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プレヴィン/ウィーン・フィルのR・シュトラウス 「アルプス交響曲」

青々とした夏空が広がります。
石鎚山の緑が目に清々しい季節です。
南天には入道雲。ああ、空が明るいこと!

こういう季節に聴きたいクラシック音楽がありますな。
今日は、R・シュトラウスのアルプス交響曲。
アンドレ・プレヴィン指揮ウィーン・フィルの演奏。
1989年11月、ムジークフェラインザールでの録音。テラーク盤。

プレヴィンの良いところは、音楽が気持ちよく流れて、息づかいがスムーズ、しなやかで清々しい音楽になるところ。
聴いていて実に心地よい。心の襞まで気持ちよくしてくれるような演奏。

R・シュトラウスのアルプス交響曲は、色彩的な描写音楽。映画音楽のようなスペクタクルを味わえる。
こういう音楽を振らせたら、プレヴィンはホンマに巧い。
その昔、ハリウッドの映画音楽を商売にしていたためか、演出巧みで全く聴かせ上手。
このテラーク・レーベルでのR・シュトラウス・シリーズは、どれもかけがえのない名演だった。柔らかく輝かしいウィーン・フィルのサウンドを見事に操って、楽しく、しかも格調の高い演奏を聴かせてくれた。

テラークだけに録音も非常に良く、今も鮮やかな音がする。素晴らしい。

聴きどころ満載の曲で、特にオーケストレーションがスゴイ。
「頂上」の部分など、惚れ惚れする素晴らしさ。アルプスの眺望が一気に開ける雄大な音楽は、R・シュトラウスならでは。
プレヴィン/VPOの演奏で聴くと、華やかさだけでなく、深々とした余韻まで漂ってくる。

「花咲く草原にて」から「高原の牧場」での描写も素晴らしい。花がポッ、ポッと咲くところや、牧場でののどかな風景が「見える」ような演奏。繊細でニュアンスに富んでいて、しかも音が美しい。VPOの艶やかさを堪能できる。

「嵐の前の静けさ」でのピアニシモもイイ。微妙なニュアンス、そして激しい雷雨での迫力。その迫力が、単に体力自慢の力ずくではなく、丸みを帯びた懐の大きい力強さなのが、プレヴィンらしくて良い。
VPOも真摯に一生懸命弾いているが、音そのものには余裕がある。さすがだなぁ。

プレヴィンのR・シュトラウス、エヴァー・グリーン的な名盤かと思います。



AUTHOR: yokochan URL: http://wanderer.way-nifty.com/poet/ DATE: 08/02/2006 09:37:31 プレヴィンとウィーン・フィルのシュトラウスはいずれもピタリとはまった気持ちいい演奏ですよね。ハイティンクやケンペと並ぶアルプスの名演だと私も思います。
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