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マリナー/アカデミー室内管のヘンデル 「水上の音楽」

今年の梅雨は実に「梅雨」であります。

蒸し暑い日には、「水上の音楽」を聴きたくなる・・・・・。
この数日は特に暑い。湿度がたまらない。
せめて、涼やかなバロック音楽を聴いて、暑気払いをしよう・・・。

そこで、ヘンデルの「水上の音楽」。
ネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管の演奏。
1979年1月、ロンドンでの録音。フィリップス盤。
これは1000円盤で出ている。


マリナー指揮アカデミー室内管の演奏らしい、爽やかな風が吹き抜けるような、気持ちよいもの。アカデミー室内管は現代楽器を使っているのだが、大変涼しげに演奏していて、響きは爽快、聴いていて実に心地よい。リズムもよく弾んで快活快適。

マリナーの採るテンポは中庸。セカセカしていない品の良さ、英国紳士の雰囲気が実にイイ。
と書いていて気づいたが、マリナーはもっとラジカルだったはず。60年代の「四季」(DECCA盤)なんか面白かったもんね。
だが、古楽器演奏がどんどん広がりを見せ始めたこの録音当時、すでにマリナーは「中庸」であり「紳士的」になってしまっていた・・・。う~ん・・・変わるもんやなぁ。

もちろん、適度に装飾音もあるし、ハッとするような響きもあるのだが(特にチェンバロは面白い)、全体的にはバランス良くまとまりのイイ演奏と云うべきか。爽快で新鮮、斬新な演奏を売り物にしていたマリナーも変わってきていたんだなぁ・・・と感慨あり。


組曲第1番では、パスピエの愉悦感が味わい深い。エアでの船遊びのような揺らぎも、素晴らしい。

華麗さが楽しい第2番では、やはり、アラ・ホーンパイプが聴きもの。
ホルンの勇壮な響きに、つんざくような鋭さのトランペットの融合が見事だし、通奏低音も見事。アカデミー室内管のアンサンブルは今さら云うまでもなし。達者なもんだ。

第3組曲では、リコーダー・ソロが美しいメヌエットがイイ。チェンバロはここでも装飾が上品でしっとりと落ち着いた音楽になっている。

ん~~ マリナーが落ち着いては困るような気もするが。

録音は素晴らしい。
アナログ最末期のフィリップスらしい、残響豊かで奥行きのあるエエ音してます。


AUTHOR: しのたか DATE: 07/09/2006 21:49:20 この曲、独立記念日に、ボストンを流れるチャールズ川沿いの野外コンサート場で、ボストンポップスが演奏して、ラジオでも流れます。夏の風物詩です。
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