スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ベーム/VPOのブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」

厳しい残暑であります。
新居浜で最高気温が37度。この夏一番の暑さでありました。
いやはや、陽射しの強烈なこと。
お盆過ぎまでは、どうもこの暑さが続きそうですね。

さて、今日はブルックナーを。

交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」。
カール・ベーム指揮ウィーン・フィルの演奏。
1973年の録音、DECCA原盤。

各方面から賞賛されている名盤。今さら何を・・・・・という感じの名演奏。

ベームのテンポが良い。速すぎず、遅すぎず、気持ちが落ち着くテンポ。
息づかいが深々としていて、素晴らしいオーケストラ音楽に身をゆだねる快感がある。

1960年代のベームはカッチリとした演奏が多く、テンポも颯爽としてカッコ良かったが、一部セカセカとした演奏、性急な感じがするものも見られた。
1970年代になると、特にウィーン・フィルとの共演盤はテンポがゆっくりになって、スケール雄大な演奏が増えたように思う(その分、リズム感は大きく後退したが)。

この「ロマンティック」はそんな70年代のベームの美点が随所に現れた名演奏。
VPOの音も素晴らしく、DECCAの録音もアナログ時代最高レベル。我が家のスピーカーからは惚れ惚れする音が湧出する。ああ、ウィーン・フィル!!。

さて、その演奏。

第1楽章、例の原始霧・ブルックナー開始の冒頭から、ホルンの甘さ、太さに目眩がしてしまう。素晴らしい。この時期だからホルンのトップはローラント・ベルガーかな?スケール雄大で、このホルンの音色だけでも、ベームの「ロマンティック」を時々取り出す。
弦楽セクションも最高。ヴァイオリンの輝き、チェロの深々とした(でも、ツヤもあるゾ)響き。録音も良いから、左右に広がる暖かい音色に酔ってしまう。

ベーム/VPOのコンビによるブルックナーは、DECCAに3番と4番、DGに7番と8番の録音があった。
ベームのつくるブルックナーは、どれも素朴で木訥とした味わいなのだが、オケがVPOなので、音に輝き・艶があって極上の管弦楽に聞こえる。
管楽器と弦楽器のブレンド、木管のソロの暖かさ・清潔さ、金管の咆吼が逞しくも下品にならない上質さ。
しかも、全体的に甘く、芳香さえ漂う響き。

もう、ブルックナーとしては、最高の美しさを味わえる。

もちろん、もっと峻厳なブルックナーもエエんでしょうが、取りあえず、今日のところはベーム/VPOの黄金コンビに酔わせてもらいましょ。


AUTHOR: 丘 URL: http://ameblo.jp/crest-my7 DATE: 08/10/2006 09:57:04 久しぶりにLPで私の持っている演奏を拝見デス。(^。^)
3番がベームの初登場でしたね。ブルックナーとの出会いは
それが最初で、4番はワルターで聞いていたと思いますが、
ベームの盤が出て2枚組だったですが買いました。
ゆったりしたテンポでブルックナーを堪能させられました。
音も良くてレコードアカデミー大賞を受賞しましたね。
懐かしい名盤です。
スポンサーサイト

コメント

>望 岳人 様
TBありがとうございます。
ベームの「ロマンティック」はエcアー・グリーン的名盤ですね。ボクのブルックナーの原体験はオーマンディの廉価盤なんですが、この演奏は別格でした。
これからも大切に聴いていきたいと思います。

懐かしい録音です。当初は2枚組で発売され、その後1枚になって再発されましたが、私はあえて2枚組を中古で買いました。たぶん、最初に買ったブルックナーの録音だと思います。当時、わかりやすい第3楽章や第1楽章ばかり聴いていたので、第4楽章は今でも不得意です(^^; ブルックナーも「大衆化」して、これ以後数多くの録音が発売され、この録音について(ベームの録音全体についても)言及されることが少なくなりましたが、私にとっては「思い出の名盤」です。

はじめまして、TANNOY FAN CLUB を読みお邪魔しました。
懐かしいLPです。このLPを購入する前には、『メータ&ロス・フィル』の都会的な演奏に親しんでおりました。
歌謡性の高いマーラーの作品は、聴いた瞬間『好き』と感じましたが、音を一つずつ積み重ねていくブルックナーの音作りが『好きだ』と言えるようになったのは随分たってからです。

>stbh 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
ベームrのロマンティックは、そうそう、LPでは2枚組でしたよね。
ボクも第1楽章だけ聴くことが多かったんです(^-^)。
最近忘れられた感のあるベームですが、この録音は素晴らしいと思います。

>あるべりっひ 様
初めまして。ようこそおいで下さいました。
タンノイのターンベリーとラックスのトランジスタ・アンプで聴いています。
ブルックナーは聴き始めた頃、長い音楽で辟易した記憶がありますが、このロマンティックだけは親しみやすく、初めて聴いたときから大好きな曲です。
ベームrのロマンティックはとりわけ懐かしいです。
コメントを有難うございました。よろしくお願い申し上げます。

トラックバックありがとうございました。
おっしゃる事、全く同感です。この頃のベームとウィーン・フィル、本当に素晴らしいと思います。
様々な演奏を聴いても必ず最後はこの演奏に戻ってくる、私にとってベーム盤はそんな演奏です。

>goo1611 様
おはようございます。こちらこそ、TBをありがとうございました。
ベームの「ロマンティック」は、入手したのはクラシック音楽を聴き始めて、随分後になってからでした。廉価盤にならなかったからです。
一聴、VPOの素晴らしさに陶然としたことを思い出します。
いつまでも聴き続けたい演奏ですね。
ありがとうございました。

こんにちは。

ベームとウィーンフィル。最高の組み合わせですね。
ウィーンフィルだと音色のせいか長大な曲も聴いてて疲れません。
あとブルックナーではハイティンクとのコンビも良いですね。

趣味でホルン吹いてますが出だしのソロは心臓バクバク状態です・・。

>ニョッキ 様
こんにちは。コメントを有難うございました。
ベームとVPOのコンビで聴くブルックナーは、最高の聴きものでありました。特にこの「ロマンティック」は最高ですね。今も愛聴盤です。いつまでも聴き続けたいと思います。
ハイティンクのも絶品。あれも素晴らしかったですね。

ニョッキさんはホルンを吹かれるんですね。あの冒頭のホルン!
緊張するんでしょうが、吹ける悦び、素晴らしいですね。羨ましいです。あのホルンこそ、「ロマンティック」の核心と思います。
素敵ですね!

最近買ったCD

PING:
BLOG NAME
3/3 ◆ブルックナー 交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」  ベーム Karl Boem ヴィーンフィル Wiener Philharmoniker 1973 LONDO(DECCA) 中古価格

クラシックCD紹介その29(ブルックナー 交響曲第4番「ロマンチック」)

PING:
BLOG NAME
今日は
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」を紹介します。
ブロムシュテットは以前指揮者ランキングでも取り上げたようにかなり好きな指揮者です。
このCDは彼のレコーディングの中でも1、2を争う素晴らしい演奏で、数あるブルックナーのCDで最も美....

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。