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デイヴィスのモーツァルト 交響曲第41番ハ長調「ジュピター」 ドレスデン・シュターツカペレ

この1週間の雨で、本当に涼しくなりました。
クラシック音楽には快適な季節です。
窓を閉め切っていても暑くなく、気分良く聴けます。今日は少し音量を上げてみようか。

今日はモーツァルト。

交響曲第41番ハ長調 K551「ジュピター」。
コリン・デイヴィス指揮ドレスデン・シュターツカペレの演奏。

堂々としたモーツァルト。
テンポは中庸で、響きはやや厚め。まろやかで薫り高いSKDの響きを堪能できる1枚。
録音も抜群。柔らかく少し渋めのSKDの音を見事にとらえている。フィリップスの録音スタッフの優秀さに加えて、ドレスデンのルカ教会の音響の良さがモノをいっているのだろう。楽器の融け合いが良く、バランスも適切。我が家で聴く中では、最も音がよいジュピター。

デイヴィスの指揮は精力的なものだが、強引にならず、音楽のフォルムは常に端正で凛々しい。カッチリした指揮をしたがる人だと思うのだが、このモーツァルトは、ふくよかで柔らかく、大変聴きやすい音楽に仕上がっている。

尤も、その聴きやすさの功績は、SKDの音にあると思う。
デイヴィスの指揮に敏感に反応し、機能的であるのだが、終始まろやかさを失わない素晴らしい音。響きの余韻も実に美しい。残響がフワッと消えてゆく時の美しさは、SKDならでは。全くかけがえのない音。

第1楽章の着実な歩みは、王者を思わせる。恰幅が良い。そして、「ジュピターは、こうでなくちゃ」と膝を叩きたくなるような絶妙のテンポ。
音楽の運びはどこから見ても正々堂々。ジュピターの風格にふさわしい。

第2楽章はややおそめのテンポで優美きわまりない演奏。アポロン的な美しさ。すっかり晴れ上がった青空。

第3楽章はデイヴィスらしい、メリハリのきいた演奏。SKDはふっくらとした響きで指揮者を支えてゆく。

終楽章は、「ジュピター」の核心。
モーツァルト最後のシンフォニーともなると、聴き手の方も思い入れがある。
デイヴィスの終楽章は、まろやかな音響と有機的なアンサンブルで、胸が熱くなってくる。
ああ、いいジュピターだなぁ。
何度でも聴きたくなるなぁ・・・・。
そんなデイヴィス/SKDのモーツァルトでありました。



AUTHOR: Verdi DATE: 09/13/2006 01:45:55 こんにちは。丁度今日、ジュピターをアーノンクールで聞いていて、記事を書いたのでTBさせて頂きました。
 シュターツカペレ・ドレスデン。いいですね。肉厚で筋肉質のオーケストラ、ってイメージがあります。なんといっても弦がいいですよね。モーツァルトの交響曲、特にジュピターあたりは、管も結構入っているとはいえ、やっぱり弦5部のパートが命ですから、SKDは得意ですよねぇ。

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コメント

>ニョッキ 様
こんばんは。コメント・TBを有難うございました。
ドレスデン・シュターツカペレのモーツァルトも良いですね。音がまろやかで、少しくすんだ色つやが何とも云えません。
ブロムシュテット盤もイイですし、フィリップス録音のC・デイヴィス盤も、残響が豊かで聴きやすいです。
デイヴィスは大好きな指揮者です。コメント感謝です、嬉しく思いました。

"ジュピター":アーノンクール/コンセルトヘボウ管(9/12)

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