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リリシスト・ルプーの弾く「皇帝」

ルプーの弾く「皇帝」を取り出した。(メータ指揮イスラエルPO)。
録音は1979年、テルアヴィヴにて。

「1000人に1人のリリシスト」・・・・。懐かしいコピーだ。
ルプーがデッカに元気に録音して活躍していた1970年代、このコピーは盛んに使われたものだ。
いわく、「抒情的」。ルプーのピアノは抒情性にその特徴があった。

まず音色。繊細を極める音色。弱音が特に素晴らしい。弱音がさらに弱まって、消えてゆくあたりが特に良い。
それからテンポ。落ち着いて、妙な癖がなく、一聴淡々と聞こえるが、無限のニュアンスが宿る。

だから、このCDの聴きものは第2・3楽章の弱音部。緩徐楽章の秘かなため息のような響き。終楽章のロンドの永遠性。
いいなあ。ルプーの演奏は清らかで繊細。ふわっと天空に消えてゆくピアノの弱音。
デリカシーの固まりだなぁ。
自分にはないだけに、特にカッコ良くきこえるのだ(^^ゞ

バックはメータ指揮のイスラエルPO。弦の音色が良い。金管と木管はイマイチかな。
メータの指揮は精力的というよりは、柔らかめでルプーに合わせていると思う。
ただ、マッチョなメータとしては、精一杯な感じも。ルプーのデリカシーに、ややついて行きかねるところも見られるかな(^^ゞ



AUTHOR: 猫よしお DATE: 02/21/2008 22:16:29 お世話になります。
ルプーのピアノ。
今聴くと懐かしいですね。
別にもう過去の人では、ないのですが。
メータの指揮もイマイチかな。
でもルプーのピアノには
おっしゃるように叙情的にリリシズムを感じます。
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ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」

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ベートーヴェンにして雄大な構想の楽曲。もともと献呈用に創られただけあって、アレンジはゴージャス。実際ベートーヴェンのピアノ協奏曲を一通り聴いたことは数えるほどしかないが、やはり第5番が私はお気に入りである。ベートーヴェンは、後述するソナタのように、内なる葛

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