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シューベルトのピアノ五重奏曲イ長調「ます」 ブレンデル(Pf)/クリーヴランドSQ

最近はまたLPづいてます。
CD時代になって、A面、B面とひっくり返すのが面倒になってしまったワタクシは不精者でありますが、時折取り出すLPは、柔らかく太く、懐かしい音がします。
針の音、パチパチ・ノイズは昔ながらであって、サーフィス・ノイズも相変わらず。
カッティングのせいか、カートリッジのせいか、中央の定位が良くないLPもありますが、それも今となってはご愛敬ですかな・・・・・・。尤も、我が家にあるLPは殆どが廉価盤なので、そのせいかもしれませんが(^^ゞ。

で、今日は自分には珍しく室内楽を。

シューベルトのピアノ五重奏曲イ長調 D.667「ます」
ピアノ演奏はアルフレート・ブレンデル、クリーヴランド弦楽四重奏団団員の演奏。
1977年録音のフィリップス盤。

作曲家22歳の時の作品。
全編、愉悦に満ちて、明るく朗らかで美しい旋律が続く。
シューベルト特有の「暗鬱」なところを取り去って、微笑だけで作曲されたような名品。
これはブレンデルのピアノが楽しめる演奏。
知的で端正、スタイリッシュで練りに練ったピアノ演奏。熟成した芳醇な香りが漂うような、美しいシューベルト。しかもその上に即興的な軽さも加わるのが素晴らしい。
録音夥しいブレンデルだが、シューベルトを弾くときが最高なんじゃないかとボクは思う。就中この「ます」などはスゴイ名演と思う。

クリーヴランドSQが若々しく、しなやかな演奏でブレンデルと音楽する喜びを分かち合う。この演奏、録音も良いので、弦楽器の艶やかな音色を楽しめる。
アナログ時代の最優秀録音の一つと思う。今は、廉価盤化されて、1000円で買えてしまう良き時代。

どの楽章もシューベルトの音楽を楽しむ、共感に満ちた演奏で、ふるいつきたくなるような魅力に溢れている。
あえて言えば、第4楽章の「ます」の部分がやはり最も楽しめる。
ピアノと弦楽が有機体のようにピッタリと合った、素晴らしいアンサンブル。
時折こぼれてくるソロの美しさ。宝石の輝きのような美しさ。


1978年度のレコード・アカデミー大賞を受賞した名盤であります。
(と云っても、当時、まさかこれが「大賞」とはナンボナンデモおかしいんじゃないかという意見が、選んだ当事者の中にもあったような気はしますが・・・・)

録音から30年、今も立派に現役盤として残っています。
ブレンデルはクリーヴランドSQと再録音しているはずですが(未聴です)、この楽しさ、この喜びは十分に価値ある演奏と思います。




AUTHOR: narkejp EMAIL: narkejp@goo.co.jp URL: http://blog.goo.ne.jp/narkejp/ DATE: 09/06/2006 05:39:04 同じLPを聞いてます。全く同感ですね。しかし、いつもながらすごい更新日時だなぁ。最近、朝晩が涼しく、早起きが気持ちいいです。
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コメント

>ensemble 様
こんにちは。コメントを有り難うございました。
寝苦しい夏は終わったのに、夜中に目覚めてしまいます。トシのせいでしょうか。
困っています。
シューベルトの「ます」、やはりブレンデル盤が定盤ですね。
音楽する喜びに溢れた名盤だと思います。

シューベルト ピアノ五重奏曲≪ます≫ ブレンデル(p)&クリーヴランドQ

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疲れたときの憩いの一枚 シューベルト ピアノ五重奏曲≪ます≫ ブレンデル(p)&クリーヴランドQ

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