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オーマンディ/フィラデルフィア管のマーラー 交響曲第1番「巨人」

久しぶりの同期会。
青春の日々が蘇りました。
自分のルーツを確認できたような気分でした。

そこで今日は青春の交響曲を。

マーラーの交響曲第1番ニ長調「巨人」(花の章つき)。
ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管の演奏。
1969年5月21日、フィラデルフィアのアカデミー・オブ・ミュージックでの録音。

フィラデルフィア管の鮮やかなサウンドが堪能できる一枚。
オーマンディは深刻ぶったところがなく、楷書で明晰、分かりやすいマーラーをつくってゆく。オケの豊麗な音が、その明るさを強めている感じ。
1番交響曲を「マーラーのウェルテル」と云ったのはワルターだったが、オーマンディの演奏は、ウェルテルの悩みを突き抜けた青年の、屈託ないマーラー。
聴いていて楽しい。心地よい。
しかも、「花の章」つき。

その「花の章」は、朗々たるトランペットが全く美しい。惚れ惚れする。
吹くのは、フィラデルフィア管の名首席奏者ギルバート・ジョンソン。
巧いなぁ。ウットリするなぁ。こんなに吹けたら、さぞや気持ちいいだろうなぁ。

この「巨人」、全編ゴージャスな音の饗宴なのだが、特に第1楽章や「花の章」は豊麗でなタップリと脂ののったステーキのような魅力あふれるサウンドが炸裂する。

第3楽章もそう。悲しい旋律のはずが、明るく爽やかに響く。
第4楽章は、どんな大音量になっても音が崩れず、混濁せず、気持ち良く鳴り渡る。

オケは自発性に富んでいて、オーマンディは指揮しているのかどうか分からないほど。個々の奏者が気分良く演奏しているのだろうと思うが、だからこそ、ゴージャスなサウンドが生まれるのだろう。

1969年の録音と云うことは、もう40年近く前のもの・・・・・・とはとても思えない鮮烈な音。RCAの録音スタッフが優秀なのだろうが、そもそもオーケストラの音が素晴らしいから、録音の出来が良く聞こえるのかもしれない。

やや微温的なんでしょうが、こんなマーラーもエエもんです。


20年ぶりに再会した友人たち。
しかし、一目でそれと分かりました。
みんな変わっていないな。
いや、変わっているんだけれど、根っこの部分が変わっていない。
こんなイイ奴らとオレは青春を過ごしたのかと、気持ちいい邂逅でありました。


AUTHOR: ensemble URL: http://ensemble.ameblo.jp/ DATE: 10/24/2006 19:33:51 お帰りなさい。
リフレッシュできたご様子で、よかった。
不思議ですね、仲間って。ほんの数年一緒にいただけなのに…
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コメント

>Verdi 様
元気に四国に戻りました。東京の人の多さ、空気の悪さに驚きつつ、あ、食事をするのも何かとお金がかかりますね。

オーマンディの「巨人」は明るい青春です。
金管、おっしゃるとおり、エエですね。
コメント感謝です。ありがとうございました。

こんばんは。
マーラーの交響曲第1番は、ノリントン&シュトゥットガルト放送響のコンサートで聴きましたが、この「花の章」付きでした。これがまた素晴らしい演奏で、以来、マーラー1番は「花の章」付きじゃないと何か物足りなくなってしまいます。
ノリントンはノン・ヴィブラート奏法(実際は少しヴィブラートをかけているようですが)の人ですけど、それで味気なくなるなんてことはなく、音の美しさにビックリしました。
でも、脂ののったゴージャスな演奏も今度聴いてみたいです。

>しじみ 様
おはようございます。
ノリントンの演奏は、独特の奏法なので、サラサラとした爽やかな音楽になりますね。ベートーヴェンなどは加えてアクセントも面白く楽しめました。
マーラーはまだ聴いたことがないんです。聴いてみたいですね。
「花の章」はメータ盤のもエエです。
コメントを有難うございました。いつもお世話になります。

mozart1889さん、こんにちは。私もこの録音に関してエントリーしましたので、TBさせていただきます。昨今の演奏・録音と比べれば微温的なのかもしれませんが、何となくしっくりくるというか、落ち着く感じがします。これも歳のせいですかね(^^;

>stbh 様
こんにちは。コメントとTBを有り難うございました。お世話になります。
おっしゃるように、トシを取ると嗜好が少し変わりますね。オーマンディの「巨人」、若い頃なら許せなかったんじゃないかと思うんですが、今の耳で聴くとこれがなかなかエエんです。
ほのぼのとした青春交響曲。花の章付きですしね。

こんにちは。
このCD,私は「花の章」目当てで買ったのですが、
他の楽章もとても良いですね。
華麗でキラキラしたフラデルフィア・サウンド、
この曲に関してはよくマッチしているように思います。
「第9番」」とか、この調子でやると、ちょっと違うでしょうけど
(でもそれも面白いかも)。

>木曽のあばら屋 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
僕もこのCDは「花の章」目当てに購入したんですが、おっしゃるように、キラキラした華麗なサウンドが素晴らしいですね。解釈は他の演奏に比べると微温的なのだろうと思うんですが、フィラデルフィア管の音がエエですね。
フィラデルフィア管の9番はレヴァインの指揮で聴いています。明朗な9番で、面白く聴けました。

Mahler/Sym1

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先日ご紹介したCDの、メインの演奏です。実は世界初の「花の章付き」の録音、国内盤は「薔薇の騎士」組曲とのカップリング。

マーラー:交響曲第1番
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薔薇の騎士、確かにフィラデルフィアの華やかな音色と相性がいいかもしれません。私の持っているCDは、以...

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