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シューベルトの交響曲第6番ハ長調 インマゼール/アニマ・エテルナ

大雨の被害が各地で出ているようです。
四国でも昨日から大雨。梅雨明けどきの、大雨かな。
当地は一昨年に何度も水害に遭いましたので、雨はコワイです。
早く上がってくれるとエエんですが。


今日は、シューベルトの交響曲第6番ハ長調 D589。

ジョス・ファン・インマゼール指揮アニマ・エテルナの演奏。
1996年9月~10月、ブリュッセルのルナ・シアター(って読むのかな?)での録音。
すでに録音から10年経過したが、今も素晴らしい録音。演奏が生き生きしているのは、この録音の素晴らしさもあると思われる。

古楽器演奏の場合、415Hzのピッチを用いるらしいが、アニマ・エテルナは440Hzという現代楽器と変わらないピッチを採用している。
だから、他のオリジナル楽器のイメージとはまた違う、新鮮な音がする。今まで聴いたことがないような響きが噴出してくる。聴きながら、「おや?」、「え?」、「おおっ!」の連続。

表現意欲満々の演奏。インマゼールもオケの面々も、やる気十分、熱気に溢れる演奏を展開する。シューベルトの新しい姿を作ろうとしているかのよう。目から鱗が落ちるというか、耳垢が取れるというか、全く新鮮。今まで聴いてきたシューベルトはいったい何や?・・・・。

この作品はシューベルトが二十歳の頃のもの。9番交響曲「グレート」に対し、小ハ長調と称される。が、この演奏で聴くと、何が小ハ長調なもんか、グレートに匹敵する荒々しい爆発が第1楽章から出現する。
今までのこの演奏では、ウィーン・スタイルの優美なものが多かっただけに、いやはや、たまげた。

第2楽章はアンダンテ。繊細で美しいガラス細工のような旋律が特徴。この演奏も出だしは歌に満ちて優美そのもの。しかし中間部からは、強烈なアタック、ティンパニの最強打に仰け反ってしまう。全く激しいコントラスト。シューベルトの、これは荒ぶる魂か。

第3楽章も荒々しいスケルツォ。ティンパニの強打がここでも印象的。激しい演奏。激情に駆られたシューベルトがここにいる。

終楽章。もう驚かんぞ。何でもやってくれ・・・そんな心境で、インマゼールのバトンに酔わされ・・・・。


面白い、大変面白い、ユニークな演奏。
シューベルトの本道とは思わないんですが(でも、これが今後の本道になるのかな?・・いや、もうなっているのか・・・)、楽しめました。
耳からウロコが落ちます(^^ゞ。
インマゼールはスンゴイです。


AUTHOR: 猫よしお DATE: 03/03/2008 08:50:11 お世話になります。
インマゼールの演奏。
そんなにスゴイのですか?
インマゼールの名前を初めて見た時
古楽器の指揮者とは知らなかったので
(ロリン)マゼールの指揮かと勘違いしたくらいですから・・・(笑)
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コメント

>鞍馬天狗 様
コメントを有り難うございました。
インマゼールのシューベルト全集は、彼自身の解説が素晴らしいですね。難しかったですが、面白く読めました。
運動というか、リズムというか、このシューベルトにはそういう要素がありますね。激しく勢いのあるところが素晴らしいと思います。
「未完成」なども怒ったような表現がなんとも云えません。

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