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ラヴェルの「ダフニスとクロエ」第2組曲 デュトワ/モントリオール響

残暑厳しき折・・・・と云いつつ、確実に秋が来ています。
朝のジョギング中、今年初めて虫の音を聞きました。
コオロギです。草むらから、数匹の合唱。
これからもっと盛大になるでしょう、

さて今日はラヴェル。
「ダフニスとクロエ」第2組曲。

シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団の演奏。
1980年の録音。このCDは、デュトワ/モントリオールのラヴェル管弦楽曲集だが、「ダフニスとクロエ」には全曲盤があって、それがDECCA専属になったこのコンビの日本デビュー盤だったかな。
この全曲盤の方は、日本のロンドン・レコードの宣伝効果もあって、非常に売れたし、世評も高かったことを覚えている。


この曲を初めて聴いたとき、ラヴェルが音の魔術師であることを実感した。

大自然の夜明け、緑の空気、朝露に濡れた草花、あちこちで響く鳥の鳴き声、やがて涼しい風が吹き始め、新しい生命が誕生する・・・・・。

聴いているとそんなイメージが膨らんでゆく。
耳を澄まして聴いていると、朝霧が薄くなって、太陽が昇るその動き、風の音、鳥の声がホンマに聞こえる。
オーケストラから、これほどの描写を引き出すラヴェルの凄さ。

ボクは楽譜も読めず楽典も知らないドシロウトだが、この音楽のスゴイことは分かる・・・・・というか、ドシロウトにも理解させてしまうラヴェルはスゴイと思う。

そして演奏するモントリオール交響楽団の巧さ!
初めて聴いたときから、もうメチャクチャに上手い・・・・・らしい。

・・・らしいと云うのは、当時、知り合いの高校の音楽教師が、「オーケストラを聴くなら、何よりデュトワ/モントリオールがエエぞ」と云っているから。
この友人はファゴットの名手で、武蔵野音大在学中からN響のエキストラに呼ばれていたほどの腕達者だが、この友人をしてどのオケよりもメチャクチャに上手いと言わしめるのだから間違いないのだろう。・・・・と思ったものだ。

今聴いても本当に素晴らしい演奏。
一人一人が上手く、しかもオケの中に綺麗に溶けあって、豊穣な音楽を作ってゆく。
音は暖色系、例えは悪いがピンク色の響き。甘く柔らかく、透明感もある響き。

モントリオール響は、デュトワとはもう別れてしまったらしいが、残念なこと。
かけがえのないコンビであったと思いますな。


録音も抜群。我が家のターンベリーで聴く臨場感の素晴らしいこと。
DECCA録音はやはり最高であります。



AUTHOR: narkejp EMAIL: narkejp@netscape.net URL: http://blog.goo.ne.jp/narkejp/ DATE: 08/21/2006 06:34:44 おはようございます。ラヴェルの「ダフニスとクロエ」、デュトワの指揮で、いい演奏でしょうね。北国はお盆を過ぎて朝晩少しずつ涼しくなってきておりますので、音楽も聞きやすくなりました。
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コメント

>kumagusu2005 様
今晩は。コメントを有難うございました。
ボクもこの「ダフニスとクロエ」の全曲盤を持っています。
輸入盤なんですが、最初期のCDでして、トラック1つしかありませんでした。
これは困ったですね。LPと変わりませんでしたね(^^ゞ。

こんばんは。
デュトワのこの演奏、大変美しいと思います。音が『キラキラ』光って見えます。
デュトワが音楽監督当時にN響の定期会員になり、多くの実演を聞くことができました。このときのN響の音は本当に美しい透明な音でした。『ラ・ヴァルス』の時です、終盤に光ながら音が降ってきたことを思い出します。

>あるべりっひ 様
コメントを有難うございました。
そうですか、光が振ってきますか・・・・・ええですね。素晴らしい実演ですね。
定期会員になって聴けるなんて羨ましいです。
デュトワのラヴェルは本当に輝いていますね。
デュトワ/N響の実演はとうとう聴けませんでした。田舎在住は哀しいです。

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