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ヘンリク・シェリングのブラームス ヴァイオリン協奏曲ニ長調 ハイティンク/ACO

朝晩は、急に秋めいてきました。
涼しくなると、秋になると聴きたくなるのがブラームス。

秋も半ばから晩秋がブラームスにふさわしいんですが、今日は先取りしましょう。

で、ブラームスのヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品77。
ヘンリク・シェリングのヴァイオリン独奏、/ベルナルト・ハイティンク指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏。
1973年、コンセルトヘボウでの録音。フィリップス盤のLP。

「よき曲、よき演奏、よき録音」・・・・これは野村あらえびすが云った名盤の条件だったと思うが、ボクにとって、このレコードはまさに名曲の名演奏、名録音。
初めて買ったブラームスのヴァイオリン協奏曲のLPレコード。ベートーヴェンとの2枚組で3000円、フィリップスの廉価盤シリーズを数寄屋橋の「ハンター」で中古盤1400円(だったと思う)で買ったのだった。
以来、ブラームスのヴァイオリン協奏曲というと、この演奏が基準になってしまうほど、これは刷り込みになった・・・。

(学生当時は本当に貧乏で、廻り友人たちも貧乏で、また通う大学も貧乏人が集まる大学であったので気楽なものだったのだが、レコードを買うために早く就職したいと思ったものだった(^^ゞ・・・・。)

シェリングのヴァイオリンがとにかく絶品。
ノーブルで、端正で、背筋がピンと伸びていて、清新まで研ぎ澄まされている清冽な音。瑞々しく濡れたような音。美音であるだけでなく、演奏態度も真摯で誠実、潔癖な弾き方で、じっくりと丹念に音楽を積み重ねてゆく・・・・。

オーケストラがまた最高。
アムステルダム・コンセルトヘボウの充実した響き。ブラームスにふさわしい中身が詰まった響き。そして深々としたホールトーン。やや暗いしっとりと柔らかい音。
そして指揮のハイティンクもシェリング同様に誠実で清潔。ひたすら作曲者に奉仕しようとする指揮ぶりで、見事な伴奏だと思う。
ハイティンクはこの録音の頃から協奏曲も巧くなったような気がする。


全編が聴きどころ。
第1楽章の充実。はち切れんばかりに中身が詰まった演奏。
第2楽章の息づかい。木管のゆったりと味わい深い歌。情感漂うヴァイオリン。
終楽章の熱狂。尤も、シェリングが弾くと単なる馬鹿騒ぎにならず、終始品が良いのだが。


アナログ録音で、とても聴きやすい音であります。
いつまでも残したい演奏。多分今も現役盤でしょう。



AUTHOR: narkejp EMAIL: narkejp@netscape.net URL: http://blog.goo.ne.jp/narkejp/ DATE: 09/03/2006 20:50:48 朝晩は涼しくなって、半そでだと日差しが恋しいほどです。ほんとにブラームスを聞きたくなりますね。明日から、通勤の音楽はブラームスにしてみようかな。
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