤全集からの1枚。

これはシューベルト16歳の作品という。天才の若書き、青春の交響曲。
若者の憧れや不安、そして希望に輝く佳品だと思う。

第1楽章はアダージョの序奏部にアレグロ・ヴィヴァーチェの主部が続く。
溌剌として爽やか、元気がよい演奏。古楽器らしい、独特のアーティキュレーションとダイナミズム。
金管の荒々しさは印象的。疾風怒濤といった感じかな。古楽器の金管は音程が不安定なのだろうが、そのことがかえって若者らしい危ういまでの新鮮さをもって迫ってくるし、未熟だが、向上心を持って前進しようとする意欲が伝わってくる。こういう演奏を聴くのは実に心地よい。
聴いているこちらも元気が出てくる。

第2楽章アンダンテ。ここはシューベルトの青春の歌にあふれている。憧れや夢や、そして時に覗く不安。内面には燃えさかるような炎を秘めているような音楽。
ブリュッヘン/18世紀オーケストラで聴くと、そういった諸々の感情が、素朴で時に粗野な響きの中から、生まれてくる趣がある。

第3楽章のアレグロは爽快なカッコ良さ、終楽章は快速で覇気に富んだ音楽。
いずれも活力に満ちて、迫力もある。

ブリュッヘンのシューベルトは優美さよりも、力強さが印象的です。
若く、破壊力に富んだシューベルト。
繊細なイメージが強い作曲家だが、この演奏には、元気でやんちゃなシューベルトがおります。

録音は最新、大変聴きやすくエエ音であります。
古楽器独特の響きに包まれるのもイイもんです。


AUTHOR: しじみ URL: http://ameblo.jp/lyricwaltz22/ DATE: 11/12/2006 10:27:23 こんにちは。
シューベルトの交響曲第1番は16歳の時の作品だったのですか!
昨日、ショスタコーヴィチの19歳のときの作品である交響曲第1番について書いたのですが、シューベルトはさらに早熟の天才だったのですねー。
実はまだ未聴の曲です。
シューベルトは、とかく暗いか重いか繊細かのイメージが付きまとうのですが、若く溌剌としたシューベルトというのも聴いてみたいと思います。
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