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J・S・バッハの無伴奏ヴァイオリンためのパルティータ第3番 ヘンリク・シェリング(Vn)

今日はヴァイオリン独奏曲を。

J・S・バッハの無伴奏ヴァイオリンためのパルティータ第3番ホ長調 BWV1006。
ヘンリク・シェリングの独奏。
1967年録音、DG盤の2枚組。

シェリングのヴァイオリンは端正でノーブル。
温かい人柄で、人をホッとさせるような相好なのだが、内実は常に真剣で求道的。真実を求めようとする誠実さにあふれている・・・・・・彼のヴァイオリンを聴くたびにそう思う。

バッハの無伴奏バイオリンのためのソナタとパルティータ集は、そんなシェリングの代表盤だろう。
それぞれの曲の個性を描き分けてゆく技量の見事さは云うまでもないし、聴き手の精神を純化させてゆくような演奏は全く素晴らしいと思う。
バッハの曲そのものも、聴き手が襟を正してしまいそうな峻厳さに満ちているのだが、やはりシェリングの演奏態度が聴き手に伝わって、精神を研ぎ澄まされてしまうのではないか・・・と思う。

このパルティータ第3番は、明るい曲調なのだが、シェリングの真摯な想いがビンビン伝わってくる。

美しくしなやかで、どこまでも伸びてゆく美音。そして、その美しさは奏者の思慮の深さに支えられているような。

夜中にゴソゴソ聴いていると、音量をしぼっているのにもかかわらず、しみじみと心に染みいってくる。
ふだんあまり考えない、人生のこと、宗教のこと、文化のこと・・・・形而上学的なものを想起させてくれるバッハの名品。それを、シェリングは美しく誠実に弾ききる。

聴き慣れた楽しいガボットの中にも、その誠実さが込められている。何と懸命で、マジメで、敬虔な態度の演奏だろう。

日常に埋没してしまいがちな今日このごろ、時にはこういう曲・こういう演奏を聴いて、心の中を洗濯したいものであります。


三連休、近所の西条ひうち球場で、高校野球秋季大会が始まりました。
台風の影響で心配されましたが、なんとか今日は試合が出来たようです。
夏が終わったと思ったら、早くも来春のセンバツ甲子園を目指す高校生の、元気な声。
気持ちいいものです。



AUTHOR: romani URL: http://blog.goo.ne.jp/romani1988/ DATE: 09/17/2006 16:57:49 こんにちは。

私も年に何回かシェリングのバッハを取り出して聴いています。

>シェリングのヴァイオリンは端正でノーブル。
まさにそのとおりですね。
私はやっぱりパルティータの第2番を聴くことが多いです。
これから久しぶりに聴いて見ようかな・・・。
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コメント

>しじみ 様
おはようございます。是非ブックマーク、こちらこそよろしくお願いします。
有難うございます。

シェリングのヴァイオリン、協奏曲で聴いても端正でノーブル、透きとおるような演奏が聴けます。いつ聴いてもエエですね。

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