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メータ/VPOの「復活」 マーラーの交響曲第2番ハ短調

今日は懐かしい演奏であります。

マーラーの交響曲第2番ハ短調「復活」。
ズービン・メータ指揮ウィーン・フィルの演奏。
ソプラノはイレアナ・コトルバス、アルトはクリスタ・ルートヴィヒ。合唱はウィーン国立歌劇場合唱団。
1975年2月、ウィーンのソフィエンザールでの録音。DECCA原盤。

長い間、キング・レコード発売の2枚組のLPで聴いてきたが、先日、中古盤屋で1枚もののCDを見つけたので購入。
「DECCA Legends シリーズ」のもので、96kHz 24-bit リマスタリングということで、随分音が良くなっているらしい。

「あれ以上音が良くなるのか?」と、思わずボクは購入したのであります。
(CDジャケット裏のデザインは、LP初出当時のものです。それを画像に用いています。)

メータ/VPO盤の「復活」はLP時代から素晴らしい録音で有名だった。そもそも、メータのレコードはどれもが優秀録音。ロサンゼルスPOと録音したストラヴィンスキーやR・シュトラウス、ホルストの「惑星」は見事としか云いようがない音の饗宴だった。おそらく、演奏効果の高いオーケストラ曲を選んで録音したのだろうが、メータは、そんな大規模な管弦楽曲を振るのが実に巧かった。

この「復活」も、実にメータらしく、バトンが非常に冴えている。

オケのすべての楽器が実によく鳴る。
聴かせどころでは、音量が上がって聴き手にグッと迫ってくる。
しかも、音楽の造形が崩れず、常にしっかりした骨格を保っている。
繊細極まるピアニシモ。本当に美しく、ため息が出るような弱音。
デュナーミクが非常に大きく、オーディオ的効果バツグン。

メータの音楽は、マッチョで恰幅が良く、いい意味で健康的、屈託がない。
小さなことにコセコセとこだわらず、音楽そのものを大づかみに、迫力を持って聴き手に提示する・・・・そんな指揮者だと思う。

1960年代から1980年代の間、家庭にステレオが普及して、一時オーディオ・ブームが湧き起こったが、この普及・ブームの時とメータの録音量・メータの活躍が一致しているようで面白い。
オーディオ・ブームが去ると、メータの活躍の知らせ(録音)が滞るようになったのは、メータの演奏がオーディオ的だったからか、と思ったりする。


コトルバスのソプラノはとても美しい(少し声が弱いような気もするが)。
ルートヴィッヒは貫禄の歌唱。この人のマーラーは、「はずれ」がない。
ウィーン国立歌劇場合唱団の声の迫力も素晴らしい。DECCAの録音がイイので迫真的な大合唱になっている。


ああ、それにしても、素晴らしい「復活」。
懐かしい「復活」。
オケは最高のウィーン・フィル、迫力があって、音色は色彩的で輝くように鮮烈。
しかも、推進力が十分で、音のパノラマを観ているような感じさえする。
そして、感動の終楽章。明るく希望に満ちた終曲。


メータの振る終楽章で、何度勇気づけられたことか。
これは思い出の「復活」でもあります。



AUTHOR: よし EMAIL: ven01273@nifty.com URL: http://otsusan.cocolog-nifty.com/genki/ DATE: 03/01/2006 08:20:58 私もこの演奏をLPで持っていますが、あまり聴かなかったデス。(^^;
CD1枚に入っているのは価値が有りますね。
メータはR・シュトラウスなどもすばらしかったですね。もっと評価されるべきです。
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コメント

>ピースうさぎ 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。

メータの「復活」は長い間、LPで聴いてきたんですが、CDで買い直しました。
1枚に「復活」が入ってます。やはり、便利ですね。
録音も極上、演奏が輝きを増したような気がします。

私も(^^; このLP持っています。高校生のとき、初のマーラー購入でした。当時は劇的な展開や大音響に心酔しましたが、約10年前、久々に聴いて、第1楽章の颯爽としたテンポ運びなどに違和感を覚えて途中でやめてしまったのが最後で、それゆえにCDへの買い替え、何度か迷ってまだ果たせないでいます。そろそろまた聴いてみましょうか。
ちなみに、私のLPのジャケットは表も裏も(実は中も)メータの指揮姿です。このころはブラームスやシューマンの第1交響曲など、指揮姿のメータのジャケットが多かったですね。1936年生まれのメータはこの「復活」録音当時まだ30代、いつのまにか私のほうが年上です…。

>stbh 様
おはようございます。コメントを有り難うございました。
メータのLPで「復活」を知りましたので、これは刷り込み演奏なんです。
CD化も成功していて、素晴らしい録音を味わえますよ。お勧めです。
若きメータ、素晴らしい演奏が多いですね。懐かしく思い出されます。

こんばんは、大変ご無沙汰いたしました(^^ゞ
右目の治療がようやく一段落し、これからまた徐々に生活の範囲を広げていこうというところです。メータの復活といいますと、私はイスラエル・フィルとの録音を楽しみましたが、mozart1889さんがおっしゃる通り健康的で恰幅の良い演奏という印象です。ワルターの復活でTBさせて頂きますね!

>stonez 様
おはようございます。ご無沙汰しておりました。
お戻りですね。文字通り「復活」おめでとうございます。
エントリー、楽しみにしていますね。

メータ盤の明るさ、オケの豪華さ、録音の素晴らしさは、30年経過した今も変わらないなぁと思います。
イスラエル・フィルとの演奏も良かったですね。TELDEC盤を持っています。

ワルターの「復活」は、実は聴いたことがないんです。探してみたいです。

メータの復活

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マーラー 交響曲第2番「復活」
メータ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
プラハ・フィルハーモニー合唱団
ナンシー・グスタフソン(ソプラノ)
フローレンス・クイヴァー(アルト)
メータの新盤である。(1994年録音)
メータが1975年にウィーンフィルと録音した旧盤が私のマーラーの入門となったものだ。
当時レコード2枚組で4500円!よくも中学生が4500円の大金を出せたものだと思う。
さてこのCDは1050円で購入できる。
演奏は全体の出来、特に合唱はこの新録音盤のほうが圧倒的に良い...

マーラー/交響曲 第2番「復活」

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大変ご無沙汰しました。こうしてここに戻ってくることができ、そして皆様のブログにまた遊びに行けることにワクワクしています。それから私のお休み中にもたくさんの暖かいコメントを頂き、感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました! 問題の右目ですが、おか..

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