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カラヤン/BPOのブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」

LPは時々取り出して、針を通してやらないとパチパチ・ノイズが増加してしまう・・・・。
これyuhotoさんの言葉です。なるほど、たまには掃除を兼ねて、LPを聴いてあげなくちゃイケマセンな。
そこで今日はブルックナーの交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」を。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏。
1975年4月の録音。DG盤。
カラヤン/BPOによるブルックナー全集の、これは第8番に続く第2弾として録音・発売されたものだったんじゃないかな。
そして、なにより、ジャケットがカッコ良かったですな。翼の絵はたいそう印象的だった・・・・。

さて、演奏はというと・・・・・これカラヤン流の、徹底して磨き上げたブルックナー。
そして、ベルリン・フィルがスゴイ。

弦楽セクションは輝かしい音色で、美しく滑らかに歌い上げてゆく。美麗きわまりなく、艶めかしく、官能的でさえある。
金管群は豪快豪壮、バリバリ・ブリブリ気持ちいいくらい鳴り渡る。ホルンなどは冴え冴えとしていながらトロッと甘い響きをつくり出す。全体に音のダイナミクスは広大で、フォルティシモので音響は壮絶。
木管は温もりのある柔らかさ。技巧完璧、アンサンブル絶頂、巧すぎてもう何をか言わんや。

カラヤンは美しい音しか鳴らさない。
オーストリアの田園生まれ、野人ブルックナーの面影はここにはなく、都会の上品な紳士のようなブルックナーが現れる。教会のオルガニストでありつづけたブルックナー独特の宗教性からは遠い感じ。
版はハース版らしいのだが、ところどころノヴァーク版の指示も取り入れているとのこと。さすがカラヤン、芸が細かい。

圧巻は第2楽章。
精確なストリングスのアンサンブルに、完璧な技巧の木管群が絡んで、重層的な音楽を作ってゆくところなど最高だと思う。
ブルックナーの「ロマンティック」は1・4楽章が面白く、第2楽章では退屈してしまうことが結構多いのだが、このカラヤン/BPOは抜群に面白い。というより、スゴイ。
美術工芸品のように磨き込まれ、時にクリスタル・グラスを想わせるような燦めきがある。クールで硬質、目映いばかりの光が零れてくる。

カラヤンの個性が十分に発揮された「ロマンティック」だと思います。
録音は、音場がやや平面的(奥行きに乏しい)ということを除けば、素晴らしいと思います。特にここの楽器が大変美しく捉えられています。
録音から30年、これだけ美しい、耽美的なブルックナーはそうはないような気がします。



AUTHOR: ensemble URL: http://ensemble.ameblo.jp/ DATE: 11/06/2006 11:50:34 冒頭のお話、そのとおりですね。
あと、カビ対策でビニール外袋ははずしておきましょう。
私どもは商売なので外袋に入れて陳列しますが、それは不特定多数が触るのと、値札装着が目的です。一般の方々が外袋をしておくのは百害有って一利なし。
これ、プロのアドヴァイスでした。
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コメント

>ensemble 様
こんばんは。コメントを有難うございました。
あらら、外袋のビニール袋、付けっぱなしです。ジャケットが汚れたりホコリが付くのがイヤなので、買ったまま袋に入れてます。なんと、カビが生えるんですか・・・!
幸い、今のところカビ症状はないようですが、う~ん・・・捨てようかな・・・。
中袋はそのままです。
アドヴァイス、ありがとうございました(^-^)

>よし 様
こんばんは。コメント感謝です。
カラヤンのブルックナーは、EMI盤の評判が良いようですね。今度探してみます。EMIでの1970年代のカラヤンの録音はとてもイイらしいですね。モーツァルトやチャイコフスキーの交響曲はとても良い音でした。
LPの話ですが・・・・「ラインの黄金」どころか、僕はショルティのRING1という番号の大ボックス「指環」全曲が眠っています・・・・・(^^ゞ

>あるべりっひ 様
今晩は。コメントを有難うございました。
EMI時代のカラヤン、録音が良いですね。全く同感です。
モーツァルトやチャイコフスキーの交響曲を聴いていますが、素晴らしい音だと思います。残響成分が多いのがまたエエですね。
LPは独特の暖かさ、大事に聴いていきたいですね。

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