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ショルティ/シカゴSOのメンデルスゾーン 交響曲第4番「イタリア」

ぐずついた天気が続きます。
気温が下がって涼しい陽気はエエんですが、カラッとした空気が恋しいですな。

せめてクラシック音楽は、サラッとした音楽を聴きたいなぁ・・・・。
と取り出したのが今日のCDであります。

メンデルスゾーンの交響曲第4番イ長調作品90「イタリア」。
ゲオルク・ショルティ指揮シカゴ交響楽団の演奏。
このコンビなら期待できそう。

第1楽章は快速快適なテンポ。颯爽として軽快な歩みだが、音楽はショルティらしく剛毅なもの。
推進力に溢れて、どんどん前に進んでゆく。強い足取り。
シカゴ響の機能も万全。フーガ風の場面で音楽がひたすらクレッシェンドしてゆくところの緊張感、さすがショルティと思う。

第2楽章は感傷的な旋律が続く。第1楽章はあっという間だったが、この楽章はじっくり味わい深い。
ここでの音楽は感傷的になりがちなのだが、ショルティが振るとその感傷がベタつかない。サラサラとした淡い情感が流れてゆく。初期ロマン派らしい風情だと思う。
シカゴ響のヴァイオリン群がしなやかでつややか。アンサンブルが完璧なので、一本のムチのように強靱ささえ感じる。

第3楽章は優美なメヌエット。
ここでもショルティ/CSOのコンビは、優しさよりもクールさが際だつ。
中間部でリズムを刻む管楽器のアンサンブルの見事さ。ホルンは特に巧い。クールで上品な響きが実にイイ。
(巧いはずだ、グレベンジャーだもの・・・・)

終楽章は青白い炎が燃えるようなサルタレルロ。
オケのアンサンブルは完璧だし、技量は最高だし、もう言うことなし。
音楽は推進力抜群でどんどん盛り上がるのだが、興奮状態・阿鼻叫喚にならないのがショルティならでは。クールな燃焼というべき演奏だろう。

録音は、今の耳で聴くと標準でしょう。
発売当初は優秀録音だったものですが、今聴くと、少し硬いかな。尤も、演奏がカッチリしているので、そういう録音に聞こえるのかもしれませんが。
当時3500円。高価な時代でありました。

CDケースにシール状のタスキを貼って販売しておりました。
今日の写真はそれであります。



AUTHOR: 吉田 URL: http://beethoven.blog.shinobi.jp/ DATE: 09/11/2006 20:42:03 こんばんは。ショルティの「イタリア」は明るくて軽やか、そのうえ細かいところまでじっくり手をいれた演奏です。ショルティは昔から好きで、時には1本調子なところもあったりしますが、これはホントにすばらしい。
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