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カラヤンのラヴェル 「亡き王女のためのパヴァーヌ」

息子のパソコンのHDが一杯になってしまい(12Gだと、今はすぐに一杯になるなぁ・・・)、40GのHDと換装したのはエエんですが、環境移行が上手くいかずに結局「更地」にして、OSからセットアップ・・・・いやはや大変だった・・・・・・。

でも本音は楽しかった・・・・・(^^ゞ。久しぶりのクリーン・インストールだったので、気持ちよかったですなぁ。
息子のパソコン、マザーはASUSのP2Bという440BX系の懐かしい物で、今や勤続7年。この間、CPUだのメモリだの種々のボードだの、いろいろ加えてもまだまだ現役でがんばれそう。偉いもんです。


こんなことをしている間に、のんびりと聴いたのはラヴェルであります。

「亡き王女のためのパヴァーヌ」。

ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルハーモニーの演奏。
1985年12月から翌年2月にかけて、ベルリンのフィルハーモニーでのの録音。カップリングはドビュッシーの「海」や「牧神」、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」第2組曲など。いわゆるフランス管弦楽曲集のDG盤。

ラヴェルの管弦楽作品としては比較的小さな曲。
fl2、ob1、cl2、fg2、hrn2、hp1、そして弦5部の簡素なオーケストラ編制。

さて、この演奏、冒頭からホルンの響きが深々として心地よい。
2本のホルンが絡む味わいは絶妙で、カラヤンの耽美的な個性を味わえるし、それを具現するBPOの技量もスゴイ。ピチカートで品良く支える低弦の奥ゆかしさ。ハープの、これも上品さ。たまらん。

カラヤンの採るテンポはかなり遅い。精妙に、情感豊かに描こうとする。この遅さが、実は心地よい。涙を誘うようなテンポ。執拗に絡んでくるレガート。

カラヤン嫌いは、こういうところが好かんのだろうなと、思う。
ボクは好き。「亡き王女のためのパヴァーヌ」だもの、そういう感情で聴きたい。
もちろん、ラヴェル自身は、死んだ人を送るとか、そんな意味は別になく作曲したピアノ曲なわけで、あまりの思い入れは禁物なのだろうが・・・。
でも、この3つの主題の旋律の美しさは格別だろう。

第2主題のオーボエは甘く哀愁漂う響き。綺麗なメロディ。
歌わせたら抜群のこの楽器を、ここに持ってくるラヴェルのオーケストレーションはスゴイ。そして、その抒情的旋律を衒いもなくポンと聴き手に示すカラヤンもまた巧い。
ファゴットがオーボエにまとわりついてくる、その響きはエロティックでさえある。

第3主題のフルートの響きが痛切。それに重なる弦の厚みも上品で、全く美しい。漸強漸弱の間合いがまた素晴らしく息を呑むような美麗さ。もう少し弦が軽くてもイイかなと思うが、これもまたBPOの音色だからなぁ(無い物ねだりをしちゃイカンな・・(^^ゞ)。
終曲に向かうと、その弦が軽みを帯びてくる。それにかすかに重なるハープがまたデリケート。囁くように重なってくる。
そして管弦楽が最後にスーッと消えてゆく、その美しさ。


こういう演奏を聴くと、カラヤンはやはりすごい指揮者だったなぁと思います。
ほんの7分の小品。
でも、カラヤンで聴くと、かけがえのない作品に思えてきますな。


AUTHOR: 猫よしお DATE: 01/25/2008 11:52:51 お世話になります。
コメントがないようなので
こちらにも書かせて頂きます。
生誕100年のカラヤンのラヴェル。
意外にいいですね。
カラヤンのレパートリーの広さは天下一品です。
演奏も小品から大曲まで、それなりに素晴らしい。
驚異的なことです。
それがカラヤンの凄さ、偉さだと思います。
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