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フランクのヴァイオリン・ソナタ イ長調 シェロモ・ミンツ(Vn)&イエフィム・ブロンフマン(P)

ここのところ、四国はずっと良い天気。連休は穏やかな日々であります。

先日かぶせた銀歯の噛み合わせが悪く、とうにも痛くてたまらないので歯医者に行き、ついでに馴染みの内科で(主治医と言うべきか)家族全員でインフルエンザの予防注射。次男坊が受験生、いよいよ追い込みの時なので(そうはあまり見えないが(^^ゞ)、少々気を遣いますな。流感にかかるわけにはいかないようで。
そういえば、高校3年生の1割に及ぶという世界史未履修問題、次男坊もその中に入れたようで(十分の一に入れりゃ上等じゃ。ガハハ)、履修時間不足の補講がそのうち始まるとぼやいております。まあ、仕方ないわいなぁ。なんだかんだと云いながら、学校はアンタのことを考えてくれていたんだから。

さて、今日は室内楽を。

セザール・フランクのヴァイオリン・ソナタ イ長調。
シェロモ・ミンツのヴァイオリン、イエフィム・ブロンフマンのピアノによる演奏。
1985年6月、パリでの録音。DG盤。
カップリングはラヴェル、ドビュッシーのヴァイオリン・ソナタ。だから、これフランスのヴァイオリン・ソナタ名曲集。

ミンツのヴァイオリンはネットリと粘りがある。メロディが濡れそぼったような感じで進んでゆく。
この曲の第1楽章、第1主題は特有の湿気があるのだが、ミンツのヴァイオリンで聴くと、ムッと来るような熱い湿気が漂ってくる。例えてみれば、梅雨明けの夏の蒸気のような。
テンポは遅くゆったりなので、情感もたっぷり入っている。気持ちがこもっている感じで、やるせなさ、ためらいなども聞こえてくる。
ブロンフマンのピアノも、ミンツに寄り添って、しっとり・ねっとりしている。若い二人の噎せ返るようなロマンの熱気。

第2楽章はアレグロ。ピアノが克明で鮮やか。ミンツの技巧も見事なもので、中間部での歌が特にイイ。思いの丈をヴァイオリンに託していて、高音が素晴らしく伸びてゆく。ああ、綺麗な音。ブロンフマンのピアノの音色も透明感があって綺麗。

第3楽章、例の循環主題が表情を変えて出てくるのだが、これがまたネットリ。蒸し暑い音楽。ヴァイオリンもピアノも明るく澄んで美しい響きを作っているのに、出てくる音楽は熱っぽく湿っている。熱に浮かされているかのよう。ミンツのヴァイオリンは、ここでも突き抜ける高音が全く素晴らしい。

終楽章になると、曲想のせいか、涼しい風が吹いてきた。
この楽章は高原を渡る風。(もっともその風は夏の風だけれど)
ミンツのヴァイオリンもスッキリして、前3つの楽章と全然違う・・・・どうしてかな?こちらの耳の錯覚かな。
ピアノまで冷涼な響きになって、サッパリとした感じ。でも面白い。
フランクがそう聞こえるように書いているのか、ミンツとブロンフマンがそんな風に演奏しているのか・・・。この清涼感、気持ちいい。

録音は20年前になってしまいましたが、十分に美しい。
少し明るめの音に仕上がっていて、聴きやすい録音でありました。
晩秋にふさわしく、秋の日のヴィオロンの・・・・と思って取り出したら、いやはや期待と違う、噎せ返るような熱気でしたが。


AUTHOR: ensemble URL: http://ensemble.ameblo.jp/ DATE: 11/05/2006 14:19:41 ご次男のお子さん、優秀の証明が出来たみたいですね。
当店に来る生徒たちのうちの該当者は、存外にみんなおおらかです。
でも、困った問題ですね。
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コメント

>narkejp 様
こんばんは。コメントを有難うございました。
未履修問題、根は深いですね。僕は埼玉の公立校出身ですので、当時もカリキュラム通りだったと思います。文系でしたので社会は全部やりましたし、物化生地はそれぞれⅠを、そして化学Ⅱをちゃんとやりました。真面目なもんでしたね。
漢文は好きだったので、漢籍の素養は少しでもあった方が良いんじゃないかと思います。要は文系と理系があるのだから、必履修を減らすことじゃないでしょうか。選択の幅を増やすべきなんでしょうけれど・・・・あ、しかし、学力低下問題からすると、やはり必履修は増やしておくべきか・・・・う~ん。。根深い問題ですね(^^ゞ。

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