スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

バックハウスのベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 イッセルシュテット/VPO

今日は豪快に行きましょう。

ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番変ホ長調 「皇帝」。
ヴィルヘルム・バックハウスのピアノ、ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮、ウィーン・ フィルの演奏。
録音は1958年~1959年、DECCAの全集盤からの1枚。ご存じ、往年の大名盤。

第1楽章冒頭のトゥッティが響いた瞬間、ああ、ウィーン・フィルの音。
「これやこれや、この音や」とひとりごち。DECCAが見事に捉えたウィーン・フィルの音。
そして、バックハウスのピアノが剛毅豪快に登場する。威風堂々、まさに「皇帝」の登場であって、周囲を睥睨するような貫禄がある。これぞ、ベートーヴェンの迫力。ボクの中の「皇帝」のイメージはバックハウスによって作られた。

イッセルシュテット/VPOもまた素晴らしい協調。ベートーヴェンを演奏して幾星霜、ベートーヴェンの音楽が自分たちの肉体の一部になってしまっているような、オーケストラの響きがたまらない。古くさい表現だが、「自家薬籠中」のものにしているとしか云いようがない。

バックハウスのピアノは、速いパッセージだと「あれ?」というところがなくはないのだが、さすがの貫禄で弾ききってしまう。ベーゼンドルファーの音が、太く逞しく、そして染みいるような音色であったり、ビロードの温もりで包み込むような音色であったり・・・ホンマに素晴らしい。

第2楽章は天国の境地。
オーケストラはここでも万全で美しい響き。DECCAの録音も極上で、とても50年近く前の録音とは思えない鮮やかさ。ソフィエンザールでの録音だが、残響成分が多くない。比較的直接音の成分が多いのだが、うまくブレンドされていて聴いていて快感。
こんなに綺麗にウィーン・フィルを鳴らす指揮者は他にいただろうか?・・・と思ってしまうほど、陶酔的な音。

終楽章は愉悦のロンド。
これ以上何を望むのかと思えるほど、これは十全の演奏。ピアノ・指揮・オケが一体となった見事な協奏曲。
最高のベートーヴェンがここにある。

レトロな演奏なのかもしれません。
でも、素晴らしさは不滅です。
ああ、今日もエエ音楽を聴きました。


さて、昨晩、新車が届きました。
11年間乗ったローレルからブルーバード・シルフィに乗り換えました。
他社の候補もありましたが、浮気しませんでした。
ワタシは日産車が好きです。ブランド買いですな(^^ゞ。




AUTHOR: 丘 URL: http://ameblo.jp/crest-my7 DATE: 09/24/2006 09:21:41 おはようございます。名演・名盤なのでしょうね。私は3.4番の一枚(LP)だけで、
5番はSP時代に聴きすぎて(?)、もういいや、なんて気持ちで買わずじまいです。
と言っても、SP盤の演奏が誰だったのか、全く覚えていない^_^;/。
LP盤ではカーゾン/クナッパーブッシュとかグールド/ストコフスキーなどを持って
います。 が、これも全く聴いていない!
この際、是非聞いてみましょう。
スポンサーサイト

コメント

>ensemble 様
こんばんは。
同好の方がいらして嬉しいです。バックハウスで僕はベートーヴェンの剛毅を知りました。懐かしい演奏です。

ウィルヘルム・ケンプも好きでした。
バックハウスとケンプ、両極の人ですが、どちらも素晴らしいベートーヴェンを聴かせてくれました

記事を拝見していて、この演奏のこの曲が無償に聴きたくなりました。
バックハウスのベートーヴェンとブラームスは、本当に信頼できる演奏ばかりですね。
グルダと並んで最高の皇帝、そして全集と思います。
 追)新車購入おめでとうございます。新車のニオイは最高にエエですな(笑)

>yokochan 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
バックハウスのブラームスも良かったですね。ベームとの2番協奏曲など、やはり最高だなぁと思います。

新車の匂いが、ちと、きつすぎてですね、昨日は窓を開けて秋風を楽しみながら走っておりました。

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。