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バウムガルトナー/ルツェルン弦楽合奏団のバロック名曲集

処暑であります。
暑さがおさまってきますと、クラシック音楽に良い季節であります。
涼しい夜風が入ってくるようにもなりました。

さて、今日は爽やかなバロック名曲集を。

ルドルフ・バウムガルトナー指揮ルツェルン弦楽合奏団の演奏。
1970年代後半の録音でオイロディスク原盤を日本のDENONが編集して発売したもの。

こういうアルバムは入門者用と云われるが、なぁに、このトシになってもよく聴くもんです。

特にパッヘルベルのカノンなら、いつ聴いてもエエなぁと思う。
パイヤールの旧盤がとりわけ雰囲気豊かで一番良いのだが、2番手はこのバウムガルトナーだ。
DENON盤は再録音盤にあたり、旧盤はDGから出ていた。LP時代はMGWナンバーのグラモフォン・スペシャルの廉価盤で、これは随分世話になったものだ。
清潔で格調高く、勤勉真面目なドイツ風の演奏なのだが、中身はとてもしなやか。特に変わったことはしていないし、アレンジも普通なのだが、だからこそそくそくと迫ってくる感銘がある。

続いてバッハの名曲。
「主よ、人の望の喜びよ」に管弦楽組曲第3番の「エア」、いずれも綺麗な弦楽合奏。心落ち着く、懐かしさがこみ上げてくる曲。バウムガルトナー/ルツェルンのコンビで聴くと、これがまた実に美しい音楽になる。

次は「アルビノーニのアダージョ」。
これもバウムガルトナーのDG盤でさんざん聴いてきたので、彼の解釈・アレンジは刷り込み状態。
ヴァイオリンの低音が太く柔らかく響くのがとても心地よい。あまり悲劇的にならず、淡々とした感じの演奏も良い。オルガンはエドゥアルト・カウフマン、ヴァイオリン独奏はグナール・ラルセンス。達者な奏者だ。

そしてグルックの「精霊の踊り」。
このアルバムの良いところ、オーレル・ニコレのフルートが聴けるのは嬉しい。しかも、バウムガルトナー/ルツェルンのバックが清潔で美しいアンサンブルで支えるのだから、全く聴き手としては有り難い。名演奏。
ニコレのフルートはいつものとおり、真摯。フルートという楽器の良さをすべて引き出そうという真剣な(ある意味では禁欲的な)演奏ぶりが伝わってくるのは、感動的。
小曲なのに、この立派さ、この素晴らしさ。
大好きなこの曲の、最高の演奏(と断言してしまおう~。


このアルバムにはヨセフ・スークのヴァイオリン独奏が聴けるヴィヴァルディも入ってます。
「調和の霊感」第6番イ短調、たぶんこの曲集の中で一番有名な曲。
これがまた何ともプレーンで清涼な演奏。

ああ、小曲集なのにこの贅沢さ。
ささやかな幸福を実感する時であります。



AUTHOR: 猫よしお DATE: 01/27/2008 19:21:57 お世話になります。
バウムガルトナー/ルツェルン弦楽合奏団のバロック名曲集。
バウムガルトナーとルツェルンのコンビによる
バロック音楽は良い演奏が多いです。
おっしゃるように小曲集なのに贅沢ですね。
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