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カラヤン/BPOのR・シュトラウス 「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」

爽快な秋の一日でありました。陽射しも風も、久しぶりにサラッと肌に心地よく、こういう日は仕事をしていても気分がエエんですな。
ただ、週末三連休は台風接近でまたも雨模様。
う~む・・・・・。

で、今日は、気持ちの良い管弦楽を。

リヒャルト・シュトラウス作曲 交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」作品28。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏。
1973年の録音。DGから出ているカラヤン名演集2枚組からの1曲。

カラヤンとR・シュトラウスの相性の良さは、今さらクドクドと書くこともないだろう。「英雄の生涯」やアルプス交響曲などは、まさに「はまり役」であってゴージャスなオーケストラ音楽を満喫できる。音響効果抜群、オケは巧すぎ、演出は巧み・・・歌舞伎十八番ではないが、聴いていて「いよっ!」とかけ声を発したくなるくらい。

この「ティル・オイレンシュピーゲル」も大変な名演なんじゃないかと思う。
特に1970年代のベルリン・フィルの絶好調の様子がよく分かる。昔懐かしい伝統のドイツの音・重厚な響きではなく、カラヤン好みのちょっと軽めで鏡面のように磨き上げられた響きになっているのだが、それが媚薬のように、麻薬のように愉悦をもたらす。
(ボクは麻薬も媚薬も嗜んだことはないんですがね・・・でもきっとそんな感じなんです)

アンサンブルは強固でオケの厚みも十分。大音量で聴くと、カッと燃えるような音がスピーカーから流れてくる。
ホルンの活躍がめざましい。完璧な技巧と甘い響きがたまならい。特に、やるせないほど情感漂う音色になる。見事だと思う。
ビオラやチェロのアンサンブルも、よく聴いていると、しっかりきっちりやっている。重厚とは云えないが、確かな低音が響いて好ましい。
木管のユーモラスな動きはこの曲の特徴だが、カラヤンが振ると、ソロが羽目を外しすぎず、筋書きにそって着実に吹いている感じがする。

ストリングスは色気タップリ。明るくブリリアントな音色で楽しませてくれる。時に、ヴァイオリンの響きがネットリと艶やかになって、エロティックでさえある。高級クラブのマダムの色香のような(そういうところにボクはふだん出入りしているのではないが(^^ゞ)、そんな雰囲気が漂う。そこがまたR・シュトラウスとカラヤンの相性の良さだろうと思うのだが。

キラキラと光り輝く、豪華絢爛で贅沢な演奏。爛熟したヨーロッパ文明の響き。オケの機能も全開で、これはやはり名盤、名演奏と云うべきなんだろうな。
録音も良好。
エエ音で聴けます。


AUTHOR: narkejp EMAIL: narkejp@netscape.net URL: http://blog.goo.ne.jp/narkejp/ DATE: 09/18/2006 09:06:01 おやおや、カラヤンのR.シュトラウスにコメントがないですね。確かに、彼の録音歴の中でも、意図的に手控えていたのかと思うほど。1971年の「HiFi Karajan」というグラモフォンのサンプラーLPでも、全くリストにありません。ナチとの関係を取りざたされるのを恐れたのでしょうか。その抑制を取り払った後の演奏は、カラヤンの本質が見事に現れているのではないかと思います。
私はセルの「ティル」「ドン・キホーテ」等を愛する者ですが、カラヤンの絢爛豪華な演奏の見事さも賛嘆するにやぶさかではありません。(^_^)/
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コメント

>猫よしお 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
カラヤンのR・シュトラウス、素晴らしいですね。「英雄の生涯」など、カラヤンそのものという感じがします。
どの録音も、演出巧みで聴かせ上手、たまらんです。

R.シュトラウス ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら

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