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R・コルサコフの交響組曲「シェエラザード」 コンドラシン/アムステルダム・コンセルトヘボウ管

日中の気温は35度近くまで上がっていますが、朝晩は涼しくなりました。
蝉の声より虫の音が大きくなっています。
夏も終わり。

そこで今日は夏の名残を。
リムスキー=コルサコフの交響組曲「シェエラザード」。

キリル・コンドラシン指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏。
ヴァイオリン・ソロはコンマスのヘルマン・クレバース。
1979年6月、コンセルトヘボウでの録音。フィリップス盤。
懐かしいLPであります。ジャケットも斬新で美しかった。

クレッバースのソロが美しい。
細身で透き通るような清らかな音色で、上品しかも端正。ああ、最高のソロ・・・・・と絶賛したい。

オーケストラも素晴らしい。すべての音が生きていて、キラキラと輝いて生命力に富んでいる。
コンドラシンに触発されて、コンセルトヘボウ管がヤル気満々で演奏している。
もちろん天下のACO。ヤル気を、上品でエレガントなあのコンセルトヘボウの響きで包み込んで、音楽のフォルムが崩れないのはさすが。

録音は極上。最高。
数あるフィリップスのコンセルトヘボウ録音の中でも屈指の出来映えと思う。これに匹敵する録音は・・・・ハイティンクのマーラー再録音シリーズ(4番と7番)、マリナーの「惑星」、デイヴィスの「春の祭典」くらいか。
名録音中の名録音とこれも絶賛したい。
木管と弦の掛け合いの美しさ。管楽器のソロ。オケ全体の中での融け合い。どれをとっても云うことはない素晴らしさ。

コンドラシンの指揮はメリハリをつけて色彩的にシェエラザードを描き出す。
表現意欲に富んでおり、各楽章の性格を見事に描き分ける。迫力も十分。ロシア風の土臭さと、西欧の洗練とを高次元で融合、止揚させた名演。

いやはや古今無双の銘盤であって、クラシック音楽ファンの多くがこの演奏を聴いていることだろう。
人口に膾炙した名演奏。

どこを聴いても素晴らしいのだが、個人的には第3楽章の懐かしささえ漂わせる静かな演奏が感慨深い。
シルクロードからアラビアの草原に思いを馳せるような演奏。
ああ、ノスタルジー。

先日、新居浜のタワーレコードで輸入盤の新品CD、しかもリマスター盤が1200円で売っていました。
この名盤がこの価格・・・・・何という・・・。



AUTHOR: yokochan URL: http://wanderer.way-nifty.com/poet/ DATE: 08/27/2006 08:46:41 おはようございます。続々定番登場嬉しいですね。
私にも懐かしい演奏です。まずは、おっしゃる名録音!
今となっては、フィリップスからコンセルトヘボウの録音が絶えて久しく、残念です。
そして3楽章を白眉とする名演。私も同意見であります。
コンセルトヘボウとバイエルン放送って、二つを指揮する人が不思議と多いですよね。
コンドラシンも残念なひとりでした。
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コメント

>ensemble 様
コメントを有難うございました。
コンドラシン盤は、シェエラザード最高の名演・・・だと思います。
(と言いつつ、デュトワやマゼール、チョン・ミュンフンにアシュケナージとよく浮気してますが・・・・・・(^^ゞ・・・)
四国瀬戸内は、日中はかなり暑いです。
朝晩は涼しい風が吹いてくるようになりました。

シェエラザード大好きで、7枚ほど持っています。アンセルメ/スイス・ロマンド、コンドラシン/アムステルダム・コンセルトヘボウ、ビーチャム/ロイヤル・フィル、カラヤン/ベルリン・フィル、オーマンディ/フィラデルフィア管、ストコフスキー/ロンドン交、ゲルギエフ/キーロフと聴き比べましたが、やはりコンドラシン/アムステルダム・コンセルトヘボウがダントツの1番だ思います。

アンセルメのようなリファレンスでもなく、ストコフスキーやゲルギエフのような遊び心満載でもなく、コンドラシンはバランスが取れていて、ただただその美しさと情感に感動するばかりです。

ヴァイオリン・ソロだけでいえば、カラヤン/ベルリン・フィルのミシェル・シュヴァルベが1番だったりしますが^^;

>md 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
ボクもシェエラザード、大好きです。管弦楽曲では、「シェエラザード」と「惑星」は目に付くとついつい買ってしまいます。
mdさんが挙げられた演奏、ビーチャム盤は聴いたことがありません。是非聴いてみたいです。ストコとゲルギエフは確かに好き放題やっている演奏ですね。ゲルギエフ盤は、録音がエコーが多すぎて不自然に我が家では響いてしまいます。

ヴァイオリンのソロはミシェル・シュヴァルベが素晴らしいと思います。同感です。
あと、ロストロポーヴィチ盤のヨルダノフが、色気があってイヤらしいほどでした。ケバイおねえちゃんのようで、一興でした。

ビーチャム盤、格調高く力強い良い演奏だと思うのですが、どうしてもコンドラシン盤、カラヤン盤、ストコフスキー盤に手が伸びてしまいます。

自分はヘッドフォン(audio-technica ATH-A900)で聴いていますが、ゲルギエフ盤の弱音部の残響処理は素晴らしく思えます。演奏自体は威圧的というか、極端すぎてちょっと苦手ですが^^;

シェエラザードのヴァイオリン・ソロは大好きですので、ケバイおねーちゃんと仰られたロストロポーヴィチ盤も聴いてみたいです。ロストロポーヴィチ盤の存在すら知らなかったので感謝です^^

今、チェリビダッケ盤も注文中なのですが、そちらも楽しみです。

>md 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
mdさんはヘッドホンで聴いていらっしゃるんですか。細かいところまで聴き分けられますね。ゲルギエフ盤、僕もヘッドホンで聴いてみようかなと思いました。
僕の住まいは四国の田園地帯にありますので、家族さえ構わなければ、隣近所の迷惑に鳴らずに大音量を楽しめます。
(田舎暮らしは不便ですが、人口が少ないのが良いところかもしれませんん・・(^^ゞ・・)

ビーチャム盤は格調高く力強い・・・・・、いよいよ聴いてみたいですね。
コメント感謝です。
ありがとうございました。

既に¥3200の頃に買ったものがあるのですが、「リマスター」の文字に見事に釣られて買い直してしまいました。「ボロ2も一緒だし~、安いし~」などと自己弁護しながら。こんな事をしているから金が貯まらんのです。旧盤で若干感じられた音場の「箱庭感」が取れ、より自然になった感があります。只、最近のシャルプラッテンやら、XRCDの見事なリマスターっぷりを思うと、「もうちょっと何とかならんかったかな?」とも感じてしまうのですが。こんな事ではSACDが出たら装置も無いのにまた買ってしまいそうで自分が怖いです。

>花岡ジッタ 様
コメントを有難うございました。
「こんな事をしているから金が貯まらんのです」・・・・・思わず微笑んでしまいました。ボクも全く同様です。お金、貯まらんですね。ついつい買ってしまいます。
あ、気になるのはXRCDやシャルプラッテンのリマスターの音の良さ・・・・そうなんですか。ボクは一枚もまだ買っていないんです。そんなに音がイイのなら欲しくなります・・・でも、お金貯まらんですね(^^ゞ
この情報、貴重です。有難うございます。

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