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ペライア/ハイティンクのベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」

相変わらず、ぐずついた天気です。
今日も雨。明日の土曜日も雨の予報です。いやはや、五月晴れはどこへ行った?
雨の夜、田んぼに囲まれた田舎暮らし・・・・・カエルの合唱が耳につきます(^^ゞ。

さて、今日は、雨空を吹き飛ばす爽快で威勢の良い音楽を。

ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73「皇帝」。
マレイ・ペライアのピアノ、ベルナルト・ハイティンク指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏。
1986年4月、コンセルトヘボウでの録音。

第1楽章のオーケストラの序奏部が盤石の安定感。
素晴らしく深い響きで包容力のある音。
コンセルトヘボウ管の温もりのある音を生かしながら、ハイティンクは幾分速めのテンポで進んでゆく。全ての楽器が有機的にからみ合いながら鳴り響くトゥッティなど、息を呑む素晴らしさ。力強いのに、重くならないのがイイ。
ペライアのピアノは輝かしく怜悧な音。大声で喚かず、節度を持った音。「皇帝」なのだからもっとガンガン弾いてもいいのにと思うが、ペライアは力任せに鳴らしたりしない。
冒頭のカデンツァからして上品で端正。雄渾なスケール感よりも、粒立ちの良いピアノの音を大切にしている弾き方。一音一音を慈しんでいるような演奏と云ってもいいかな。明るく洗練されたタッチで、第1楽章を見事に弾ききる。
いつも思うが、これだけ音の綺麗なピアニストが、今、何人いるだろうか。

第2楽章でも、ハイティンク/コンセルトヘボウ管のつくり出す響きが最高。暖かく包み込むようなサウンドはコンセルトヘボウならではだし、ハイティンクの指揮も誠実そのもの。
ペライアのピアノは美しさの極み。耽美的と言ってもいいくらい。弱音の美しさはペライア特有のもので、その弱音が、楽章が進むにつれて輝きを増すのだから、スゴイもんだ。
終楽章では、敏感なタッチと端正な表情が印象的。ペライアのピアノはますます輝いて、素晴らしいロンドになっている。オケの響きも幸福で円満、ペライアとの見事な協奏が繰り広げられる。

ベートーヴェンの「皇帝」としては、最も皇帝らしくない演奏。
それでいて、最も協奏的な演奏。
これぞピアノ「協奏曲」。
ピアニストと指揮者/オーケストラが一体となって喜びに満ちた音楽をつくり出していきます。

こういう音楽を聴くのは全く幸福なことでありまして、録音がまた見事なもので、この素晴らしい演奏を支えています。


さてさて、メンテナンス成ったDoblog、夜の更新でも何とかなりそうです。
そんなに軽くはありませんが・・・・・。


AUTHOR: 猫よしお DATE: 01/23/2008 10:17:35 こちらにも書かせて頂きます。
ぺライアのピアノも良いが
やはり、ハイティンク/コンセルトへボウ管の演奏は良いですね。
ハイティンクの指揮は伴奏でも素晴らしいです。
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