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シェロモ・ミンツのメンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲ホ短調 アバド/CSO

秋の日の ヴィオロンの ため息の
身にしみて ひたぶるに うらがなし


ああ、秋の日にはヴァイオリンを聴きたくなる・・・・・。

今日はメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64。
シェロモ・ミンツのヴァイオリン独奏、クラウディオ・アバド指揮シカゴ交響楽団の演奏。
1980年2月、シカゴのオーケストラホールでの録音。DG盤。

作曲家のメンデルスゾーンはこの時35歳。ロマンの香りが漂う、これは名品であって、高貴な婦人の艶やかなドレス姿を思わせる気品が素晴らしい。
録音当時、ミンツは23歳。デビュー間もない頃の演奏。そのメンデルスゾーンの香気あふれるロマンを見事に表出したものと思う。

第1楽章から、ミンツの若さに満ちたヴァイオリンがイイ。勢いが良く、全くフレッシュなヴァイオリン。ピアニシモの美しさがもう一息かなと思うが、アバド/CSOのバックが美しすぎるから、そう思うのかもしれない。(それほど、伴奏が素晴らしい)
カデンツァは聴きごたえ十分。何しろ美音、録音もアナログらしい大らかで柔らかい音、で実にイイ。ノーブルな名演と思う。全体的にテンポもゆったりで、味わい深い。

第2楽章の抒情も素晴らしい。メンデルスゾーンがホンマに美しく書いた楽章だと思うが、ミンツのソロは感性豊かで新鮮、心の奥からの感動を持って弾いているのが好ましい。テクニックも完璧。若いってエエなぁ。
アバド/CSOも万全。ピタッとソロに合わせて、というより、気色悪いくらい合っている。中でも木管が抜群に巧い。

終楽章は克明な弾き方。一音一音を揺るがせない、端正な弾きっぷり。テクニックに裏付けされた、精確な演奏と云うべきか。妙に弾き崩すよりは遙かに好ましいが、もう一つ芸が足りないか・・・・・といって若干23歳の演奏家にそれを云っても仕方ないか。

アナログ最末期の聴きやすい音。
CD化にも成功しているようで、ボリュームを上げていっても音が崩れないのはさすが。
秋の日の ヴィオロン。
十分に楽しめました。


AUTHOR: 猫よしお DATE: 02/23/2008 13:03:25 度々すみません。
ミンツのヴァイオリンとアバドの指揮。
合いますね。
アバド/CSOの伴奏も見事です。
アバドとCSOには名演が多いですね。
ミンツはメンデルスゾーンの、このヴァイオリン協奏曲の叙情性を
見事に表現しているように思われます。
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コメント

>鞍馬天狗 様
コメントを有り難うございました。
シェロモ・ミンツは、何となく懐かしいヴァイオリニストになってしまいました。もう20年以上になるんですよね・・・・。若い人と思っていたら、もう、いいトシでしょう。
ブルッフ、名演t思います。ブラームスやベートーヴェンも良い演奏だったと記憶しています。ソナタも良かったですね。フランクにフォーレ、好きです。
パガニーニとクライスラーは未聴です。そらからバッハのパルティータも。これはいつか聴いてみたいです。

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