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スウィトナー/ベルリン・シュターツカペレのベートーヴェン 交響曲第4番変ロ長調

夏休みに入りました。
子供が大きくなると、部活動などで忙しく遠出はできませんな。
のんびりと自宅周辺で過ごすことになりそうです。次男に付き合って、大学が行う受験生向けのオープン・キャンパスにでも行ってこようとは思います。

ゴロゴロして太ることのないよう、朝はジョギング、夜はウォーキングを自分に課しましょう。それに腹筋と腕立てと・・・・は無理か(^^ゞ

さて、今日はベートーヴェンの交響曲第4番変ロ長調。
オトマール・スウィトナー指揮ベルリン・シュターツカペレの演奏。
スウィトナーがDENONレーベルで完成させたベートーヴェン全集からの1枚。
昨年再発されたものだが、録音はもう25年も前のもの。ボクにとっては、クラシック音楽を聴き始めた頃に、どんどん新譜で出ていたものなので、懐かしい演奏だ。

何というイイ音。録音はDENONなので素晴らしいのは分かり切っているのだが、これはオケの音そのものが良いのだろう。

しっくり手に馴染む木製道具の質感。使い込んだ万年筆の滑らかな書き味。或いは上質の革製品のしっとりとした味わい。キメが細かく目の詰んだ織物の肌触り。

例えてみても仕方ない。まあ、とにかく、心落ち着く素晴らしいオーケストラの音。

第1楽章の序奏部の響きから魅了される。オケ全体がドイツ的な、堅牢で、重厚な音。弦楽セクションは深々と柔らかい響き。

テンポはカッチリとした中庸の穏和さ。どぎつくなく、軽くなく、ただひたすら正調・正統に徹したという感じ。
一聴、面白味を感じるものではないのだが、何度も聴いていると、耳に優しく懐かしく、また渋い中に味わいがにじみ出てくるような演奏。
平凡の非凡と云うべきか。

スウィトナーの指揮ぶりは誠実そのもので、奇をてらったものではないし、オケを煽るようなこともない。真面目に真摯に、オケとの共同作業の中でベートーヴェンをつくりだしたという感じで、とても好ましい。

ドイツの伝統の中に現代的なオケの機能性を加えた名演、だと思う。

この4番交響曲の全編が聴きどころだが、特に第1楽章の落ち着いた佇まいは印象深い。

シューマンの言う「北欧神話の巨人に挟まれたギリシアの乙女」とはまさに言い得て妙。この演奏こそ、その言葉にふさわしい古典的かつ模範的名演奏だと思いますな。



AUTHOR: よし EMAIL: ven01273@nifty.com URL: http://otsusan.cocolog-nifty.com/genki/ DATE: 08/11/2006 12:32:49 全く同感です。
スイトナーの全集は録音も含めるとベスト3には入りますね。
オケが飛び切り高性能ではないので最初は物足りないのですが聴き終わったあとは爽やかです。
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コメント

>yurikamome122 様
今晩は。コメントを有難うございました。

スウィトナーの全集は聴き飽きません。もう25年、愛聴しております。
ベルリン・シュターツカペレの音が素晴らしいですね。東ドイツ時代の、プロイセンの香り漂う重厚な音が感じられます(DENONの録音が少し華やかなところもあるんですが)。
第4楽章のことはよく分かりません。ギュルケ版の楽譜を使ったと、「運命」では話題になりましたが・・・・・。よく知りません。

クライバーのは目眩く凄演だと思いますが。この頃は聴くと疲れます。

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