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モーツァルトのピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537「戴冠式」 バレンボイム/イギリス室内管で

気温が上昇、蒸し暑いくらいでありました。
つい数日前まで、「今年は暑くなるのが遅いですね」などと挨拶を交わしていたのに、いや、今日は不快指数の高い一日でした。

昨日と今日、出張(研修会)でお勉強。久しぶりの勉強会だが、これを頑張っておかないと、4月から変わった仕事に対応できない。
勉強好かんのに・・・・・しゃあないのぉ。

でも音楽は好きです。さて、今日はモーツァルト。
この人の音楽を聴くと、気分が晴れますな。

で、取り出したのは、ピアノ協奏曲第26番ニ長調K.537「戴冠式」。

ダニエル・バレンボイムの弾き振り、イギリス室内管の演奏。
1974年5月、ロンドンのアビーロード・スタジオでの録音。EMI原盤。
バレンボイムはこの後TELDECにベルリン・フィルの弾き振りで全集録音しているので、これは旧全集ということになる。

第1楽章。さすがに少し録音が古くなったかなという印象。30年前の録音だから仕方ないかな。オケの音は気合いが入っているんだが、やや、こもり気味なのが残念。リズム感は良く、しなやかな序奏部になっている。
バレンボイムのピアノが入ってくると、フワッと安らかな気持ちが湧き上がってくる。光が射し込んでくるような感じ。
左右のスピーカーの間の空気というか、空間というか、その色が変わってしまう感じ。光沢を増すというか、淡いピンク色のようになる。ピアノだけでここまで雰囲気を変えてしまうのだから、バレンボイムはスゴイと思う。
独奏ピアノはコロコロとよく転がって、響きも透明感があってとても美しい。

カデンツァはバレンボイム自身の作。「フィガロの結婚」のフレーズが入ってきたりして大胆、面白い。このカデンツァを聴けるだけでも価値ありと見た。

第2楽章は、少し霞がかった空の穏やかさ。優しい気持ちになれる楽章。ピアノは優美でロココ調、オケの響きは滑らかで心地よい。ピアノの強弱のつけ方や音色がデリカシーに富んでいて、多彩に変化してゆく。バレンボイムのワザに感心することしきり。

終楽章のアレグレットは活気に富んで素晴らしい終曲。五月の緑葉が風にざわめくような雰囲気、新鮮な空気を聴き手に送ってくるような演奏。
バレンボイムのピアノは終始、多彩なニュアンスで聴き手を楽しませてくれる。ロンドだけでも、色づけがどんどん変化してゆく。万華鏡のような演奏。


TELDECでの再録音、20番以降を持っています。
オケはなるほどベルリン・フィルで素晴らしいですし、バレンボイムのピアノはさらに円熟度を増してます。
ただ、この「戴冠式」については、EMI盤の方がニュアンス多彩で優れているように思います。
天賦の才能が迸るような演奏だと思うからです。



AUTHOR: 猫よしお DATE: 02/22/2008 20:13:29 お世話になります。
バレンボイムのピアノ。素晴らしいですね。
指揮者としては我が強い?(フルトヴェングラー崇拝)ので、
私は苦手なのですが
弾き振りなら、まだ良いです。
イギリス室内管の演奏も見事ですね。
やはりモーツァルトまでの音楽は
フルオーケストラより小編成のオケの方が
聴きやすい気がします。
かと言って古楽器は不得手ですが。
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