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ディーリアス「春初めてのカッコウを聞いて」 マリナー/アカデミー室内管

この春初めての鶯を聞きました。

気温も上昇してきて、早朝のジョギングには実に気持ちいい季節になりました。
ランニング・ジャケットもベストも着ずに、もう長袖Tシャツ一枚で十分ですな。
肌寒く感じるのは、走り始めの5分くらい。それを過ぎるともうポカポカ、30分のジョグでかなり汗をかきます。

いつものコース、西条ひうち球場の桜はまだですが、今日は鶯が啼いておりました。
いい鳴き声。思わず振り返って姿を見つけようとしましたが、鳴き声が聞こえるだけ。
でもエエ気分でした。
着実に春は来てます。

そこで、今日はディーリアスの「春初めてのカッコウを聞いて」。
鶯はクラシック音楽にはないですな。
でもカッコウならあります。それも飛びきり美しい音楽。

触ると壊れてしまいそうなデリケートな音楽。
ストリングスが本当に柔らかく優しく繊細。
春の霞のような、フワリとした感じや、モヤッとした感じが伝わってくる。

そのストリングスを背景に、木管がカッコウの鳴き声を秘かに吹いてゆく。
これも、繊細に、ヒソヒソ声のように響かせて。

ディーリアスの音楽は、ホンマに優しい。
内省的で、はにかみを含んだような音楽。
微笑んでいても、大声で笑ったりしない。
涙を流しても、大声で泣いたりはしない。

静謐に、淡々と音楽は流れてゆく・・・・。

今日の演奏はネヴィル・マリナー指揮アカデミー室内管。
1986年4月、ロンドンのヘンリー・ウッド・ホールでの録音。我が家にあるのは輸入盤だが、日本では「マリナー/ノスタルジック・コンサート」というタイトルで発売されたもの。ジャケットが美しいのでついつい購入してしまった1枚。


ディーリアスの「春初めてのカッコウを聞いて」や、ヴォーン・ウィリアムズの「グリーンスリーヴズによる幻想曲」、サティの「ジムノペディ第1番」や「第3番」も収録。特にサティはゆっくりしたテンポで、ジワッと思いがこみ上げてくる名演。

さらにバーバーの「弦楽のためのアダージョ」、ヴィラ=ロボスの「ブラジル風バッハ第5番」、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」、カントルーブの「オーベルニュの歌・バイレロ」も雰囲気豊かな演奏で楽しめる。


今は、マリナーの他のCDから演奏を色々集めた編集盤が出ているようであります。
こういう曲を振らせたらマリナーは巧いもんです。
録音もフィリップスの暖かく残響豊かなもの。
しっとりと味わえる小品集です。
最近はこういうCDが少なくなりました・・・・・。



AUTHOR: 愚樵 DATE: 03/29/2006 04:35:19 おはようございます。
勇壮なワーグナーの後にディーリアスですか。
いいですねぇ、クラシック音楽は本当に幅が広い。
ディーリアスといえば、私にはいまだボールトとかバルビローリにしか馴染みがありませんが、マリナーもいいですか? よければ探してみようかな。
そういえばこの3人、いずれも“サー”ですよね。ショルティもそうでしたっけ。
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コメント

ご紹介のCDの曲目を拝見したところ、トラックバックさせてもらった私の記事にあるCDとは、同じ内容のCDのようで、うれしくなりました。このアルバムCDが、「アダージョ・カラヤン」の便乗企画のように憶測していましたが、1986年の録音ということでこちらの方が早いことが分かり、誤解だったことが分かりました(^_^;)先日のN響アワーで、マリナーが1970年代末に単身来日してN響を振った珍しい映像が流れていましたが、マリナーとアカデミー室内管弦楽団は、以前住んでいた地方都市で、たまたま1980年代の来日公演を聞いたことがあります。曲目はロッシーニの序曲集とエロイカで、引き締まった清涼な演奏でした。演出だと思うのですが、女性奏者が色とりどりの華やかなドレスを着ていて見た目にも楽しいものでした。

>びーぐる 様
今晩は。初めまして。ようこそおいで下さいました。
ディーリアスの音楽は、大声を上げませんが、そくそくと情感が迫ってくる音楽で、しみじみ味わい深いですね。フロリダ組曲、ボクも大好きです。
このマリナーの演奏は爽やか系ですが、ビーチャムやバルビローリで聴くと、ほのぼの・しみじみと感銘を受けます。
デジカメ、ボクはなかなか進歩しません(^^ゞ

コメントを有り難うございました。今後ともよろしくお願いします。

>望 岳人 様
こんばんは。コメントを有り難うございました。

「アダージョ・カラヤン」、売れましたね。クラシックには珍しいベストセラーでした。死後もこれだけセールスを上げるんですから、さすがカラヤンですね。
マリナー/アカデミー室内管の実演を聴かれたんですね。羨ましいです。
女性奏者が色とりどりの華やかなドレスを着ていて・・・・なんてエエですね。楽しそうですね。

ヴォーン=ウィリアムズの誕生日に「グリーン・スリーヴズによる幻想曲」を聴く

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10/9/1835 サン=サーンス(Saint-Saens.Charles Camille) 誕生10/10/1813 イタリアの作曲家ヴェルディ(Verdi.Giuseppe Foutunio F

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