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ペーター・マーク/パドヴァ・ヴェネト管のモーツァルト 交響曲第38番「プラハ」

夏休み2日目は松山市民会館。NHKの合唱コンクールを聴きに行っておりました。
今年は高校の部。三男坊は金賞に入って喜んでます。
四国大会を勝ち抜けばNHKホールでの全国大会へ行けるんですが、どうもそれは難しそうだとのこと。
それにしても高校生の合唱、綺麗だったですな。巧いもんです。


さて、今日はモーツァルトの交響曲第38番 ニ短調 K.504 「プラハ」。
ペーター・マーク指揮パドヴァ・ヴェネト管弦楽団の演奏。
録音は1996年2月、Artsレーベル。

マーク得意のモーツァルト。
パドヴァ・ヴェネト管弦楽団は、イタリア北部の地方都市にある小編成のオーケストラで、マークが1983年から監督を務めているオーケストラ。
あまり巧いオケとは思わないが、演奏は一生懸命。好感が持てるオケだわなぁ。

第1楽章は強弱のメリハリをはっきりとつけた演奏。ピアニシモのところは優美に穏やかに、フォルテでは激烈、情熱的に。その対比が面白い。
マークはこの時76歳。にもかかわらず、若者のような覇気を感じる。モーツァルト的というより、ベートーヴェン的な溌剌。
オケのアンサンブルはイマイチだが(イマニかもしれんな)、やる気・熱気が伝わってくる。みんな(指揮者も!)一生懸命になって演っている。アマチュア的な元気さ、ノリの良さを感じる演奏で、こういうモーツァルトも悪くない。

主部に入ると、リズム感に溢れた軽快な解釈。ホルンは音を割って大胆に演奏している。気合いが入っていて、実に印象的。オケ全体に、畳みかけてくる迫力あり。
解釈はベートーヴェンに近いかも。

第2楽章は穏やかで優美な表情が続く。転調のところで、音色が微妙に変化する(変化させている)のはさすがはマーク、大家の芸だなぁと思う。
楽章の終結部では金管も大きな盛り上がり。マーク独特の解釈と思うが、面白い。

終楽章は快活で心弾む演奏。テンポも快速で快適、快進撃。グイグイと推進力にあふれているが、マークの指揮はおおざっぱにならず、いたって克明。
オケと指揮者が一体となった素晴らしい終楽章だと思う。

ああ、こういうモーツァルトもエエなぁ。
オケは巧くないです。荒っぽいところも散見します。
が、それを越えて、音楽する喜びに満ちたモーツァルト。

モーツァルトは、こういう悦びの音楽として演奏されること期待していたのかもしれませんな。



AUTHOR: あるべりっひ DATE: 08/12/2006 08:14:23 おはようございます。
新譜で発売された頃、モーツアルトの『バロック化(オリジナル楽器演奏)』化が鼻に付き始めたところで、素晴らしい演奏に心躍らされました。
同時期のベートーヴェン、メンデルスゾーンも快演です。また、録音も良好です。
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コメント

>hiromk35 様
こんにちは。コメントを有難うございました。
マークのこのボックスセットは実に味わい深い演奏が多く飽きません。
特にモーツァルトはエエですね。39番以降の3曲も素晴らしい演奏でした。

ペイエとのクラリネット協奏曲は未聴です。是非聴いてみたいです。
今後ともよろしくお願いします。

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