スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

クレンペラー/ウィーン・フィルのベートーヴェン「運命」

日中は陽射しが明るく、暖かい冬の日でありました。
寒さもあと少しかなと思っていたら、2月の長期予報はまた寒いらしい・・・・・やれやれ。
ここのところ、暖冬続きだったが、どうもこの冬はずっと寒いらしいですな(^^ゞ。

さて、連日のベートーヴェンです。

今日は交響曲第5番 Op.67「運命」。
オットー・クレンペラー指揮ウィーン・フィルの演奏。Testamentレーベルから出ている「クレンペラー&ウィーン・フィルBOX」(8枚組)からの1枚で、1968年5月26日の演奏会のライブ録音。

40年近く前のライヴなので、ハッキリ言って音は貧しい。鑑賞に堪えないというほどではないが、もう少し高音の伸びがあってもイイかなと思う。反面、低音は豊かで、ズシンと来るところがある。

演奏は、もうクレンペラー的と云うしかない、巨大な演奏。
悠揚迫らぬテンポ、息の深いフレージング。
巨人がズシンズシンと足音を響かせながら、ゆったりと歩みを進めてゆく・・・・・そんな感じの演奏。

第1楽章冒頭からして、スケール雄大。あの「ジャ・ジャ・ジャ・ジャーン」が大きく弧を描いてゆったりと響く。ふつうは、どんどん畳み込んでゆくところでも、クレンペラーは決して急がない。
古典的というべきなのか、これぞ19世紀的というべきなのか。
しかし、クレンペラーのテンポで聴くと、この交響曲が、実に巨大で宇宙的な広がりを持った音楽なのだということが分かる。

第2楽章も素晴らしい。いろいろな楽器がよく鳴っている。録音は貧しいのに、オケの面々が、どんなことをしているのかよく分かる音楽づくり。くっきりと楽器を響かせているのだろう。
木管群の音色が味わい深い。録音のせいか(高音が少し弱い)、ウィーン・フィルの音色が、実にしみじみとした音色。鮮烈な輝きというより深みを感じさせる。
オケは両翼配置、中央部の低音がことのほか重厚に響く。

第3楽章から終曲までも、テンポは一貫して変わらない。かえって遅くなってゆくような気さえする。もう、巨大と云うしかない指揮ぶり。オケもよくついているが、最後の方ではかなりアンサンブルが乱れている。
でも、そんな乱れを吹き飛ばす壮大な盛り上がり。しかも、造形は要塞のように堅固で、またクールなところもある。第3楽章などゾクッとする気品さえ漂うのだから、クレンペラーはやはり凄いなと思う。


ウィーン・フィルが、重厚で落ち着きある音色で、素晴らしいです。
輝くばかりの弦楽、という現代的な音ではないんですが、深々として逞しく、ああ、イイ音楽を聴いたなと実感させられます。


AUTHOR: 猫よしお DATE: 11/28/2007 13:28:48 いつもお世話になります。
クレンペラーの「運命」。
フィルハーモニア管とのスタジオ録音が有名ですが
このウィーン・フィルとの演奏もステレオなので
鑑賞には差し支えないです。
クレンペラーとウィーン・フィルとの組み合わせ。
ウィーン・フィルの音色がいいので素晴らしいですね。
ライヴながら優れた演奏だと思います。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。