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カラヤンのブラームス 交響曲第1番ハ短調

秋に旨いもの。
秋茄子、秋刀魚、梨なら豊水。そしてブラームス。

秋はブラームス。ホンマに秋になると「旨い」・・・・(^^ゞ
これからの季節、ブラームスが聴きたくなる・・・・・・これワタクシだけの季節感でしょうか?

で、今日はブラームスの交響曲第1番ハ短調作品68。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏。
1987年1月、フィルハーモニーでの録音。DG盤。

カラヤン最後のブラームス全集。
ボクはカラヤン70年代のブラームス全集をLPで聴いていた。流れるように美しく、時に瞑想的なところがあるブラームスだった。磨き上げたようなベルリン・フィルの響きが印象的な演奏もあった。

そのカラヤンがまたもブラームス全集を出す。これが最後のブラームスだろうな。録音はバブル全盛期の1987年だった。これは買うしかないなと思い、大枚3500円をはたいて購ったものだ。

期待に違わぬ素晴らしい出来。カラヤン最高のブラームスと確信した。
録音も極上。管弦楽のの迫力、音の艶、空間への広がり・・・文句なし。

第1楽章からカラヤン入魂の指揮ぶり、BPOも渾身の力強い響き。
豪華絢爛でいてドイツ的な強い音も十分。派手で華やかだけではない、重心の低いいかにもブラームス的な音がスピーカーから飛び出してくる。
なんやかんやと言われつつも、カラヤン/BPOの紡ぎ出す音は、音楽は素晴らしいなと思う。
序奏部など圧倒的な音。そこから浮かび上がる木管のソロがまた極上の響き。しみじみとした(なのに艶やかなんですなぁ)響きはホンマにたまらない。
旋律線はよく流れて、よどみない流麗さ。そして息詰まるような緊張の瞬間もある。このあたりはカラヤンの本領発揮。素晴らしい。

第2楽章から第3楽章は、ストリングスの素晴らしい響きが聴ける。ソロ・ヴァイオリンが美しい。
そして木管の素晴らしさ。特にオーボエがイイ。
テンポはやや速めで、音楽の表情は美麗を極める。細心の彫琢をほどこした音楽。
分かり切っていることなのに、改めてBPOの巧さに感心。

終楽章は堂々、勝利の行進。力強く雄大なホルン。それに続くフルートも見事。弦楽合奏も美しいことこの上ない。
スケールは大きく、管弦楽は逞しい。オケは全く巧い。往年の鉄壁のアンサンブルからすると少し弱いのかな?と思うところもあるが、安心して聴いていられる名演だと思う。
コーダの迫力も圧倒的。絶品の音楽がここにある。


このCDに出会ってから20年。
さて、これ以上のブラームスの1番に、あれからボクは出会ったのかな・・・・ふと考えてしまいました。


AUTHOR: ヒロノミンV URL: http://blog.so-net.ne.jp/hironominv/ DATE: 09/10/2006 10:16:06 お邪魔します。私も哀愁的な曲が多いブラームスは、秋の定番だと思います。
カラヤンの1番、実家にありました。少々ナルシスティックな演奏ですが、それに素直に身をゆだねればこれほど華やかで輝いた演奏はないですね。
個人的にはいかめしいベーム&ウイーン・フィルの1975年の録音が好きです。
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コメント

>よし 様
コメントを有難うございました。
これ、最後のカラヤンのブラームス全集でした。高かったですね、当時は。
CDの価格崩壊、今や隔世の感があります。
演奏は華やかでがっしりしたものです。
ベーム/BPO盤はLPで愛聴しています。モーツァルトの40番・41番(これもBPO)との2枚組廉価盤です。

ブラームスの1番、何度聴いても良いですよね。。。
カラヤンのブラ1、聴いてみたいです。
今持っているのは、ジュリーニとハイティンクです。

mozart1889さん、こんばんは!
ブラームスの交響曲第1番は本当に名盤に恵まれていると思います。しかし、ある時期から、このカラヤン盤をもっとも愛好するようになりました。(本当は第1楽章の反復がない演奏は敬遠したいところなのですが…。)
些細なことなのですが、第4楽章のホルンによるアルプスのこだまの中で、トロンボーンが奏でる一節(トラック4、4:01から)は、とても感動的です。
またしても(?!)、私のお気に入りの録音が取り上げられており、うれしく思いました。

>おさかな♪ 様
おはようございます。
ブラームスの1番はラストが盛り上がって壮大な気分になれます。
覇気があってイイ曲ですね。
ジュリーニ/VPOも良かったですね。大好きな演奏です。

コメントを有難うございました。
ブラ1を演奏できる喜び、羨ましいです^^。

>Niklaus Vogel
おはようございます。コメントを有難うございました。
ホンマにブラームスの1番は、名盤に恵まれていますね。
ベームやバーンスタインもよく聴きます。ヨッフム/LPO、ショルティ/CSOも好きです。セルやジュリーニもありますし・・・・尽きませんね。
カラヤン盤は購入当時から大好きな1枚です。取り出す頻度はこれが一番多いかもしれません。

Niklaus Vogel さんのおっしゃる「第4楽章のホルンとトロンボーン」は気づきませんでした。聴き直してみたいと思います。ありがとうございました。

mozart1889さん、こんばんは!
たびたびお邪魔いたします。このすばらしい録音を、今回取り上げましたので、TBさせていただきました。
このカラヤン最後のブラームス交響曲全集は、バーンスタインやジュリーニ、古くはワルターなど他のあまたの名録音に列するものですが、個人的にはこの第1交響曲がことのほかすばらしいと思います。この魅力はmozart1889さんの日記にてすべて語られており、私が付け足すことなどほとんど無いのですが…。

>Niklaus Vogel 様
おはようございます。コメントとTBを有難うございました。
ブラームスの1番は、人気がありますね。僕は初めて聴いたときからずっと好きでした。このカラヤンの最後のブラームス全集は本当に素晴らしい演奏でしたし、バーンスタイン/VPO盤やベームの1975年来日ライヴ盤なども忘れがたいものです。
当方もTBさせていただきました。有難うございます。

こんばんは。

カラヤンの演奏久し振りに聴きましたがホント逞しい演奏ですね。

私のブログTBさせていただきました。
基本的にレヴューは他の方の記事を読まずに書いておりますが
結構mozart1889さまと同じ感想があり、嬉しいです。

もちろん記事の質では全然敵いませんが。


>ニョッキ 様
おはようございます。コメントとTBを有り難うございました。
カラヤン最後のブラームスの1番交響曲、素晴らしい演奏でした。
貫禄、重量感、そしてカラヤンらしい流麗感も魅力的でしたし、大見得を切るところもいかにもカラヤン的な名演だったと思います。
このCDは新譜当時3,500円で買いました。結婚したてで、子供も生まれて家計が苦しかった時でしたが、どうしても欲しかったので購入して何度も聴いた記憶があります。若く、ビンボーな時でしたので、緩徐楽章など、身につまされる思いでした。

今のクラシックCDの価格崩壊を思うと、隔世の感とともに、こみ上げるものがあります。

変な時期にコメントすみません。文才と知識はないですが何とかコメントしようと思いました。
93年頃、実は個人的にどん底なときに全く理由はわからないのですが、小沢征爾サイトウキネン
のこの曲のLDをなぜか買ってしまい、まさに観客と一体になった演奏ですごく勇気づけられたのと
前向きになろうと思ったのでした。
また、その後購入したカラヤンのこの重厚な演奏にさらに胸を打たれ、
「何をやってるんだ」と自分に喝をいれてくれるものになりました。今もよく聴きます。
全く理論的ではないですが、音楽にはそんな力があると信じています。
77年のベームの来日公演からクラシックを狭窄的(他の分野の方を嗜んでしまうので)に
たまに聴いています。私は全くの素人ですが、貴blogはわかりやすく、
心に潤いをもたらしてくれます。
お忙しそうですし、気持ちに余裕ができたときにまた更新を楽しみにしています。

>DEREK 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。
小澤征爾とサイトウキネンのブラームス、当時はとても話題になりましたね。ヨーロッパ公演の大成功など、僕は単純ですから同じ日本人としてとても嬉しかったのを覚えています。
カラヤンのこの演奏は、思い出のものです。結婚したばかりで子供が出来てしかも安月給・・・・3500円は高価でした。でも、素晴らしい演奏でした。期待通りの名演と思いました。

DEREKさんがおっしゃるように、

>また、その後購入したカラヤンのこの重厚な演奏にさらに胸を打たれ、
「何をやってるんだ」と自分に喝をいれてくれるものになりました。今もよく聴きます。全く理論的ではないですが、音楽にはそんな力があると信じています。

全く同感です。僕も、そう感じつつ、今まで、30年近くクラシック音楽を聴いてきました。

ブラームス 交響曲第1番ハ短調 作品68

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昨日をもってブラームスの協奏曲はすべて取り上げましたので、今日から交響曲を順に聞いていきたいと思います。今夜は第1交響曲、選んだディスクはヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリンフィルハーモニーによる最後の録音です。
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仕事で割と大口の取引先がある理由で業務停止になったためウチの会社にも少なからず影響が出そうです。
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