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ゲザ・アンダのモーツァルト ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K466 アンダ/ウィーン響

伊予路は晩秋です。
職場近辺にはイチョウが多く、今日はギンナン拾い。
いやまあ沢山。臭いぞい。
欲しがっている埼玉・入曽の旧友に送ってあげなくちゃ。

さて、今日は晩秋にふさわしいモーツァルトを。

モーツァルトのピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466。
ゲザ・アンダのピアノと指揮、ウィーン交響楽団の演奏。
1973年頃の録音で、オイロディスク原盤。アンダ晩年の名演奏。
DENONのマイ・クラシック・ギャラリーという名曲シリーズの1枚で、GES-9232というCD番号が付いている。
すでにエントリーした21番とのカップリング。

第1楽章の冒頭、もう全部分かり切っている曲なのに、なんと新鮮で滋味深く響くことか。序奏部の管弦楽など、温かくまとわりつくような趣がある。

アンダのソロは清潔で端正。紳士的。
情念的な訴えかけや歌い廻しは全くないのに、聴き手の涙を誘うような、哀愁漂うピアノ。美しい音で音楽のフォルムを崩さずにきちんと弾いている、しかも淡々としているからこそ、醸し出される無限の味わい。
ああ、それにしても何て上品なピアノか。大声を出すわけでもなく、悲痛な叫び声を上げるわけでもなく、テンポも速めでサクサクと弾いてゆく・・・・なのに、じわじわと痛切な哀しみが滲んでくるようなピアノ。アンダはスゴイ。

第2楽章は穏やかな木洩れ陽のようなロマンツェ。
モーツァルトの短調は、「涙の中の微笑み」。アンダが弾くと、一層その感を強くする。アンダのピアノは美しいとしか出さない。晩秋の味わい。
ちょうど今の季節、木立を揺らす微かな晩秋の風のよう。秘かで美しく無限のニュアンスをたたえている。

第3楽章は速いテンポで、駆け抜けてしまおうとしているような演奏。
ピアノの音色は刻々と変化して、これ、「万華鏡のような」と形容したらエエのかな。見事な弾き分けだと思う。そして、速い中にも零れてくる、繊細感。たまらない。

ウィーン交響楽団も好演。低音部は確実に支えているし、オケ全体ではアンダと仲睦まじく会話している感じ。響きは柔らかく、聴き手を包み込むのが特にイイ。

これ、古本屋で購入しているんですが、現役盤ですか?
素晴らしい演奏。録音も良好。雰囲気たっぷり。
DGでのモーツァルテウム管の弾き振り全集も素晴らしかったと思うんですが、この演奏はその上を行くんじゃないかと思います。

通算アクセス数、おそらく今日中に20万件を越えると思われます。
有難うございます。感謝です。
20万のキリ番を踏んだ人、どなたです?(^-^)



AUTHOR: narkejp EMAIL: narkejp@netscape.net URL: http://blog.goo.ne.jp/narkejp/ DATE: 11/04/2006 12:48:36 こんにちは。私も全く同じCDを聞いています。このCD、ほんとにいい曲、いい演奏です。ゲーザ・アンダというピアニストは、ピアノの音がきれいですね。
モーツァルトの短調の曲は、いずれも真率なもので、心打たれる音楽ですね。当方のブログでも、初めてモーツァルトのピアノ協奏曲の記事を掲載しました。ただし、「ジュノーム」です。併録された24番のハ短調のピアノ協奏曲もすてきです。
通産アクセス数、20万はすごい。蓄積の成果、おめでとうございます!
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コメント

>romani 様
こんばんは。コメントを有難うございました。
アンダ小野ピアノで聴くモーツァルト、至福の時です。
音が綺麗で、繊細で、心がこもってます。

アンダのバッハですか。。。聴いてみたいです(^-^)。

こんばんは、はじめまして。かっこうと申します。
ずっと前から 家にありましたDENONのシリーズ、今更ながら、演奏の素晴らしさに惹かれ、ゲザ・アンダを検索していた所、こちらで、同じCDのことを書かれていましたので、TBさせていただきました。何せ 語彙力が無いものですから、良さを伝える言葉が見つからず、もどかしさを感じています。私は、知識もなにもなく、ただ、好きで聴くだけで、独断と偏見に満ちているのではと危惧するのですが、こちらのような記事に出会うと、私の感覚も、間違いではないのだと 嬉しくなって コメントさせていただきました。色々勉強になります。ありがとうございます。

>かっこう 様
おはようございます。初めまして。ようこそおいで下さいました。
コメント感謝です。嬉しく思います。今後ともよろしくお願いします。

ここのDoblog、TBの調子が悪いようで、受付が上手くできないことがあります。一時、英字のTB攻撃が凄まじかったので、帰省を強めているのかもしれません。かっこうさんから頂いたらしいTBが届いていないようです。申し訳ありません。

アンダはエエですね。心に染みるピアノですね。
ボクも好き勝手に聴いているだけ、おそらく独断の偏見の感想文になっていると思うんですが、ド素人のたわごととしてお読み下さい。
どうもありがとうごさいました。

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