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シベリウスの交響曲第2番 セル/クリーヴランド管 1970年東京ライヴ

猛暑であります。
こういう時は北欧音楽ですね。

そこで今日は、シベリウスの交響曲第2番。

ジョージ・セル指揮クリーヴランド管の演奏。
1970年5月22日、東京文化会館でのライヴ録音。

セル/クリーヴランド管が大阪の万国博覧会にあわせて来日した時の公演。2000年、セル没後30年」、その演奏が2枚組で復活、もの凄い名演で圧倒された・・・・。
録音も当時の水準を考えれば、素晴らしい音。

セルの現役時代はボクは知らない。ボクがクラシック音楽を聴き始めた頃には、すでに故人だった。
遺されたLPは、1980年前後にはソニーの廉価盤(1300円)で買えた。
このLPは安かったが、音も悪かった。乾いた音で、音場も狭く、特に高音がカサカサして聴きずらかった。同時期に廉価発売されていたオーマンディ/フィラデルフィア管のゴージャスな音に比べて、冷たい感じで、全く淋しいものだった。
演奏はもの凄いアンサンブルで圧倒的なのに、録音で損をしているな・・・・そんな感じだった。

しかし、この来日ライヴは別格。音も良く、ライヴなのに完璧なアンサンブル。
しかも実演特有の熱気が漂う。シベリウスなので涼味漂うすがすがしい音楽なのだが、演奏の熱さが伝わってくる。

音も冷たくない。36年前の実況とはとても思えない。SONYのリマスタリング技術はスゴイ。
今までセルのスタジオ録音で聴いてきたモーツァルトやベートーヴェン、ブラームスの音とは全く違う。温もりのある音。クリーヴランド管のスタジオ録音とは別物。

第3楽章の快速パッセージの合奏など、たまげるほどの巧さ。こんなんアリか?これ、ライヴやで・・。

楽器で特に素晴らしいのは木管群か。シベリウスの2番は、木管の味わい深さが際だつ交響曲だと思うのだが、セル/クリーヴランド管の演奏で聴くと、冴え冴えとして実に美しい。

終曲の盛り上がりは感動的。このまま終わって欲しくないと、聴きながら思ってしまう。驚異的なアンサンブルを最後まで持続し、音楽美の表現に徹した名演。


これを生で聴いた思い出などもネット上で拝見します。羨ましいなぁ。
同時期に来日していたカラヤン/ベルリンpoの演奏を吹っ飛ばしてしまう演奏だったとの評をみるにつけ、むべなるかなと思います。
空前絶後、歴史に残る名演だったんでしょう。



AUTHOR: yokochan URL: http://wanderer.way-nifty.com/poet/ DATE: 08/02/2006 09:34:10 こんにちは。セルのこの演奏は万博でのキラ星のような外来演奏家のテレビ放送のなかで、もっとも印象に残るものです。シベ2初体験もこれでした。
のちにコンセルトヘボウとのレコードを期待して買いましたが、それほどでもなかった思いがあります。
セルの指揮ぶりは、左手をよく水平にもっていって、オーケストラの音を抑えるような動きを見せていたのが今でも脳裏に焼きついてます。
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コメント

>narkejp 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。

オープンリール → カセットテープ・・・・涙が出るほど懐かしい話です。
ああ、ボクもそんな風にして音楽を聴いてきました。
セルを知ったのは亡くなってから10年後のことなんですが、ホンマに素晴らしい演奏だと思いますし、スゴイ指揮者だったんだとつくづく思います。
有り難うございました。

おはようございます。

このCDの発売は私も驚喜しました。ホームページには簡単に書いてはあるのですが、いつかこのCDについてもBLOGで書きたいと思っておりました。オベロン、モーツァルトの大ト短調、シベリウスの2番、ラコッツィー行進曲とも筆舌に尽くしがたいような素晴らしい演奏、録音ですね。同時代にこの実演やテレビ、FM放送に触れられた先輩方への羨望を禁じえません(^^♪ 『英雄』の録音もNHKに残っていればいいですね。


>望 岳人 様
おはようございます。コメントを有難うございました。
セルの来日演奏会、オベロン序曲が始まった瞬間に会場が圧倒されたと云いますね。素晴らしいCDだと思います。モーツァルトの40番も、セルらしい引き締まった演奏で見事でした。
「英雄」もやってるんですよね・・・・・出てくるとエエですね。

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