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ブラームスのピアノ協奏曲第1番ニ短調 エマニュエル・アックス(Pf) レヴァイン/シカゴ響

爽やかな秋空の一日でありました。久しぶり、抜けるような青空。
そして見事な夕焼け。明日も天気だわい。

さて秋のブラームス。
今日は・・・。

ブラームスのピアノ協奏曲第1番ニ短調 作品15。
エマニュエル・アックスのピアノ、ジェームズ・レヴァイン指揮シカゴ交響楽団の演奏。RCA原盤。

デジタル初期、デジタル最初期のCD。RCAが「RED SEAL DIGITAL」と称していた頃のもので、CD製造に気合いが入っていたのだろう、輸入盤にしては録音データが詳細を究める。
録音は1983年6月5日、シカゴのオーケストラ・ホール。1日録り。
マイクはショップス、AKG、ノイマンの3社、モニターはInfintyのスピーカーを使用しているとのこと。
アックスのピアノは、スタインウェイ(ハンブルク)のコンサート・グランド。

さて、演奏。
アックスもレヴァインも若い。そしてオーケストラはアメリカ最高の万能オケ、シカゴ響とくるので、生き生き溌剌、若きブラームスのロマンがダイレクトに伝わってくる好演となった。

レヴァインの指揮、そしてシカゴ響の伴奏が見事。巧いだけでなく、音楽のスケールが大きく、独奏者を包み込み、かつ、しっかりと支える。何とも云えぬ迫力と包容力。

アックスのピアノは凛々しく清潔。スタインウェイの豪快な音を生かしきって、音色や響きは光彩陸離たるもので、素晴らしい演奏。
低音の重厚さはいかにもブラームス的だし、柔らかいパッセージでの高音は、青年ブラームスの情熱を描き出して余すところがない。

第1楽章の激情的な表現も立派で素晴らしいが、第2楽章のモノローグ的静謐さが特にイイ。
ゆっくりと、情熱的にアックスが弾けば、レヴァイン/シカゴ響が優しく包み込む。
さすがレヴァインは歌劇場の指揮者、協奏曲での呼吸の合わせ方など上手いもんだ。ジャケットを見てもレヴァインは相当若いが、なに、栴檀は双葉より芳しってことか。

終楽章のソロとオケが一体となってつくり出す響きは、まさに浪漫的。ブラームスがもともとそう書いているとはいえ、音の充実が半端じゃない。

録音も今聴いても十分に良好。
RCAの気合いの入った録音が聴けます。
さて、この好演盤、国内では廃盤だろうと思っていたら、この春、1200円盤で復活したようです。メデタシメデタシ・・・・・。


AUTHOR: しのたか DATE: 09/22/2006 09:03:48 AXはアメリカで生活していると、普通に年に何回か生で聴けるピアニストです。ソニーのシリーズそのままにYoYoMa、故スターン、ラレドなんかと室内楽やってますし。NYフィル等にも定期的に出てくる。あるいは夏のフィラデルフィアのモーツァルトシリーズはメインメンバーだったりする。
11月にYoYoMaと来てベートーベンをやりますが、出張が入ってダメそうで、かなりガッカリです。
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